島根
島根観光
全国から信仰を集める出雲大社や、世界遺産・石見銀山が有名

【島根】1日で全部回れる!松江市のおすすめ観光スポット15選&ざっくりタイムスケジュール

取材・写真・文:

茨城在住
訪問エリア:37都道府県

2018年12月7日更新

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写真:菊地早秋

島根県松江市街地のおすすめ観光スポットをご紹介します。宍道湖(しんじこ)を中心に栄えている町の魅力がたっぷり!朝から夜まで丸一日かけて、充実の松江観光を楽しんでみませんか?

この記事の目次表示

松江市の概要

松江市は、島根県東部に位置し、宍道湖(しんじこ)や中海(なかうみ)が連なる、水景が美しいエリアです。県庁所在地でもあります。

川が町中を流れ、暮らしに溶け込んでいることから「水の都」とも呼ばれています。「出雲縁結び空港」から連絡バスで約40分、鳥取県の「米子鬼太郎空港」から在来線で約1時間半と、アクセスしやすい観光地です。

  • 写真:菊地早秋「水の都」松江市
  • 写真:菊地早秋宍道湖と松江の町並み

また小説家・民俗学者の小泉八雲(こいずみやくも)が在住していた地域でもあります。小泉八雲は、「雪女」や「ろくろ首」など、日本の様々な妖怪が登場する物語『怪談』を執筆したことで有名です。彼は宍道湖をはじめ、自然豊かな松江の暮らしを愛しました。日本人の自然観や審美観を強く感じた場所であるとも言い伝えられています。

移動手段は「堀川めぐり」がおすすめ

観光中の移動手段は、終日何度も乗降自由な「堀川めぐり」という船が便利です。「堀川めぐり」は、簡単にお伝えすると、バスの船バージョンというイメージです。

全長約8メートル、幅約2メートルの小船で、松江城の周囲(コース全長3.7キロメートル)を約50分かけて走っています。チケットを1回買えば一日何度でも乗り放題で、15分間隔で出航しています。好きな乗船場で乗降可能です。料金もリーズナブルで、優しいガイドさんも付いているので、いいことづくめです!

  • 写真:菊地早秋堀川めぐり中に見えた松江城(写真中央)

靴は脱いで座るようになっていて、冬にはお布団まで用意があります。途中、橋の下をとおる際には、船の屋根が下がる仕組みになっています。まるでテーマパークのアトラクションに乗っているような気分を味わうことができます。

  • 写真:菊地早秋まるでジャングルクルーズ
  • 写真:菊地早秋橋の下も通ります

乗船場は三か所(カラコロ広場乗船場、大手前広場乗船場、ふれあい広場乗船場)あります。それぞれの乗船場にチケット売り場がありますので、一番最初に乗る際にチケットを購入しましょう。チケットは一度購入すれば終日そちらを使いまわせます。なお詳しいルート・乗船場のマップはこちらをご覧ください。

  • 写真:菊地早秋カラコロ広場乗船場
  • 写真:菊地早秋大手前広場乗船場(写真正面)
  • 写真:菊地早秋ふれあい広場乗船場
ぐるっと松江堀川めぐり
島根 / 乗り物 / 観光名所
住所:島根県松江市黒田町507-1地図で見る
電話:0852-27-0417
Web:http://www.matsue-horikawameguri.jp/
以下よりご紹介する、15か所の各スポットに「堀川めぐり」情報の記載がない限り、徒歩で移動をしています。実際に筆者がめぐったコースでありますので、タイムスケジュールもご参考にして頂ければと思います。

【1】9:30 宍道湖大橋

宍道湖大橋は、大橋川(おおはしがわ)にかかっている橋です。大橋川とは、宍道湖と中海(なかうみ)、二つの湖の中間に位置する川です。この宍道湖大橋から、朝の宍道湖鑑賞ができます。

  • 写真:菊地早秋宍道湖大橋

湖いっぱいに朝霧が広がり、幻想的な景色を見ることができて、大変おすすめです。たくさんの水鳥たちも泳ぎだして、一日の始まりを感じます。また、宍道湖では二日に一度、シジミ漁が行われており、その様子を見ることもできます。

  • 写真:菊地早秋宍道湖大橋から見る朝霧
  • 写真:菊地早秋水が透き通っています
宍道湖大橋
島根 / その他スポット
住所:島根県松江市伊勢宮町 宍道湖地図で見る
電話:0852-27-5843

【2】10:40 小泉八雲記念館

先述した「堀川めぐり」を利用してアクセス可能です。10:00頃「カラコロ広場乗船場」発→「ふれあい広場乗船場」で降ります。

松江観光で外せないスポットといえば、こちらの記念館です。雪女、ろくろ首など、日本の妖怪にまつわる物語『怪談』を執筆した小泉八雲(こいずみやくも)の生涯が、詳しくパネル展示された記念館となっています。

音声でちょっぴり怖い怪談話を聞けるコーナーもあったりと、たっぷりと小泉八雲の世界に浸ることができます。建物2階にはライブラリーが用意されており、関連書が多数揃っています。

  • 写真:菊地早秋小泉八雲記念館
  • 写真:菊地早秋館内は写真撮影不可でした

小泉八雲(1850~1904年)について少しご紹介します。本名をパトリック・ラフカディオ・ハーンといい、ギリシャ西部のレフカダ島で生まれました。

ジャーナリストとして、様々な地域の取材や執筆活動を行うさなか、ニューヨークで読んだ英訳『古事記』が彼を魅了します。それをきっかけに来日を意識するようになり、1890年4月にようやく日本へと足を踏み入れます。8月には松江で英語教師となり、その後も熊本、神戸、東京などで仕事を積みました。

結婚相手は松江の士族の娘であった小泉セツです。著書『怪談』が生まれたのは、この妻が、昔から伝わる地域の妖怪話を何度も聞かせており、そこからヒントを得たからだとされています。

自然災害が多い風土が、国民性に与える影響に強い関心を持ち、日本人の自然観や審美観(美醜を見極める力のこと)に惹かれていたのだとか。松江のシンボル、宍道湖の夕陽を見ていると、不思議とその気持ちが分かるような気がしますよ。

小泉八雲記念館
島根 / 博物館・美術館
住所:島根県松江市奥谷町322地図で見る
電話:0852-21-2147
Web:https://www.hearn-museum-matsue.jp/

【3】11:20 そば処「八雲庵」

「小泉八雲記念館」から、徒歩数分の場所に位置するおそば屋さんです。人気があり、常に混雑しているため、早めの訪問がおすすめです。日本庭園が美しく、広い敷地で営業されています。

  • 写真:菊地早秋八雲庵入り口
  • 写真:菊地早秋日本庭園も見どころ

名物は「出雲割子そば」。割子そばとは、出雲地方独特のそばで、お弁当箱のように外に持ち運んで食べたとされるものです。そのため、そばはいくつものお椀に分けて、重ねて入れられています。一段一段に入っている薬味が異なり、様々な味わいを楽しむことができます。濃いめのつゆを少量ずつかけて頂くのが通常の食べ方です。

  • 写真:菊地早秋店内の様子

筆者は、五色割子そば(1,350円)を頂きました。五色とは薬味を指します。葉わさび、なめこ、山菜、うずらの卵、大根おろしの五種類を楽しめます。お椀のフタを開けると、次々と新しい薬味が出てくるため、食べることが楽しくなること間違いなしです。

  • 写真:菊地早秋5段全てにおそばが入っています
  • 写真:菊地早秋割子そば(葉わさびの段)
  • 写真:菊地早秋割子そば(なめこの段)
そば処 八雲庵
島根
住所:島根県松江市塩見縄手308地図で見る
電話:0852-22-2400
Web:http://www.yakumoan.jp/

【4】12:00 小泉八雲旧居(ヘルン旧居)

文学者・小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)が、松江で暮らしていた約1年3か月のうち、約5か月間住んだとされる屋敷です。

もとは、根岸家という旧松江藩士の武家屋敷でした。家主の根岸氏が出雲地方で暮らしていたため、こちらは空家となっていました。「庭のある侍の屋敷に住みたい」という八雲の希望を聞いて、屋敷を貸すことになったのだとか。

  • 写真:菊地早秋屋敷の様子

屋敷は1868年に造られたもので、庭は枯山水の鑑賞式庭園となっています。規模は小さいですが、屋敷の周囲にはめいっぱいの草木が丁寧に植えられていて、高い評価を受けているそうです。自然の山水を絡めた庭は小泉八雲の著書『知られざる日本の面影』のなかでもその魅力が書かれています。

ちなみに館内の撮影は自由に行えます。日がよく当たる屋敷なので、縁側でゆったりとした時間を過ごすことができます。

  • 写真:菊地早秋自然の山水を絡めたデザインの庭
  • 写真:菊地早秋八雲の精神性もうかがえる
小泉八雲旧居
島根 / 建造物
住所:松江市北堀町315地図で見る
電話:0852-23-0714
Web:http://www.matsue-tourism.or.jp/kyukyo/

【5】12:20 塩見縄手

塩見縄手とは、簡単に言うと道路です。城下町では、縄のように長く伸びた道路のことを縄手と呼んでいます。この縄手に、かつて塩見氏という町奉行が居所を構え、大層栄えた家柄であったため、それをたたえて、「塩見縄手」と命名することになりました。

  • 写真:菊地早秋塩見縄手には、かつての武家屋敷が立ち並ぶ

松江市伝統美観指定地区に選ばれています。武家屋敷の遺構としては、全国有数のものだそうで、今でもその名残を楽しむことができます。「日本の道百選」にも選定されています。ここまでご紹介してきた、【3】【4】【5】のスポットが塩見縄手に位置しています。

  • 写真:菊地早秋川から見た「塩見縄手」の様子
塩見縄手
島根 / 町・ストリート / 観光名所
住所:島根県松江市奥谷町など地図で見る

【6】12:40 松江城

松江城は、松江観光の中心地に位置しています。堀に囲まれた城はひときわ存在感があります。国宝松江城天守は、全国に現存する12天守のひとつなのだとか。平面規模では全国第二位、高さでは全国第三位の規模を誇ります。平成27年には国宝に指定されています。

  • 写真:菊地早秋松江城

下から見上げるお城はダイナミックで、迫力があります。天守閣からは、松江の様子が360度見渡せます。外観は4重、内部は5階と地下1階の構造です。てっぺんまでひたすらに階段を登り続けますが、城内の階段は幅が狭く、段差もあるためご注意下さい。

  • 写真:菊地早秋天守の様子
  • 写真:菊地早秋天守から見た宍道湖
  • 写真:菊地早秋宍道湖と反対側の町の様子
松江城
島根 / 建造物 / 観光名所
住所:島根県松江市殿町1-5地図で見る
電話:0852-21-4030
Web:http://www.matsue-tourism.or.jp/m_castle/

【7】13:20 松江神社

松江城の敷地内にある神社です。松平直政公を御祭神としています。彼は、徳川家康公の孫にあたり、松江松平家の元祖とされています。家業繁栄、厄除開運、交通安全のご加護が顕著なスポットです。

  • 写真:菊地早秋松江神社の御朱印には徳川家のモチーフ「三つ葉葵」が使われる

砂利が丁寧に敷かれていて、さっぱりした雰囲気の神社です。松江城へ行かれる際はぜひ立ち寄ってみて下さい。

  • 写真:菊地早秋松江神社境内の様子
松江神社
島根 / 社寺・教会
住所:島根県松江市殿町1番地図で見る

【8】14:20 カラコロ工房

先述した「堀川めぐり」を利用してアクセス可能です。13:45頃「大手前広場乗船場」発→「カラコロ広場乗船場」で降ります。

カラコロ工房とは、2015年にリニューアルオープンしたばかりの様々な雑貨屋さんが集結した複合施設です。昭和初期に建設された、旧日本銀行松江支店を活用し、外観は当時のまま使われています。建物内は吹き抜けで、かつての銀行窓口がそのままあったりと、銀行時代の名残が感じられます。

  • 写真:菊地早秋外観
  • 写真:菊地早秋かつての銀行窓口
  • 写真:菊地早秋旧日本銀行松江支店をリノベーション

ハンドメイドの雑貨屋さんやお洋服屋さんが多く、女子に人気の高いスポットです。屋外には休憩スペースも設けられており、長居ができるようになっています。

  • 写真:菊地早秋おしゃれな雑貨屋さんもある
カラコロ工房
島根 / 体験・アクティビティ / お土産 / 観光名所
住所:島根県松江市殿町43地図で見る
電話:0852-20-7000
Web:http://www.karakoro-kobo.com/

【9】14:50 御朱印帳専門店しるべ・松江店

常時100種類以上の品揃えという御朱印専門店です。松江店のほか、出雲大社店があります。店内のスペースは狭いですが、壁一面に御朱印帳が並びます。シンプルなものから、柄物まで様々なデザインが揃っています。

こちらのオリジナル御朱印帳は布の印刷や製本を国内で行っているそうです。御朱印帳は、筒状になっていて、両端にのりづけをする過程があるため、機械では製作できず、一冊一冊が手作業で仕上げられているのだとか。

  • 写真:菊地早秋「御朱印専門店しるべ松江店」内観
  • 写真:菊地早秋御朱印帳一例
  • 写真:菊地早秋御朱印帳一例

人気ナンバーワンは、出雲大社とウサギが表現してある、ピンク基調の御朱印帳だそうです。松江市のお隣にある出雲市は、因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)の逸話で有名です。ウサギモチーフの雑貨やウサギにまつわる場所が多数あります。また御朱印帳巾着など、珍しいアイテムも取扱っています。

  • 写真:菊地早秋人気ナンバーワンの商品
  • 写真:菊地早秋御朱印帳だけでなく巾着なども販売
御朱印帳専門店しるべ 松江店
島根
住所:島根県松江市末次本町110カラコロ広場西棟北側地図で見る
電話:0852-25-6687
Web:http://www.goshuincho.jp/

【10】15:30 白潟公園(しらかたこうえん)

宍道湖沿いに位置する長細い公園です。宍道湖の様子をよく見ることができます。ベンチもあります。晴れの日には、景色を遠くまで見通せて、気持ちの良い散歩道です。宍道湖にまつわるマメ知識が記載されたパネルがあちこちに飾ってありますので、ぜひチェックしてみて下さい。

  • 写真:菊地早秋日中の様子
  • 写真:菊地早秋公園内のパネルが楽しい

早朝に訪問すると、朝霧がかかっており、神秘的な景色を堪能することができます。もちろん夕刻も宍道湖の美しい景色を眺めることができます。

  • 写真:菊地早秋白潟公園と宍道湖の朝霧
  • 写真:菊地早秋夕刻の白潟公園
白潟公園
島根 / 公園・動植物園
住所:島根県松江市灘町地図で見る
電話:0852-27-5843

【11】15:40 島根県立美術館

宍道湖畔に位置する、「水との調和」がテーマの美術館です。世界的な建築家・菊竹清訓(きくたけきよのり)氏がデザインした設計です。ガラス張りで人気のロビーは無料で入場可能です。作品展示を鑑賞する際には料金がかかります。

  • 写真:菊地早秋「島根県立美術館」外観
  • 写真:菊地早秋ロビーやギフトショップだけであれば無料で入館可
  • 写真:菊地早秋水との調和がテーマ

美術館周辺には公園もあり、まさに自然と調和した世界観を感じ取ることができるスポットです。夕日鑑賞の時間帯は特に混雑します。

  • 写真:菊地早秋宍道湖が目の前
島根県立美術館
島根 / 博物館・美術館 / 観光名所
住所:島根県松江市袖師町1-5地図で見る
電話:0852-55-4700
Web:http://www.shimane-art-museum.jp/

【12】16:40 宍道湖夕日鑑賞スポット「とるぱ」

宍道湖は、松江市と出雲市にまたがる湖です。東西約17キロメートル、南北約6キロメートル、周囲長47キロメートルで、湖面積の約半分が水深5メートル以上です。

地面は水平になっているところがほとんどです。お隣にある湖・中海(なかうみ)や、川を介して海と繋がっています。そのため淡水湖ではなく、汽水湖(海水と淡水が入り混じっていること)となっています。

  • 写真:菊地早秋淡水と海水が混じった汽水湖(きすいこ)

夕暮れ時の宍道湖は、素晴らしい景色です。これぞ島根!というお写真を撮りたい方や絶景を見たい方は、夕日鑑賞スポット「とるぱ」という場所がおすすめです。「とるぱ」とは、湖沿いを歩ける遊歩道や、夕日鑑賞にぴったりな腰掛けがあるスポットです。

  • 写真:菊地早秋「とるぱ」へと続く宍道湖沿いの道
  • 写真:菊地早秋「とるぱ」から撮影した宍道湖の夕日

宍道湖に浮かぶ小さな島・嫁ヶ島(よめがしま)がよく見えます。湖畔に佇むお地蔵さま・袖師地蔵(そでしじぞう)も人気があります。夕方になると「とるぱ」一帯は、三脚をたてた本格的なフォトグラファーでいっぱいになります。

  • 写真:菊地早秋嫁ケ島(写真左)
  • 写真:菊地早秋袖師地蔵(そでしじぞう)

日の入り前~日の入り後まで空の色、湖に反射した光の様子が同じことはなく、一瞬一瞬のすべてが違う表情で、美しい眺めです。筆者は11月上旬に訪問しましたが、16時45分~17時10分の間で、日の入りを見届けました。季節によって日の入りの時刻が異なりますので、事前に要チェックです。

宍道湖
島根 / 自然・景勝地 / 観光名所
住所:島根県松江市、出雲市地図で見る
宍道湖夕日スポット
島根 / 自然・景勝地
住所:島根県松江市袖師町地図で見る
電話:0852-27-5843

【13】18:00 郷土料理の店「川京」

松江市街地でおすすめのディナーといえば、「川京(かわきょう)」です。地酒と郷土料理のお店で、ご家族経営をされています。皆さんの人柄がとてもユニークで、楽しくお食事の説明をしてくれます。

食べログ評価も非常に高く、2018年11月現在「トップ5000」入りを果たしています。カウンター席が数席しかないため、数週間前には予約必須です。店内は、アットホームなあたたかい雰囲気となっています。

  • 写真:菊地早秋「川京」外観
  • 写真:菊地早秋カウンター席のみの店内

おすすめは「おまかせ郷土料理Bコース」(3,980円税抜き/1人)です。宍道湖で採れる季節の食材をふんだんに使用した充実のコース内容となっています。

  • 写真:菊地早秋メニュー表の一部(おすすめはBコース)

川京名物「うなぎのタタキ」、「おたすけシジミ」もコース内に盛り込まれています。鰻をかば焼き以外で頂けるのは、大変珍しいのではないでしょうか。ほどよい歯ごたえと、生姜の香りがマッチして、贅沢な一品です。シジミ料理は宍道湖で採れたものです。甘辛いあんと絡み合ったシジミは、臭みも全くなく、普段苦手な方でも抵抗なく口に運べる美味しさです。

  • 写真:菊地早秋名物「おたすけシジミ」は甘辛い味付けで食べやすい
  • 写真:菊地早秋「うなぎのタタキ」は歯ごたえがあって美味

お酒類も豊富です。筆者が訪問した日には、入荷したての「奥出雲のどぶろく」(600円税抜き/1杯)がありました。ほんのり甘く、お米の粒々感がたまらないどぶろくです。地元産焼酎「いそっこ」(600円税抜き/1杯)は、海藻の香りがする焼酎ということで、大変珍しいお酒です。海苔をおともに頂くのが、おすすめなのだとか。大人な味です。

  • 写真:菊地早秋奥出雲のどぶろく
  • 写真:菊地早秋海藻焼酎「いそっこ」

極め付けは、川京特製「宍道湖のしじみ割焼酎」(600円税抜き/1杯)です。しじみエキスとシジミで割るあたたかい焼酎です。シジミ独特の香りが焼酎と合わさって、渋いお味に仕上がっていました。少し濁っています。シジミは肝臓を労わる栄養素が入っているため、ありがたいお酒ですね。

  • 写真:菊地早秋しじみ割焼酎にはしじみエキスが入っているそうです
  • 写真:菊地早秋お刺身は津和野産の柚子胡椒で頂きます
川京
島根
住所:島根県松江市末次本町65地図で見る
電話:0852-22-1312

【14】20:00 おでん「やまいち」

本格おでんのお店です。2018年11月現在、食べログで3.58という高評価を獲得されています。店内は、レトロな雰囲気で、カウンター席とお座席と分かれています。元気のよい女性陣たちが、威勢よく注文を取ってくれたり、お料理を作ってくださいます。人気店のため、事前予約をしてからの訪問が確実です。

  • 写真:菊地早秋レトロな店内

おでんは様々な具材があり、好きなものを好きなだけチョイスできる仕組みです。つゆは、ダシの香りがよく効いていて、ほんのり塩っぽさがあるだけで、本格的なおでんであることを感じさせます。

筆者は、キスのつみれ、大根、お豆腐、春菊、巾着を注文しました。特におすすめなのが、巾着です。しめじ、エノキ、タコ等の具材がぎっしり詰まっています。外側は、ふわんふわんの厚揚げで、かんぴょうで閉じてあります。

  • 写真:菊地早秋ダシの味が本格的なおでん
  • 写真:菊地早秋必ず食べて欲しい「巾着」

メニュー表がなく、壁にかかっているメニューにも金額の表記がないので、明確にひとつひとつの値段は分かりませんでした。筆者はおでんの他、納豆茶漬けも頂いて、ちょうど2,000円でした。ご参考にしてみて下さい。納豆茶漬けは、ひきわり納豆がたっぷりとのっていて、周囲には海藻が添えられています。しょうゆとダシの味が体にしみる一品でした。

  • 写真:菊地早秋メニューの一部(お値段表記がないです)
  • 写真:菊地早秋締めには納豆茶漬け
やまいち
島根
住所:島根県松江市東本町4-1地図で見る
電話:0852-23-0223

【15】21:00 パスタファクトリー「オルタッジョ」

松江京店商店街」に位置するイタリアンのお店です。お酒だけ飲んで、一日を締めたいという方にもぴったりな雰囲気です。もちろんパスタやピザなどのお食事類も豊富です。

店内は洋風なデザインで、カウンター席とテーブル席があります。筆者はマルゲリータ(1,300円/26センチMサイズ)を注文しました。手作りの生地を高温窯で焼き上げたというピザは、ふわふわの耳が特徴で、中央にはたっぷりのトマトソースが使われています。

  • 写真:菊地早秋マルゲリータ

しっとりとした店内で、一日の振り返りをしてみるのもいいかもしれません。営業時間に関して、月~土曜は22時30分までですが、日曜祝日は21時までとなります。ご注意ください。

  • 写真:菊地早秋洋風でおしゃれな店内
  • 写真:菊地早秋メニューの一部

ちなみにオルタッジョがある「松江京店商店街」とは、お宿、飲食店、雑貨店などが立ち並ぶ商店街で、おしゃれな雰囲気のお店が多いです。

  • 写真:菊地早秋夜の松江京店商店街

同じ道沿いには「茶町商店街」もあります。

「茶町商店街」の名前の由来は、松江城築城の時代にまでさかのぼります。築城の際に、巨石を引き上げた場所が、今の商店街あたりだったそうです。工事で働く人々を励ますために、餅茶屋を四か所つくりました。そこでは女中達がお餅や、お湯を振る舞ったことから、「茶町」と呼ばれるようになったのだとか。

こちらにも素敵なお店がたくさんありましたので、ぜひお気に入りのお店を発掘してみて下さい。

パスタファクトリー オルタッジョ
島根
住所:島根県松江市末次本町82地図で見る
電話:0852-28-0101
Web:http://brocs-industry.com/4

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この記事を書いたトラベルライター

新しい世界に溶け込んで
こんにちは。ライターの菊地早秋(きくちさき)と申します。旅が大好きでこれまで訪れた場所は、国内37都道府県、海外は東南アジアを中心に12か国です。取材は必ず自らの足で趣き、目で見て感じて、耳で聞いたことを大切に、記事に盛り込むようにしています。読者の方に少しでもへえ~と思ってもらえるような、また、紹介される地域やお店の方々のパッションをできるだけ汲んだ記事をお届けしたいと思います。

【よくある執筆ネタ】
・名水/湧水/ネイチャースポット
・郷土料理/食文化/一次産業/地元で頑張る飲食店

【得意な学問領域】
・環境社会学(大学4年間とその後も模索中。自然環境と人類の共存的なおはなし。)
・栄養学(民間資格保持。美味しいもの大好き。)

【tripnote以外でのライティング】
・足立区発ローカルフリーペーパー「銭湯といえば足立」連載ライター
・instagram「#さきが届けるセンスオブワンダー」のハッシュタグのもとエッセイを更新

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