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【11】一家に一つのオロナイン軟膏的な存在「ルーカス・ポーポー」
オーストラリアの薬局でよく見かけるこの赤いパッケージの「Lucas' Papaw Ointment(ポーポー・オイントメント)」。オーストラリアで親しまれている、パパイアのパパイン酵素を主成分とした軟膏です。肌荒れや乾燥、虫刺されや擦り傷など何にでも効く万能薬として、オーストラリアの家には必ずある、日本でいうオロナイン軟膏的な存在だと言えます。
- 写真:Mayumi Iwasaki口が斜めにカットされている15gサイズ($5.25 / ¥440)はリップクリームにも
- 写真:Mayumi Iwasakiオーストラリア発ナチュラルコスメブランドのSukinやNATIOからも出ています。
ねっとりとした質感で、手に取った瞬間は若干べたつきますが意外に肌に馴染みやすいです。天然成分が主成分なので肌にもやさしく、リップクリームやハンドクリーム、顔が乾燥した時のクリーム代わりにも使えます。一番メジャーなのは赤いパッケージのルーカス・ポーポーですが、今では様々なメーカーからも出ているので、パッケージの違うものを揃えても楽しいですね。
【12】オーストラリアらしい「エコ&エシカル系グッズ」
「オーガニック先進国」とも言われるオーストラリアで、オーガニックフードはもちろん、エコ・フレンドリーなグッズも普通のスーパーで手に入れることができます。栄養面に優れたスーパーフードや自然派でナチュラルなグッズは、自分用のお土産としていかがでしょうか。
「脱プラ」グッズとして注目されているビーズワックス・ラップは、食品用プラスチックラップの代替品として使えるエコ・フレンドリーなグッズです。使い捨てせず何度も繰り返し使えますし、柄も可愛らしいのでキッチン周りが華やかになって気分も上がります。
こちらも「脱プラ」の一つとして最近売り場面積も増えて来た「歯ブラシ」コーナー。竹や、トウモロコシなどの植物由来の素材「バイオプラスチック」を使ったものなど、種類も豊富です。実用的ですし、デザインも可愛いのでオススメです。
通常の商品よりもお値段は若干高めなものもありますが、それでも日本ではあまり見かけない商品がたくさんあります。是非オーストラリアのスーパーを訪れた機会に、手にしてみましょう。
【13】プライベートブランド「マクロ・ホールフーズ・マーケットの食品」
「Macro Wholefoods Market(マクロ・ホールフーズ・マーケット)」は、ナチュラル&オーガニック系に特化した商品を取り揃えたウールワースのプライベートブランド。良質な素材を使った商品が比較的リーズナブルに購入できるので、筆者も普段から愛用しています。
ヘンプシードやキヌア、ケールやひよこ豆などスーパーフードを使ったナチュラルなスナックは、日本でもあまり見かけないお菓子としてお土産にもぴったり。良質なタンパク質と食物繊維も豊富で、味も美味しく、ナチュラルなイメージのパッケージも可愛いです。
カカオパウダーやカカオニブ、マカパウダーなどのスーパーフードや、オーガニックのドライフルーツなども、マクロ・オーガニックの商品ならリーズナブルに購入可能。筆者の友人も「日本で買うよりも安い」とまとめ買いして行きます。
大豆で作られたいわゆる「ヴィーガン・ミート」の「VEGETABLE PROTEIN」は、タンパク質と鉄分が豊富に含まれていて、水でふやかして普通のひき肉のように使えます。ヴィーガン・タコスやヴィーガン麻婆豆腐、ヴィーガン・ミートソースも美味しいですよ。
【14】スーパーの「オリジナル・エコバッグ」
2018年からオーストラリアのスーパーでは、レジ袋が完全に廃止になっています。何度か使用できるビニール袋も$0.50(¥40)で購入できますが、この機会にオリジナルのエコバッグ(ショッピングバッグ)を購入して、それをお土産にするのはいかがでしょう?
因みに定番のグリーンのエコバッグ($0.99)は、某フリマサイトで¥1,000近くで転売されていたりもするとか。ナチュラルな雰囲気のジュート素材のものや、保冷バッグもあります。スーパーごとにデザインも素材も違うので、色々なスーパーで違うエコバッグを揃えてみるのも面白いですね。
【15】ハマる人はハマるオーストラリアの国民食「ベジマイト」
黄色いパッケージと赤いロゴが目印の「VEGEMITE(ベジマイト)」は、オーストラリアで知らない人はいないほど有名な国民食です。ビールを醸造する際に残った酵母に野菜やスパイスをブレンドして発酵させたペーストで、ビタミンBが豊富で栄養満点と言われています。
オーストラリの家庭には必ず置いてある超定番商品で、バターと一緒にパンに薄く塗ってアボカド・トーストにしたり、野菜をつけて食べたりします。見た目はチョコレートスプレッドのようですが、味は塩辛く日本のお味噌のようなイメージなので、くれぐれも付けすぎにご注意を。
一瓶買っても恐らく消費しきれないので、ちょっとだけ試してみたいという方には、この小さな小袋がたくさん入ったバラエティパックがオススメです。話の種にいかがでしょうか?
もう1つの大型スーパー「Coles(コールズ)」!
「スーパーはWoolworth派?Coles派?」と言う話が出るくらいウールワースと人気を二分するColes(コールズ)も、ウールワースのタウンホール店から徒歩5分程のWorld Square(ワールド・スクエア)の地下1Fにあります。今回ご紹介した大抵のもの(プライベートブランド以外)はコールスでも購入できます。
オーストラリアでは日本のようにスーパーでアルコールを購入できないので、アルコールを購入する際にはBottle shop(ボトル・ショップ)という酒屋さんに行く必要があります。ワールド・スクエアのコールスの隣には、コールズ系のボトルショップである「Liquarland(リカーランド)」がすぐ隣にあるので、美味しいオーストラリアン・ワインやクラフト・ビールを一緒に購入できて便利です。
こちらはコールズ名物のナッツやドライフルーツの量り売りのコーナー。好きなものを好きな分量だけ購入できるので、様々な種類のナッツを少しづつ試せるのも嬉しいですね。
- コールズ・スーパーマーケット ワールド・スクエア店
- シドニー / スーパーマーケット
- 住所:650 George St, World Square, 2000地図で見る
- 電話:(02) 8275 8600
- Web:https://www.coles.com.au/store-locator/stores/nsw/...
メイド・イン・オーストラリアをお土産に
せっかくのオーストラリアお土産だったらmade in Australia(メイド・イン・オーストラリア)のものを手に入れたいですよね。オーストラリア産の商品にはグリーンの三角の中にカンガルーが書いてあるこのマークが入っているので、こちらを目印にして探してみましょう。
今回ベタなものからマイナーな商品やヘルシーな商品まで、全て筆者が個人的に試した上でオススメしたい商品をご紹介しました。お土産に関係なくスーパーをゆっくり見て回るのも、ローカル気分が味わえて楽しいですよね。皆さんもシドニーにいらした際には、地元のスーパー巡りをして、日本ではあまり見ない面白い商品を探してみましょう。
- ウールワース タウンホール店
- シドニー / スーパー・コンビニ
- 住所:Cnr Park & George Street, Sydney NSW 2000地図で見る
- 電話:+61 2 8565 9275
- Web:https://www.woolworths.com.au/shop/storelocator/NS...