今や国際リゾート地にまで成長したニセコエリア。冬には世界一と言われるパウダースノーを求めて、世界中からスキーヤーやスノーボーダーが押し寄せて来ます。多言語飛び交う国際色豊かなニセコエリアですが、ゲレンデでしか楽しめないわけではありません!スキーやボードをしない人でも楽しめる冬のニセコの楽しみ方をドローンの動画付きでご紹介します!
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北海道の名峰、羊蹄山(ようていざん)を眺めよう!
倶知安町・喜茂別町・京極町・真狩村・ニセコ町にまたがってそびえ立つ北海道の名峰・羊蹄山は、日本の百名山にも選ばれている美しい秀峰です。完璧な円錐形に近いその姿が富士山によく似ていることから、蝦夷富士とも呼ばれています。
こちらの動画でご紹介したのは、京極町からニセコ方面を向いた時に見える羊蹄山の雄姿です。天気さえ良ければニセコ近郊ではどこからでも羊蹄山を望むことができるので、ぜひお気に入りのスポットを見つけて、その雄姿を写真におさめてみてください。
- 羊蹄山
- 京極町(虻田郡) / 自然・景勝地 / ツーリング
- 住所:北海道虻田郡京極町町地図で見る
- 電話:0136-22-1121(倶知安町役場)
- Web:http://www.town.kutchan.hokkaido.jp/tourism/yoteiz...
冬の一番のお楽しみ!雪見の露天風呂で癒やされよう!
ニセコ温泉郷はニセコ連山を囲むように点在しており、場所によってさまざまな泉質が楽しめるのが特徴的です。少し車を走らせるだけで、お湯の色やにおい、泉質・効能がまったく異なるので、湯めぐりしてみても楽しいでしょう。
ニセコエリアではいろいろな施設で利用できる「湯めぐりパス」を発行しています。家族やグループで共同利用することができ、有効期限は発行日から180日間もあるので、卒業旅行など大人数で訪れる場合や何度もニセコへ行く機会がある人にはとってもお得なパスです。
「湯めぐりパス」が利用できる施設から、雪見の露天風呂が楽しめる施設をいくつかご紹介しましょう。
①天気の良い日には羊蹄山も見える「ヒルトンニセコビレッジ」
薄緑色をしたナトリウム-塩化物泉は湯冷めしにくく、体の芯まで温まることができます。天気の良い日には正面に雄大な羊蹄山を望むことも。露天風呂の目の前には大きな池があり、数十匹はいるであろう鯉が悠々と泳いでいます。自家源泉で循環していないのも嬉しいポイント。開放感いっぱいの雪見の露天風呂です。
- ヒルトンニセコビレッジ
- ニセコ町(虻田郡) / ホテル
- 料金(目安):9,137円〜130,438円
- 宿泊時間:15:00〜12:00
- 住所:北海道虻田郡ニセコ町東山温泉地図で見る
- Web:http://hiltonhotels.jp/hotel/hokkaido/hilton-nisek...
②まるで浸かる化粧水!?「ニセコ温泉郷いこいの湯宿いろは」
手の届くところにこんもりと雪が積もっているこぢんまりとした露天風呂。外国人観光客も多く、筆者が訪れた日にも女性グループが楽しそうに雪だるまを作っていました。
「美肌の湯」を名乗っている全国の温泉は天然保湿成分のメタケイ酸含有量が50mg程度なのに比べ、こちらは248mgも含まれているのだそう。肌の表面をやわらかくして皮脂の汚れを落とす石鹸のような役割も果たすので、化粧水いらずのお湯と言われています。全国でも珍しいナトリウム-炭酸水素塩泉で源泉かけ流しのお湯が楽しめます。
- いこいの湯宿 いろは
- ニセコ町(虻田郡) / ホテル
- 料金(目安):15,660円〜53,740円
- 宿泊時間:15:00〜11:00
- 住所:北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ477地図で見る
- Web:http://www.niseko-iroha.com/spa/
③森の天空露天風呂が楽しめる「ホテル甘露の森」
ニセコ昆布温泉にあるこちらの温泉は2つの天空露天風呂があり、男女入れ替え制となっています(写真の露天風呂は男性11:00~22:15・女性22:30~翌9:00)。天空露天風呂の名のとおり、白銀に包まれたニセコの森を眺めながらの入浴が楽しめます。
無色透明のお湯はこちらも天然保湿成分のメタケイ酸を含んだやわらかい湯あたり。ほのかに香る硫黄のにおいにはリラックス効果もあるそうです。
- ニセコ昆布温泉ホテル甘露の森
- ニセコ町(虻田郡) / ホテル
- 料金(目安):12,425円〜66,371円
- 宿泊時間:15:00〜10:00
- 住所:北海道虻田郡ニセコ町字ニセコ415番地19号地図で見る
湯めぐりパスでは、ホテルや旅館の温泉施設ばかりではなくニセコ近郊の日帰り温泉施設も利用できます。ぜひいろいろと巡って、お気に入りのお湯を見つけてください!
ニセコならではのグルメを堪能しよう!
ニセコ近郊はじゃがいもをはじめ、野菜がとっても美味しいエリア。札幌からわざわざ買いに行くことも珍しくないくらい特筆すべき美味しさです。そんな地元の野菜をふんだんに使用した人気店をいくつかご紹介します。
①ラクレットが絶品!「ポテト イン パパ」
札幌から車でニセコへ向かう230号線沿いにある喜茂別(きもべつ)町のお店。チーズの断面を直火で温め、溶けたところをナイフなどで削いでジャガイモなどに絡めていただくラクレットが有名です。
チーズは本場スイスから直輸入したものを使用していますが、絡めて食べるじゃがいもは地元のものを使用。アツアツのチーズの美味しさもさることながら、じゃがいも自体が持つしっかりとした大地の味に驚かされます。こちらを訪れたならぜひとも味わってもらいたい一皿です。
店の後ろには天気が良ければ尻別岳が見えることも。羊蹄山と見間違える人がいるほど美しい形をした山で、遠近法により羊蹄山が2つ並んでいるように見える場所があり「双子羊蹄(ふたごようてい)」と称され親しまれています。
②ごろっと野菜が嬉しい「スープカレー&和Dining つばらつばら」
北海道を代表するご当地グルメとして認知されるようになったスープカレーを、ニセコで提供しているつばらつばら。地元で一番美味しいカレーとの呼び声も高く、曜日や時間帯によってはかなり混み合うことも。旨みが凝縮したスパイシーで濃厚なスープに、ごろっと大きな地元野菜の甘さがベストマッチな逸品です。
- スープカレー&和Dining つばらつばら
- 倶知安町(虻田郡) / ご当地グルメ・名物料理 / ランチ / カレー / スープカレー / ソウルフード
- 住所:北海道虻田郡倶知安町山田132-14地図で見る
- 電話:0136-23-1116
- Web:https://niseko-soupcurry.com/