オアフ島といえばワイキキですが、たまには喧騒を離れて「古き良き時代のハワイ」を訪れてみませんか?サーファーのメッカとして有名な、島北部エリアのノースショア。サーフィン以外にも、オールドタウン「ハレイワ」の街歩きやウミガメに会えるビーチ、ガーリックシュリンプ屋台など、見どころはたくさん!ワイキキからレンタカーで行くのが一般的ですが、実は公共交通機関でもアクセス可。路線バス「The BUS」を乗り継いで、約2時間。なんと片道$2.5(約280円)でノースショアまで行けるんです!
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まずはアラモアナSCへ。ターミナルで【52】のバスに乗り換え
$2.5のノースショア・トリップの始まりは、ワイキキ郊外のアラモアナショッピングセンターから。ワイキキから路線バスを利用してアラモアナへ向かう方は、乗車時に必ず「トランスファープリーズ」と運転手に言って、トランスファーチケットをもらいましょう!
オアフ島の路線バスの運賃システムは「同一方向に向かう路線は、乗車距離にかかわらず$2.5均一」というユニークなもの。つまり引き返しさえしなければ、最大2回までの乗り換えが無料なんです。ホノルル→アラモアナ→ハレイワまで、2時間弱乗っても$2.5は破格!!
アラモアナSCのバスターミナルで探すのは【52番】のバス。これに乗れば、ノースショアの中心集落「ハレイワタウン」まで乗り換えなしでOK♪道中では、「ドールプランテーション」の広大なパイナップル畑も見られますよ~。
パイナップル畑を過ぎると、ハレイワまではもうすぐ。この白い橋が見えてきたらまもなく降車です。
実はオアフ島のバスは、日本のような「停留所名」が認知されていないことが多いのです。ガイドブックなどにも「停留所名」が載っていることはまれ。なんとなく「〇〇の前」「●●交差点の手前」といった感じで、覚えられているようです。
なので初めてバスを利用する際は、自分の行きたい「場所」をあらかじめ運転手に伝え、最寄りのバス停で知らせてもらうか、目星となる施設などを調べておくことが必要です。まあ、間違えたら少し歩けばいいだけですので、気楽に乗りましょう♪
ノースショアに到着!ハレイワタウンを楽しもう
“古き良きアメリカ”が現存する町、ハレイワ
昔懐かしい、オールドアメリカンな家並みが見えてきたあたりで下車。フォトジェニックなショップや看板が並び、歩いているだけでも楽しい町です♪有名なカキ氷屋「マツモトシェイブアイス」で、小休憩もいいですね。
なんともレトロ感たっぷりのマクドナルドも❤
ここハレイワは、ハワイ州の「景観保護地区」に指定されていて、新しい建物を建てる場合は厳しい基準があるのだとか。日本の京都と同じで、昔ながらの景観を守ろうとする努力が、この雰囲気を保っているのですね。
- マツモトシェイブアイス
- オアフ島 / スイーツ / シェイブアイス
- 住所:66-087 Kamehameha Hwy #605, Haleiwa, HI 96712地図で見る
- 電話:+1 808-637-4827
- Web:http://matsumotoshaveice.com/
ハワイ名物、ガーリックシュリンプを屋台で味わう♪
20分ほど歩くと、もう町のメインストリートはおしまい。次の目的地はガーシックシュリンプの屋台です!町の南側に何軒か屋台が固まっていて、食べ比べもできます♪(かなりボリューミーなので、実際はそう多くは食べられませんが・・・)
今回訪れたのは老舗の「ジョバンニ」↓。日本のTV番組で紹介されたこともある、超有名屋台です。車体に隙間なく描かれたサインが名物。
人気店なのでかなり待たされることもありますが、屋台の前のベンチに座ってのんびりと出来上がりを待つのもまた楽しい時間。オーダーから15分くらい待って、ようやく呼ばれました!
アッツアツの揚げたてシュリンプに、ガーリックがこれでもか!というくらいの存在感を放ちます。かなり油ギトギト系で、指が大変なことになるのでウェットティッシュは必携。エビの香ばしさと、ガーリックとオイルの三重奏が、まさに“旅の味”として残る逸品です!
- ジョバンニ ハレイワ店
- オアフ島 / 洋食・西洋料理
- 住所:66-472 Kamehameha Hwy, Haleiwa, HI 96712地図で見る
- Web:http://www.giovannisshrimptruck.com/
ラニアケアビーチを目指し、次は【55】のバスに
屋台を後にして、元来た道をぶらぶら戻りまた例の「白い橋」のたもとへ。今度乗るバスは【55】です。途中、ノースショアらしい光景にも出会えます。
この白い橋のたもとのバス停には小ぶりの屋根もあり、「停留所」っぽい雰囲気なのですが、中にはこんなバスストップも・・・!
電柱に看板のみ・・・(衝撃)。慣れていないと、見落としてしまいますので要注意です。
ちなみに、このようなバス停は当然時刻表など設置されているはずもなく・・・でもご安心を。オアフ島のバスシステムはかなりIT化が進んでおり、ネットワークにつながるスマホやタブレット端末があれば、時刻表や運行状況がすぐに検索できます☆