沖縄観光の最終日、午後のフライトを選択した場合は半日どうやって過ごそう?と悩む方も多いのでは。そんな時は那覇市のメインストリート、「国際通り」周辺で半日のプチ観光がおすすめです。3時間半で回れるモデルプランをご紹介!
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那覇市「国際通り」とは?
沖縄県の県庁所在地・那覇市にある、1.6kmほどの繁華街が「国際通り」です。第二次世界大戦で焼け野原となった沖縄が、戦後目覚ましい発展を遂げた“復興のシンボル”でもあり、全長がちょうど1マイル(1.6km)であったことから「奇跡のワンマイル」とも呼ばれています。
お土産屋さんや飲食店がひしめき合う国際通りは、昼夜を問わずいつもたくさんの観光客で賑わいます。那覇空港からはモノレールで20分弱で行けるため、乗り継ぎ便や帰りのフライトまでのちょっとした“すきま時間”にも観光が可能。
本記事では、元ダイバーで20回近く沖縄を訪れている筆者がおすすすめする、「国際通り」を中心とした観光モデルプランをご紹介します♪市場見学や陶芸体験、沖縄ならではのグルメなど、3時間半ほどで効率よく回れるコースは必見!
- 国際通り
- 那覇市 / 町・ストリート / 観光名所
- 住所:沖縄県那覇市牧志1地図で見る
- 電話:098-863-2755(受付時間:平日9時~17時)
- Web:https://naha-kokusaidori.okinawa/
【9:30】国際通りから「第一牧志公設市場」へアクセス
市場までのアーケード街もカオスで面白い
まずは国際通り沿いにある「ドン・キホーテ国際通り店」からスタート。すぐ脇の「市場本通り」の看板がある入り口から、アーケード街を進みます。多少古めかしいアーケード街ですが、ちんすこうなど定番の沖縄土産から、かりゆしウェア(沖縄のアロハシャツ)やサンドレス、琉球民謡のCDを売るショップなどが建ち並ぶ一大ショッピングスポットです。
アーケードの中は、香水屋の隣が八百屋だったり、サンゴのアクセサリーショップの脇で「ハブ酒」が売られていたりと、かなりカオスな状態です。東南アジアの雰囲気が好きな方は、すごく楽しめるはず!
目印は「公設市場入口」の看板!
アーケードはいくつかの筋に分かれますが、気の向くまま散策してみましょう。そのうち、頭上に「公設市場入口」と書かれた看板が見えてきますので、見つかった入口から中へ。入口は全部で11カ所もありますので、好きなところから入ってOK。サッシドアで仕切られた入口を、ためらわずにガラッと開けましょう。(中は空調していますので、開けたら閉めるのをお忘れなく)
【10:00】「第一牧志公設市場」内を探検
60年以上前から那覇市民の台所を支える“食の宝庫”
市場内部に入ると、アーケードとはまた違った独特の世界観が漂います。まさに“ザ・沖縄”といった感じで、本州では決して見ることのできない、珍しい食材がずらり。こちらの「第一牧志公設市場」は、県内の食材が一堂に集まる生鮮市場で、60年以上の歴史があり、昔も今も変わらず那覇市民の台所を支えてきました。
色鮮やかな魚介類に目を奪われる♪
特に目を引くのが、沖縄近海で獲れた色鮮やかな魚や貝!新鮮さがわかるピカピカの魚はとてもフォトジェニックで、観光客の目を楽しませてくれます。また精肉コーナーでは、豚の“顔”の燻製「チラガー」やブツ切りの「豚足」など、衝撃的な食材にも出会えます。
買った魚を、2Fの食堂で調理してもらえるサービスも
1Fの生鮮食品売り場で購入した魚介などを、2Fの食堂で調理してもらうこともできます。「持ち上げ」と呼ばれるこのサービス、少しお値段は張りますが、ここでしかできない貴重な体験です。時間に余裕があればトライしてみてください。
- 那覇市第一牧志公設市場
- 那覇市 / 市場・朝市 / 女子旅
- 住所:〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目10−1 那覇市第一牧志公設市場地図で見る
- 電話:098-867-6560
- Web:http://kousetsu-ichiba.com/