那覇市

【那覇】3時間半で回れる!「国際通り」半日観光プラン

取材・写真・文:

アメリカ在住
訪問エリア:41都道府県

2021年4月15日更新

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沖縄観光の最終日、午後のフライトを選択した場合は半日どうやって過ごそう?と悩む方も多いのでは。そんな時は那覇市のメインストリート、「国際通り」周辺で半日のプチ観光がおすすめです。3時間半で回れるモデルプランをご紹介!

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那覇市「国際通り」とは?

沖縄県の県庁所在地・那覇市にある、1.6kmほどの繁華街が「国際通り」です。第二次世界大戦で焼け野原となった沖縄が、戦後目覚ましい発展を遂げた“復興のシンボル”でもあり、全長がちょうど1マイル(1.6km)であったことから「奇跡のワンマイル」とも呼ばれています。

お土産屋さんや飲食店がひしめき合う国際通りは、昼夜を問わずいつもたくさんの観光客で賑わいます。那覇空港からはモノレールで20分弱で行けるため、乗り継ぎ便や帰りのフライトまでのちょっとした“すきま時間”にも観光が可能。

本記事では、元ダイバーで20回近く沖縄を訪れている筆者がおすすすめする、「国際通り」を中心とした観光モデルプランをご紹介します♪市場見学や陶芸体験、沖縄ならではのグルメなど、3時間半ほどで効率よく回れるコースは必見!

国際通り
那覇市 / 町・ストリート / 観光名所
住所:沖縄県那覇市牧志1地図で見る
電話:098-863-2755(受付時間:平日9時~17時)
Web:https://naha-kokusaidori.okinawa/

【9:30】国際通りから「第一牧志公設市場」へアクセス

市場までのアーケード街もカオスで面白い

まずは国際通り沿いにある「ドン・キホーテ国際通り店」からスタート。すぐ脇の「市場本通り」の看板がある入り口から、アーケード街を進みます。多少古めかしいアーケード街ですが、ちんすこうなど定番の沖縄土産から、かりゆしウェア(沖縄のアロハシャツ)やサンドレス、琉球民謡のCDを売るショップなどが建ち並ぶ一大ショッピングスポットです。

  • 写真:かなたあきこ沖縄の三味線「三線(さんしん)」も人気のお土産品

アーケードの中は、香水屋の隣が八百屋だったり、サンゴのアクセサリーショップの脇で「ハブ酒」が売られていたりと、かなりカオスな状態です。東南アジアの雰囲気が好きな方は、すごく楽しめるはず!

  • 写真:かなたあきこ南国らしい珍しいフルーツが並ぶ青果店

目印は「公設市場入口」の看板!

アーケードはいくつかの筋に分かれますが、気の向くまま散策してみましょう。そのうち、頭上に「公設市場入口」と書かれた看板が見えてきますので、見つかった入口から中へ。入口は全部で11カ所もありますので、好きなところから入ってOK。サッシドアで仕切られた入口を、ためらわずにガラッと開けましょう。(中は空調していますので、開けたら閉めるのをお忘れなく)

  • 写真:かなたあきこ

【10:00】「第一牧志公設市場」内を探検

60年以上前から那覇市民の台所を支える“食の宝庫”

市場内部に入ると、アーケードとはまた違った独特の世界観が漂います。まさに“ザ・沖縄”といった感じで、本州では決して見ることのできない、珍しい食材がずらり。こちらの「第一牧志公設市場」は、県内の食材が一堂に集まる生鮮市場で、60年以上の歴史があり、昔も今も変わらず那覇市民の台所を支えてきました。

  • 写真:かなたあきこ迷路のような市場を探検!

色鮮やかな魚介類に目を奪われる♪

  • 写真:かなたあきこ

特に目を引くのが、沖縄近海で獲れた色鮮やかな魚や貝!新鮮さがわかるピカピカの魚はとてもフォトジェニックで、観光客の目を楽しませてくれます。また精肉コーナーでは、豚の“顔”の燻製「チラガー」やブツ切りの「豚足」など、衝撃的な食材にも出会えます。

  • 写真:かなたあきこ
  • 写真:かなたあきこ

買った魚を、2Fの食堂で調理してもらえるサービスも

1Fの生鮮食品売り場で購入した魚介などを、2Fの食堂で調理してもらうこともできます。「持ち上げ」と呼ばれるこのサービス、少しお値段は張りますが、ここでしかできない貴重な体験です。時間に余裕があればトライしてみてください。

  • 写真:かなたあきこ
  • 写真:かなたあきこ「持ち上げサービス」を実施しているお店では、魚介の一番美味しい食べ方を提案してくれます
那覇市第一牧志公設市場
那覇市 / 市場・朝市 / 女子旅
住所:〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目10−1 那覇市第一牧志公設市場地図で見る
電話:098-867-6560
Web:http://kousetsu-ichiba.com/

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この記事を書いたトラベルライター

フリーランスライター
◆◆トラベルライターアワード 2018年上半期・2018年年間・2019年上半期
◆◆「国内記事部門 アクセストップ賞」三期連続受賞!
◆◆https://tripnote.jp/minna/award/2019/1



学生時代のダイビング、社会人からのトレッキングを経て、海も山もあらゆる旅行&アクティビティが好きです。過去には夫の海外勤務に帯同し、2年半ほどドイツ・ミュンヘンで暮らしたことも。どこまでも地続きであるヨーロッパの利点を活かし、休みのたびにいろいろな国や街へ強行ドライブ旅を敢行していました。(1歳・3歳の子連れで、土日でミュンヘン⇔ミラノ往復など無茶もしました・・・)
帰国後数年間の東京暮らしを経て、2021年夏からアメリカへ移住。アメリカならではの大自然を満喫するのが楽しみです!

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