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下りはお気楽。リスなどの野生動物に出会えるかも♪
頂上で一休みしたあとは、下りのコースへ。筆者が歩いた「ルート3」は、登りよりもさらに山に深く分け入っていくコースです。足元も舗装路から山道になり、歩く距離も長くなりますが、下りはラクチン。のんびりと森林浴気分で歩きましょう。
山道をずんずん進むうちに、リスがちょろちょろ走り回る姿が!注意してみるとあちこちでリスを見かけることができ、可愛いしぐさに癒されます♡
リス以外にも、ブキッティマ山には野生のサルがいるそうですが、筆者は見かけませんでした。ここのサルは気性が荒く、ビニール袋などを下げていると食べ物だとわかって襲ってくるので、十分に注意してください。
- 出典:www.photo-ac.com気性が荒いブキッティマの野性ザル(写真はイメージです)
ちなみに、シンガポールでは野生動物にエサをあげることは厳しく禁じられていて、不注意で食べ物を取られてしまった場合も例外ではありません。「自分ではあげるつもりはなかった」なんて言い訳も通用しないようで、しっかり罰金を取られるとか…。
森林と高層ビル群のコントラスト。不思議な光景に出会える
登りの「ルート1・2」との合流地点近くには、展望台「サウス・ビュー・ハット」があり、やっと見晴らしがよくなります。うっそうと茂った木々の間からシンガポール市街の高層ビル群が見え、ちょっぴり不思議な景色!ここまで来たら、ゴールはもうすぐ。約30分ほどの下りの山歩きも終盤です。
「マレー鉄道」の廃線跡で記念撮影
無事にビジターセンターまで戻ってきたら、まっすぐMRTの駅に向かう前に立ち寄りたいスポットが。帰り道に、下↓の写真の高架に差し掛かったら、左手にある細い階段を上ってみましょう。
高架の上にあるのは、マレー鉄道の廃線跡!赤くさび付いたレールはノスタルジックさ満点で、格好のフォトスポットに♡レールが敷かれているのはわずか100mほどですが、線路がないところも遊歩道になっているので、散歩を楽しんでいる人がたくさんいます。
レールを歩く後ろ姿を撮影すれば、まさに映画『スタンド・バイ・ミー』の世界!いろいろアングルを変えて、最高のショットをおさめてみてくださいね。
おわりに
標高163mのシンガポール最高峰トレッキング、いかがでしたか?MTRで簡単にアクセスできますので、午前中でサクッと登って午後にはまたホテルのプール…というスケジュールも可能。シティ観光に飽きたら、ぜひチャレンジしてみてください!
- ブキ・ティマ自然保護区
- シンガポール郊外 / 公園・動植物園
- 住所:177 Hindhede Drive, Singapore地図で見る
- 電話:6468-5736
- Web:https://www.nparks.gov.sg/gardens-parks-and-nature...