旅先で現地の味を知ることは楽しみのひとつですね。今回はロシアのお土産として購入できる食べ物と、レストランでも注文できる定番の家庭料理をご紹介します。ロシア旅行の際にぜひ参考にしてください。
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おやつにもお土産にもおすすめのロシアの味
チョコレート「アリョンカ」
ソ連の雰囲気を漂わせるアリョンカチョコレートは、スーパーマーケットに置かれている率が高く、手軽に購入することができます。スタンダードですが種類豊富で、お値段も130円くらいから見つけられるだけでなく、見た目のインパクトもあるのでバラマキ土産に最適かもしれません。モスクワには「アリョンカ」の専門ショップやカフェもあるそうです。
奇跡のフルーツ「シーベリー」
シーベリーはシベリアやモンゴルなどの乾燥地帯で育つ植物で、小さなオレンジ色の実にはビタミン・鉄分・不飽和脂肪酸など200種類以上の豊富な栄養素が含まれています。女性におすすめの美容の果実として知られていますが、名前は地域によって異なるようで、オビルピーハ、シーバックソーン、チャツァルガン、サジーなどとも呼ばれています。
味はオレンジのようなさっぱり感にトロッとくる濃厚さがあり、アイスクリーム・ジュース・ジャム・お茶など加工食品をはじめ、冷凍になった実そのものも売られています。お値段も120円〜500円くらいのものが多いので、ロシアならではのお土産として喜ばれるのではないでしょうか。
種類豊富な「ハチミツ」
ロシアは蜂蜜の種類が多く、スーパーマーケットやギフトショップで見かけるほか、露店などでもさまざまなサイズのものがずらっと並ぶ様子が見られます。中には見慣れない品質の蜂蜜もあり、端から味見させてくれるお店もあるので、気になるものは口にしてみると面白いでしょう。
価格も安くサイズも豊富で、小さなものだと250円くらいで買えると思います。そのため自分用に購入するだけでなく、バラマキ土産にもいいかもしれません。
レストランでも食べられるロシアの定番家庭料理
真っ赤なスープ「ボルシチ」
ロシアの代表料理である「ボルシチ」は真っ赤な色が特徴のスープであり、野菜や肉などを煮込んで作る定番のメニューです。赤くなるのはビーツという野菜の色素であり、見た目はカブに似ていますが別の種類の野菜だそうです。
ビーツはマグネシウム、カルシウム、鉄、ビタミン、食物繊維などが豊富で、栄養価が高く女性にはおすすめの野菜です。ボルシチはカンタンにできる料理ですが、ビーツは日本にあまり売られていないため、やはり現地で楽しむのが一番ですね。スープの中にヨーグルトを入れると、可愛らしいピンク色に変化します。
いろんな具材が楽しめる「ピロシキ」
「ピロシキ」もロシアを代表する伝統料理のひとつで、小麦粉で作った生地の中に、ひき肉や野菜を入れて油で揚げる惣菜パンのような食べ物です。一般家庭ではオーブンで焼くことが多いようですが、そのスタイルも地域によって異なるようです。
パン屋やケーキ屋などでよく見かけるほか、レストランやカフェでも扱われていて、とてもポピュラーなメニューとして親しまれています。日本でも売られているので珍しくはないかもしれませんが、本場ロシアのピロシキと食べ比べてみると面白いでしょう。
ロシア風水ギョウザ「ペリメニ」
「ペリメニ」はロシア風の水ギョウザのような料理であり、小麦粉で作った皮にひき肉を包み、茹でたり焼いたりスープにして食べるのが主流です。ロシアでは皮も粉から練って作ることが多いので、モチモチした食感が好きな人にはおすすめだと思います。
味付けはさまざまですが、ギョウザのようにひき肉を皮で包むスタイルは、日本でも馴染みがあるので違和感なく口にすることができるでしょう。出来上がったペリメニにヨーグルトをかけると、ロシア風に仕上がります。