伊豆方面へ行ったら是非立ち寄ってほしい絶品の干物屋さんのご紹介です!伊豆の名物・金目鯛の干物は勿論、自家製の美味しい干物がその場で味わえます。また、周辺のお立ち寄りスポットもご紹介しています。
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漫画にも登場!ひもの万宝(まんぽう)
今回ご紹介するのは、伊豆の絶品干物屋さん「万宝」!漫画家ラズウェル細木さんの作品、『酒のほそ道』にも登場するお店のモデルにもなっています。ラズウェル細木さんは、グルメ漫画を数多く手掛けていて、第16回手塚治虫文化賞短編賞を受賞されています。
究極の干物を最高の状態で!
お店に入るとその時期にとれた干物がずらり。 産地やその時期オススメの干物は、お店の方が丁寧に教えてくれます。どれにしようか迷ったらお店の方に聞いてみましょう。
筆者がとても気に入ったのは、本マグロの味噌漬け(1,000円)。自家製の味噌漬けは身がふっくらとして香ばしく、とても美味しかったです。お値段は大きさに寄って変わりますが、油かます1,000円、メヒカリ500円などでした。(その場で食べる際は別途ひもの焼き代)
因みに看板商品には、お店独自の方法で干物にした伊勢海老の干物があるそうです。解禁時期が決まっていて、食べられる時期が限られているとのこと(伊豆では9月から翌年5月までが伊勢海老の漁期のため、その時期に準じます)。他では聞いたことがないので、是非一度食べてみたいですね。オンラインショップもありますよ!
こちらのお店の特徴は、店主自ら、店内の囲炉裏で干物を炙って提供してくれること。魚の大きさや状態に合わせて網の高さを変えながら、丁寧に炙ってくれます。備長炭でふっくらと焼き上げた干物は絶品です。干物がこんなに美味しいなんて!と忘れられない味になりますよ。
いつもは食べない魚の骨や頭の部分も、最後にカリカリに焼いてくれます。これも囲炉裏ならでは!栄養もたっぷり、捨てるところがないのよ、とお店の方が話してくださいました。身をほぐしてお酒の〆にお茶漬けに乗せても美味しそう。『酒のほそ道』では、主人公がお茶漬けの材料を用意してまた来店するぞ!と意気込んでいますよ。
白米・ビールなど、持ち込みOK!
もう1つ、こちらのお店には大きな特徴が。それは白米、ビール、お味噌汁など、お好きな干物の「お供」が持ち込みOKということ。酒の肴に干物をつまみたい方も、白飯と一緒にかっこみたい方も、お好きな物を持参しましょう。
店主さんご自身がお酒好きということもあって、手塩にかけて造られた干物を好きなように味わってもらいたい、という思いがあるそうです。そんな熱い思いが、持ち込みOKのシステムを作りだしたそうです。
お店への行き方
お店の場所は、外浦海岸というビーチのすぐ近く。伊豆急下田駅前のバス停9番から乗車、「外浦口」で降りてください。乗車時間は10分程です。バスを降りたら、ビーチ方面へ下る細い坂道があります。坂の下にビーチ周辺の地図の看板があるのですぐ分かりますよ!車の方は駐車場もあります。
- ひもの万宝
- 下田・南伊豆 / 魚介・海鮮料理
- 住所:静岡県下田市柿崎字外浦海岸707-13地図で見る
- 電話:0558-22-8048
- Web:http://www.manpou.com/
周辺スポット
外浦海水浴場
絶品の干物を堪能した後にでも、是非近くの海岸に立ち寄って欲しいスポット。ひもの万宝からは歩いて数分の所に、外浦海水浴場があります。泳げる時期であれば、勿論海水浴もできます。
こちらの海水浴場はそれほど広くはないですが、ローカル感があってオススメです。近くには有名な白浜がありますが、外浦海水浴場は静かでゆったり過ごせます。海の水は透き通っていて、遠浅で少しずつ深くなるのでお子様連れも安心です。また、東側に位置しているので日の出も楽しめます。伊豆に宿泊する方は、是非早起きして訪れてみてくださいね。
下田ビューホテル
外浦海岸が一望できる高台にあるホテルです。天気が良ければ伊豆七島も見渡せるそうです。宿泊されなくても、喫茶処で眺めを楽しみながら休憩するのもオススメ。ホテルならではの綺麗なお土産やさんもあるので、買い物に立ち寄るのもいいですね。
- 下田ビューホテル
- 下田・南伊豆 / ホテル
- 料金(目安):8,143円〜61,714円
- 宿泊時間:15:00〜10:00
- 住所:静岡県下田市柿崎633地図で見る
- 電話:0120-289-489
- Web:http://www.viewhotel.co.jp/
おわりに
伊豆の絶品干物やさんのご紹介、いかがでしたか?干物といえばホテルや民宿の朝ごはんにでてくるイメージですが、それとは全くの別物!囲炉裏で焼く最高の干物は格別です。わざわざでも行きたい干物屋さん、是非行ってみてくださいね。