ハワイ・オアフ島カネオヘ湾沖に、干潮時だけに現れるビーチ「サンドバー」。その希少さから“天使の海”“天国の海”と呼ばれるサンドバーですが、ツアーでなくては訪れることができません。おすすめツアーの全容を詳しくご紹介します!
この記事の目次表示
アーティストのPVでも有名な、ハワイ・カネオヘ湾の「サンドバー」
干潮時にだけ、海の中にぽっかりと出現するサンドバー(砂洲)。青い海と白い砂のコントラストが美しく、アーティストの浜崎あゆみさんのミュージックビデオ撮影でも使われたことから、ハワイの代名詞とも呼べる風景となりました。
このサンドバーが見られるのは、ハワイ・オアフ島の東岸カネオヘ湾の沖合。ホノルルからカネオヘ湾までは、車で1時間弱くらいの距離です。しかしサンドバーが出現する海域までは、チャーターボートでのアクセスが必須なため、ツアーでなくては訪れることができません。
ハワイの一大観光スポットとなったサンドバー。現在ではホノルル市内のホテル発着の日帰りツアーがたくさんありますので、現地予約でも大丈夫です。今回は筆者が利用した「オールハワイクルーズ」のツアー全容をご紹介します!
【9:30】集合場所はワイキキの主要ホテル。宿泊者以外でもOK!
筆者が集合場所に指定されたのは、「ハイアットリージェンシー ワイキキビーチ リゾート&スパ」の駐車ターミナル。筆者は近くのコンドミニアムに宿泊していましたが、指定ホテルの宿泊者でなくとももちろん利用できます。ツアー名を掲げたスタッフが、大きい声で呼び込みしているのですぐにわかりますよ。
市内5~6カ所のホテルでゲスト全員をピックアップし終えると、ガイドさんが英語で道中の案内を始めます。ホノルル市内からカネオヘ湾まではかなりの山道で、シダ植物が鬱蒼と茂る箇所を通過することも。ガイドさんによれば、この地が映画『ジュラシック・パーク』のロケ地になったそうで、納得です。
- ハイアット・リージェンシー ワイキキビーチ リゾート&スパ
- ホノルル / ホテル / リゾートホテル
- 住所:2424 Kalakaua Ave., Honolulu地図で見る
- Web:https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/hawaii/hyatt-reg...
【10:30】カネオヘ湾に到着。ボートは日本語ガイドが選択できることも
軽快なアナウンスと共に、小一時間であっという間にカネオヘ湾へ到着。ボートが発着する港「ヘエイア・ケア・ボートハーバー」はローカルな雰囲気で、釣り人を冷やかしながら乗船を待ちます。
この日はボートが2艘に別れ、英語か日本語がメインのガイドを選択できました。ツアー客の大半はやはり日本人でしたので、日本語サポートもあるのは助かります!(常時日本語ツアーがあるとは限りません)
【11:00】快晴の中、サンドバーが出現!
30分ほどボートで沖合に出ると、突然海の中に人影が見えてきます。他のツアーボートもたくさん停泊し、ここがまさに「サンドバー」!さっそくアンカーを下ろし、デッキの階段から直接海に下りるようアナウンスがあります。
この日は朝が一番潮が引いており、タイミング的にはギリギリで砂洲が海面に残っている状態。皆、めいめいに写真を撮り合った後(もちろんガイドさんも撮ってくれます)、海中散歩を楽しみます。海の中に“立っている”不思議な光景は、インスタ映えもバツグン!
ビーチボールサッカーや、水上ビーチバレーなどのアクティビティも
ガイドさんが砂洲にネットを張ってくれ、水上ビーチバレーを楽しむグループも。ビーチボールを持っていれば、サッカーもできますよ♪バシャバシャと水しぶきを上げながら、砂の上でボールを追いかけるのは結構ハードですが・・・
【12:00】船上でハンバーガーランチをいただく
小一時間ほどサンドバーでゆっくり過ごし、ランチは船の上でいただきます。スタッフがグリルでパテを焼き、アツアツをバンズに挟んでくれるハンバーガーは絶品!他にもベイクドビーンズやフルーツ、スナックなどもビュッフェ形式で食べ放題。ソフトドリンク付きですが、別料金(US$5/約550円)のビールを頼む方も。
- 出典:www.photo-ac.comできたてのハンバーガーをいただけるランチ♪(写真はイメージです)
【13:00】シュノーケリングスポットに移動中、ウミガメがお出迎え
ランチ後にシュノーケリングができるスポットへ向かう途中、ウミガメが出現!船を止め、しばしウミガメ観察&記念撮影タイムです。この日は3頭ほど見ることができましたが、この海域に住み着いているようで、同ツアーではほぼ100%の確率でウミガメを見ることができるそうです。
【13:15】透明度の高い海でシュノーケリングを満喫
スポットに到着し、50分ほどシュノーケリングを楽しみます。まだシュノーケルをくわえられない小さいお子さんでも、ライフジャケットを着て海でプカプカ浮きながら、たくさん魚を見られますよ♪
- 写真:かなたあきこ
- 出典:www.photo-ac.comハワイの海でシュノーケリング!(写真はイメージです)
【14:30】「ヘエイア・ケア・ボートハーバー」に帰港、一路ホノルルへ
14時半頃に、朝出航したカネオヘ湾の「ヘエイア・ケア・ボートハーバー」に帰港。バスに乗り換えてまた山道を通り、15時半にはホノルルへ到着。ツアー終了時間も遅すぎず、その後もショッピングやプールなどを楽しめるのも助かりますね。
必見!「サンドバー」ツアー予約前に準備すべきこと
「干満表」のチェックを忘れずに!
「サンドバー」ツアーを予約する前に、必ずチェックしたいこと。それは潮の干満時間です。干潮時でないと砂が海上に現れないため、潮が満ちている時間帯だとただの“浅い海”に・・・。せっかくツアーで行くのですから、ぜひベストなタイミングを狙いましょう。
干満をチェックするにはこちらのサイトが便利です。ツアーに参加したい日付を入力すれば、一日のうちでどの時間帯が干潮にあたるのか、分かりやすいグラフで表示されます。ツアーは毎日決まった時間に催行されるので、ぴったり干潮時に合わせるのは難しいですが、少しでも潮位が低い時間帯を狙うことをおすすめします。
スコールに注意!スマホやカメラは防水バッグへ
筆者はボートに乗船中、軽いスコールに襲われ、ボート2Fのデッキ席は一時水浸しに。荷物ボックスに入れたスマホを水没させるという、災難に遭いました。。ハワイは本当に天気が変わりやすいので、デッキ席は要注意です。ツアー参加前に、スマホやカメラを入れるための防水バッグを必ず準備しましょう。
【おわりに】
ハワイ・カネオヘ湾の「サンドバー」ツアー、いかがでしたか?英語のツアーに不安がある方は、日本語対応のツアーもたくさんあるので、色々調べてみてください。干満や天候などのタイミングに恵まれ、皆さんが夢のような景色に出会えますように!
- カネオヘ サンドバー
- オアフ島 / ビーチ
- 住所:Kaneohe Bay Kaneohe, HI 96744地図で見る