サンフランシスコ
サンフランシスコ観光
多国籍なカルチャーが入り混じるリベラルな都市

飲めなくても楽しめる!サンフランシスコのおすすめバー6選

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アメリカ在住

2018年3月19日更新

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【4】地下酒場で生演奏を堪能「Local Edition」

  • 写真:くー隠れ家のような地下酒場で大人なひとときを

サンフランシスコの目抜き通り、マーケットストリートの窓に飾られた大きな時計とタイプライター。バーというよりも会計事務所のような店構えですが、地下に降りるとムードは一変。1950年代のフィルムノワールの世界に迷い込んだような光景が広がっています。

「Local Edition」には新聞の「地方版」という意味合いがあり、バーのメニューはもちろん新聞風。壁やテーブルには色あせた新聞が展示され、客層もどこか紳士・淑女と呼びたくなるような趣きがあります。

  • 写真:くー夜が深まるにつれてバンドの演奏もフロアの熱気もどんどん高まっていきます

このバーの最大の魅力は夜な夜な繰り広げられるステージでの生演奏。ジャズオーケストラのスウィングに合わせて踊り始める熟年カップルも少なくなく、他のバーに比べて大人な夜が楽しめます。公式サイトでライブのスケジュールを確認の上、お出かけください。

ローカル・エディション
サンフランシスコ / 居酒屋・バー
住所:691 Market St, San Francisco, CA 94105地図で見る
電話:415-795-1375
Web:http://localeditionsf.com/

【5】観光の定番、夜景を見るなら「Cityscape」

  • 写真:くー「Cityscape Lounge」はすべての席が窓に面した特等席

世界有数の都市を訪れたのなら、誰もが憧れるのが「夜景を眺めながらの一杯」。サンフランシスコにも夜景が楽しめるバーがいくつも存在しますが、2016年にオープンした「Cityscape Lounge」は、高層ビルが連立するエリアから少し離れているため、広い視野でサンフランシスコ全体を見渡すことができます。

ヒルトンホテル・ユニオンスクエアの46階に設けられたバーは、東西の壁が全面ほぼガラス張りの大胆な設計。窓際の席が確保しにくい他のバーと比べ、窓に面した席が圧倒的に多いのが特徴です。

  • 写真:くー静かに景色を独り占めしたいなら、日没前に席を確保しましょう

西側の眺めはサンフランシスコのシンボルとも言えるゴールデンゲートブリッジやツインピークスのタワー、その向こうの太平洋まで見渡せるスケールの大きさ。東側は市内随一の高さを誇るセールスフォースタワーを中心にビジネス街の高層ビル群が目の前に広がり、近未来的な都会の夜景が堪能できます。

シティスケープ・ラウンジ
サンフランシスコ / 居酒屋・バー
住所:Hilton San Francisco Union Square, 333 O'Farrell Street, San Francisco, CA 94102地図で見る
電話:415-923-5002
Web:http://www.cityscapesf.com/

【6】海賊気分でラム酒に酔う「Smuggler's Cove」

  • 写真:くー海賊船に乗った気分が味わえる「Smuggler's Cove」

オフィスビルのような建物の無機質なドアを開けると、そこは海賊船。遊園地のお化け屋敷に似たチープさも魅力的に見えてしまう「Smuggler's Cove」は市内でも特に有名なバーで、週末は入り口に長い列ができることもあります。

海賊船をモチーフにした内装も人気の理由の一つですが、実はラム酒の品ぞろえに相当なこだわりを持つ本格派。サンフランシスコだけでなく国内や外国でも業界誌で特集が組まれるなど一目置かれています。

  • 写真:くーラム酒を使ったカクテルに定評があります

フルーツジュースを使ったトロピカルなカクテルは、お酒が苦手な人でも味見したくなるようなフレッシュな口当たり。グループで盛り上がりたいなら、水面に炎が上がる看板メニューの「Top Notch Volcano」を注文してみましょう。

スマグラーズ・コーブ
サンフランシスコ / 居酒屋・バー
住所:650 Gough Street, San Francisco, CA地図で見る
電話:415-869-1900
Web:http://www.smugglerscovesf.com/

バーに出かける際の注意事項

アメリカでは21歳未満の飲酒を厳しく取り締まっています。年齢確認の手順は店によって違いますが、一般的にはバーの入り口でID(身分証明書)の提示を求められます。中高年でもIDがないと入店できないことがあるのでパスポートや運転免許証を忘れずに携帯しましょう。

お酒が苦手な人でも楽しめるよう、多くのバーはノンアルコールのカクテルなどを用意しています。メニューに見あたらない場合は「このカクテルをアルコール抜きで」と頼むことも可能。手っ取り早く何か飲み物を注文したいなら、炭酸水やジンジャーエールあたりが無難です。

ドリンクの平均的な値段はカクテルが10〜20ドル(約1060円〜2120円)、生ビールが6ドル(約635円)前後、炭酸水やソーダ類は3ドル(約318円)前後。ワインやバーボン、ウイスキーなどは銘柄によってかなり違います。

何杯も注文するのならクレジットカードを預けておく方法もありますが、支払いはドリンクを受け取った時にカードか現金を渡すのが一般的。その際には15〜20%のチップを加算することもお忘れなく!

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この記事を書いたトラベルライター

サンフランシスコから離れられません
大学留学で渡米し、サンフランシスコに流れ着きました。寛容でリベラルで肩の力が抜けたところがツボにはまり、格差社会が叫ばれ家賃高騰が続く今も離れられずにいます。できるだけお金をかけずに楽しいことを探すのが趣味。定番の観光スポットだけでなく、サンフランシスコの現在形が体感できる情報をお届けしたいと思っています。
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