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自由なひつじ達
ニュージーランドで、国民よりも多く生息しているひつじ。柵の反対側にいることもあれば、道を遮っていることもあります。自由なひつじ達をみているだけで癒されます。人慣れしているのか、あまり逃げません。
ロープを掴んでひとりずつ渡る、崩れかけの道
道の途中には、かなり狭く、少し崩れかけている崖沿いの道がいくつかあります。1箇所特に細いところは、ロープを掴んで、ひとりずつ渡るように案内のある箇所も。反対側からくる人もいるので、お互いに譲り合って渡りましょう。
2つの吊り橋
頂上からプケルア・ベイ側に、2箇所吊り橋があります。吊り橋は少しスリリングですが、しっかりとした橋で安心して渡れます。1度に渡れるのは5人までとなっているので注意。
間近を走る列車
線路のすぐそばを歩く道がいくつかあり、間近で列車をみられます。短めの車両で、色も鮮やかで写真映えします。線路には決して入らないように気をつけてください。
ここまでくれば、あとはプケルア・ベイ駅まであと少しです。道なりに歩き、住宅地を通り抜けます。
プケルア・ベイ駅
パエカカリキ駅のひとつ隣のプケルア・ベイ駅です。駅周辺に小さな公園がありますが、飲食店は少ないので、休憩はパエカカリキ駅周辺がおすすめです。
トレイルを歩く前の注意点
案内看板に書かれているように、パエカカリキ・エスカープメント・トラックを歩くときには、注意点がいくつかあります。気をつけて安全に歩きましょう。
- 犬を連れてはいけません
- 自転車には乗れません
- 焚き火はできません
- 馬には乗れません
- 緊急時は警察へ連絡しましょう。ニュージーランドの警察の番号は「111」です
- とても風が強いので、上着を着て行きましょう。風を避けられるような場所はありません
- 手すりのない階段が、たくさんあります
- 揺れの強い吊り橋があります
- 急勾配な崖を登るのに適した袖のついた服装、手袋などはありますか?
- 滑りにくい登山に適した靴を履いていますか?
- トイレはありません
- 水を持参してください(給水所は1箇所、頂上付近にあります)
- 小さなお子さんには向いていません。家族連れの際は、十分注意しましょう
- 線路には立ち入らないでください
ウェリントン駅からパエカカリキまでの行き方
ウェリントンからパエカカリキへの行き方は、電車と車の二通りあります。自家用車またはレンタカーで行く場合には、40-50分ほどかかります。
電車でいく場合、ウェリントン駅からカピティレーン(KPL: Kapiti Lane)を使って、パエカカリキ駅、もしくはプケルア・ベイ駅まで向かいます。所要時間は1時間ほど。ピカティレーンの時刻表はこちらより確認できます。ニュージーランドは区間で運賃を分けているので、どちらの駅で降りても同じ料金です。
往復で利用する場合は、1日フリー切符を購入することをおすすめします。ウェリントンからパエカカリキまでの区間は、ゾーン1-10に当たり、1日20ドル(1,280円)ほどです。バスの利用も含まれます。駅には改札がなく、車内で駅員が切符を確認します。
【おまけ1】ウェリントン駅の見どころ
ウェリントン駅は、ウェリントンのターミナル駅です。1937年建造の歴史ある建物で、ノスタルジックな雰囲気も漂うヨーロピアン調の建物がステキ。駅の前は庭園が整備され、花々が美しいです。
ウェリントン駅を始発にすべての旅客列車が動くため、早めに列車にのって待つ事もできますし、駅のなかを散策することもできます。駅の中には、コーヒーショップとNEW WORLDという地元のスーパーマーケットが併設されています。
どこかで聞いたことのある、ハリーポッターの9 3/4番線もこんなところに。クリーニング屋のユニークな店名です。
- プラットフォーム 9 3/4 ドライクリーナー
- ニュージーランド / その他スポット
- 住所:Wellington Railway Sta, Pipitea, Wellington 6011, New Zealand地図で見る
【おまけ2】パエカカリキまでの車窓からの眺め
ちなみに列車からの景色も最高です。自然豊かなニュージーランドを存分に楽しめます。テレビ番組『世界の車窓から』を実際に体験できますね。
1ニュージーランドドル(1NZD)は64円で計算しています。(2020年4月現在)