三重県にある【伊勢志摩エバーグレイズ】は “アメリカン” なアウトドアが楽しめるリゾート施設!テント、キャビン、グランピング、その他にも様々なアクティビティが楽しめます。宿泊施設は大人気でなかなか予約は取れませんが、日帰りBBQでも、その楽しさを満喫できますヨ♪
この記事の目次表示
「伊勢志摩エバーグレイズ」とは?「アメリカン」と謳うワケは?
【伊勢志摩エバーグレイズ】は、その名の通り伊勢志摩にあります…と一言で言っても伊勢志摩も広く、正確に言うと、牡蠣や真珠貝の養殖が盛んな 的矢湾 の内湾、「伊雑ノ浦(いぞうのうら)」 に面しています。
でも「エバーグレイズ = Everglades」といえば、アメリカ国内の最大級の湿地帯「エバーグレイズ国立公園」。その名がついているとは、一体全体どういうことなのでしょうか?
フロリダ南部にある「エバーグレイズ 国立公園」とは?
アメリカでは、ユネスコ世界遺産に登録されるより、アメリカ国立公園に認定される方が誇りだ!と言われていますが、その1つが1934年に認定された フロリダ州南部 にある「Everglades National Park エバーグレイズ国立公園」です。(ユネスコ世界遺産には1979年に登録)
フロリダというと、マイアミ、タンパ、ジャクソンビル、キーウエスト といった都会やビーチを思い浮かべますが、フロリダ半島南部のほとんどは亜熱帯の広大な湿地帯。国立公園に指定されているのも、湿地帯全体のたった20%と言われています。
この国立公園の主な目的は「湿地帯と、そこに生きる野生生物を保護すること」。フロリダでは、 都市化、土壌汚染、水質汚染、海洋汚染 などが進み、多くの「種」が絶滅…。今でもこの湿地帯に生きる多くの「種」が絶滅危惧種であると同時に、野生動物の宝庫でもあります。
そんな【エバーグレイズ国立公園】と、【伊勢志摩エバーグレイズ】の環境は、共通点があるというのです。
【伊勢志摩エバーグレイズ】は「伊勢志摩国立公園」の一角
【伊勢志摩エバーグレイズ】のある場所は、海から続く内湾ではありますが、一方で伊勢神宮の森から湧き出る清流を源とする 湿地帯 が広がっており、この辺りも「伊勢志摩国立公園」の一角です。
「伊勢志摩国立公園」というと、リアス式海岸といった海の要素が強いイメージですが、この特異な湿地帯は、野鳥や水生生物の宝庫で、メダカやトンボ、約50種類を超えるカモやサギなどの野鳥が生息し、県内有数の渡り鳥の飛来地としても有名なんだそう。
そして、日本の国立公園として指定されたということは、「この自然を守ろう」ということ。この考え方が、アメリカの【エバーグレイズ国立公園】多くの共通点が見られる、と言うことで、【伊勢志摩エバーグレイズ】と言う名になったのですね。
とっっても充実した施設!
近年よく聞かれるようになった グラマラス(魅惑的)+ キャンピング という造語「グランピング」とともに、アウトドアにも注目が集まって来ていますが、【伊勢志摩エバーグレイズ】は、様々な楽しみ方ができるアウトドア施設が整っています。
日帰りBBQができる「デイキャンプ リゾートデイ」
デイキャンプ 、すなわち日帰りでもBBQが楽しめます。今回、筆者が利用した施設でもあり、また後ほど詳細をご紹介しますが、基本使用料が 大人1人 1,800円 とは思えないくらいの充実さです。
宿泊スタイルもいっぱい!
宿泊スタイルは、主に3つ、「キャビン」「グランビング」「テント」です。
「キャビン」の施設はとっても豊富!
たくさんの宿泊施設の中でも「キャビン」のスタイルは本当にたくさんあります!
ヤシの木や岩に囲まれた庭があったり…
- 出典:blog.goo.ne.jp
- 出典:blog.goo.ne.jp
カヌー付きだったり…
本格アウトドアが楽しめる設備や、子供が楽しめるプレイグラウンドがあるなど、とても種類は豊富!
高級ホテル並み「グランピング」
“何を以って「グランピング」と言うのか?!” と、筆者も色々な施設に行くたびに「??」となりますが、今のところ明確な定義はなく、言ったもの勝ちな現状なのだと思います。そんな中、【伊勢志摩エバーグレイズ】における グランピング は、とにかく高級感を追求!!
【伊勢志摩エバーグレイズ】内には3タイプ(5棟)あり、どこも伊勢志摩国立公園の湿地帯を楽しめるカヌー付き、かつ設備やサービスは高級ホテルのような一流の仕様。非日常が味わえるような、ラグジュアリーな空間でもあります。
自分でキャンプをしたい!「テント ガーデナ」
キャビンもグランピングも「泊まれる建物」がありますが、そうではなく、ちゃんとテントを自分で設置し、リアルなキャンプを楽しみたい方のためのスペースもあります。「テント ガーデナ」という一帯が、そのようなキャンピング施設になります。
共通で使える「ゴミ捨て場」や「キッチン」
宿泊施設だけではなく、それ以外の設備もちゃんとしており、心地よく過ごせるのが、【伊勢志摩エバーグレイズ】の素晴らしいところ。
きちんと管理されている「ゴミ捨て場」
まずはゴミ捨て場。普通のキャンプ場であれば「ゴミはお持ち帰り」が基本ですが、ここではゴミも処分してもらえます。
しかも、燃えるゴミ、アルミ缶、スチール缶、燃えないゴミ、炭捨て場など、ゴミ箱がきちんと分かれており、「これはどこに捨てたらいいの〜?」と迷わないように、丁寧に説明も書かれています。
清潔感ある「キッチン」
キャビンやグランピング施設内にはキッチンがありますが、テントやデイキャンプ のお客様用に、何かと必要になる水場の整った「キッチン」も、園内には2箇所あります。大勢の方が使えるような設備で清潔感もあります。
中央管理棟「キャンパーダイニング」
敷地内の中央には、事務局と併設された「キャンパーダイニング」という食堂があります。
- 出典:blog.goo.ne.jp
- 出典:blog.goo.ne.jp
宿泊客には朝ごはんにフレンチトーストを振舞ってくれるそうで、早朝からとても賑わっています。
汗かいたー!シャワー浴びたいー!という方は、キャンパーダイニングへ。写真は「24時間利用可能なコインシャワー 3分 200円」ですが、予約制のセルフ式家族風呂「プライベートバス 40分 1,400円」もあります。
毎朝8:30からは キッズプログラム という、1泊につき1個、カードのようなキーホルダーを作るイベントが行われています。10個以上、ズラ〜っとキーホルダーを繋げてる子も!常連客も多いのだな〜と思います。