滋賀県といえば琵琶湖が有名ですね!広い湖に沈む夕日をじっくり見ていると、なんだか心が洗われます。そんな琵琶湖のある滋賀県では、どんな過ごし方がおすすめなのでしょうか?この記事では、大津市や草津市がある滋賀県南部に特化して4つご紹介いたします!
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【1】緑豊かな「石山寺」でプチハイキング
紫式部が『源氏物語』を思い付いたお寺
石山寺とは、滋賀県大津に位置し、琵琶湖から流れ出る瀬田川に隣接する、真言宗の大本山です。
平安時代、紫式部が新しい物語を作るために、石山寺に七日間参籠していたとされています。琵琶湖の湖面にうつる十五夜の名月から、『源氏物語』の構想を得たとされています。
圧倒的な緑の美しさに息をのむ
石山寺の魅力のひとつに、自然の美しさがあります。石山寺のすぐ近くには、伽藍山という山があり、四季により違う表情を見ることができます。
参拝のコースが整えられており、山を小さくぐるっと散策するような形になっているので、心地よくハイキングをすることができます。
趣のある木造建築に注目
石山寺本堂の創建は西暦700年代、奈良時代にまで遡ります。今では国宝に指定され、滋賀県内で最も古い木造建築とされています。
1079年の大火で焼失しましたが、1096年には再建されたという歴史があります。一目見ればその趣に圧倒されてしまいます。
本堂内は靴を脱いで歩けるようになっています。本堂の周囲を見渡してみると、緑一面でハッと息をのむ風景が広がっています。
- 石山寺
- 滋賀 / 寺 / 紅葉 / 観光名所 / パワースポット / 花畑(5月) / 花畑(6月) / 花畑(7月) / 桜の名所 / 縁結びスポット / あじさい名所
- 住所:滋賀県大津市石山寺1-1-1地図で見る
- 電話:077-537-0013
- Web:http://www.ishiyamadera.or.jp/
【2】郷土料理「ふなずし」に挑戦
「ふなずし」とは?
滋賀県の郷土料理に「ふなずし」というものがあります。滋賀県に行った際にはぜひ食して頂きたい伝統料理です。
琵琶湖でとれるニゴロブナ(卵を持ったメス)を塩漬けにし、ご飯と交互に重ね、数カ月~二年程度漬け込んだ、お魚の発酵食品です。
どこで食べられるの?
先述した石山寺の近くに「ふなずし」を提供しているお店があります。志じみ茶屋湖舟(しじみちゃやこしゅう)というお店です。
こちらのお店は、基本的には釜飯屋で、ランチのセットが充実しています。えび豆、赤蒟蒻、シジミの時雨煮など、「ふなずし」以外の滋賀県郷土料理も頂くことができます。以下の写真のセットは、1,850円です。
「ふなずし」はセットにはついてこないので、単品で注文しましょう!お値段は、1,000円です。その独特の匂いと発酵のすっぱさがくせになります。くせのあるものが好きな方は、きっと虜になってしまいます。
【3】「琵琶湖博物館」で知識をつける
どんな展示があるの?
琵琶湖博物館(通称びわ博)は、琵琶湖のほとりに位置する日本有数の総合博物館です。琵琶湖の地学、歴史、環境についての展示をはじめ、国内最大級の淡水の生き物展示があります。
展示量が多く、体験コーナーなども充実しているため、時間に余裕を持って行かれるとよいでしょう。お土産コーナーには、琵琶湖博物館オリジナルグッズなども販売されており、必見です!
駐車場からの景色も見逃せない
琵琶湖博物館の駐車場はとても広いです。道路を挟んだ向かい側はすぐ琵琶湖で、時間帯によっては、とても綺麗な夕日を見ることもできます。
開館時間:9時30分~17時(最終入館16時30分)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は開館・その他臨時休館有)
- 滋賀県立琵琶湖博物館
- 滋賀 / 博物館 / 子供が喜ぶ / 遊び場
- 住所:滋賀県草津市下物町1091番地地図で見る
- 電話:077-568-4811
- Web:https://www.biwahaku.jp/
【4】琵琶湖湖畔で夕日を眺める
夕日と山並みのコントラスト
琵琶湖のほとりで見る夕日は大変美しいです。たそがれてみたり、写真におさめてみたり、旅のお供と語らったりと、夕日とともに自由な時間を過ごせます。
琵琶湖博物館を出て、車を北に走らせていくと、琵琶湖マイアミ浜という浜辺が現れます。筆者はその近くのスペースで夕日を撮影しましたが、同じく写真撮影のため、訪れている方々を見受けました。足元は粒が粗めの砂で歩きやすいです。
紫式部も惚れ込んだ琵琶湖の景色にじっくりひたってみてはいかがでしょうか?
- マイアミ浜オートキャンプ場・ビワコマイアミランド
- 滋賀 / ビーチ
- 住所:滋賀県野洲市吉川3326地図で見る