今も昔もみんな大好き！100％妖怪に会える商店街・水木しげるロード～鳥取県境港市～

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• 旅の初めから見所満載！端から端まで妖怪三昧
• 人間界にさよなら！カラフルな列車に大興奮
• 妖怪ワールドへようこそ！
• 妖気を放つ憩いの場～河童の泉
• 全長800ｍの異世界～これであなたも妖怪博士～
• 禍々しいオブジェが大人気！妖怪神社
• 現実世界への通り道？遊び心たっぷりの可愛いアレ♪
• もらって嬉しい鬼太郎印　ご存じ妖怪ポスト
• 本物に出会えちゃう？水木しげる記念館
• いよいよゴール！スタンプ台帳を持って、みなとさかい交流館に戻ろう！

旅の初めから見所満載！端から端まで妖怪三昧

• 写真：トラベルライター

鳥取県西部の空の玄関口、米子空港改め「米子鬼太郎空港」からほど近い、JR境線の米子空港駅。別名「べとべとさん駅」と呼ばれています。

ここから終点の境港駅までの駅には妖怪の名前が付いており、余子駅は「こなきじじい駅」、上道駅は「一反木綿駅」などなど。そして終点・境港駅は「鬼太郎駅」、もちろん駅長は鬼太郎！

ちなみに、米子～境港間の全16駅すべてに愛称があり、陸の玄関口・米子駅の別名は「ねずみ男駅」。つまり、鳥取に足を踏み入れたが最後、旅のスタートからもうすでに妖怪ワールドは始まっているのです！

人間界にさよなら！カラフルな列車に大興奮

• 写真：トラベルライター

水木しげるロードのスタート地点である境港駅までは、色とりどりの鬼太郎列車に乗って行きましょう。キャラクター列車は全部で6種類、平日は1日18往復、土日祝は16往復しています（平成29年3月現在）。

鮮やかに描かれたイラストに目を惹かれ、思わず可愛い！と声が出てしまう事間違いなしです。どれに乗るのかわくわくしながら列車を待つのは、妖怪ファンのみならず鉄道ファンでも楽しめそう。

妖怪ワールドへようこそ！

• 写真：トラベルライター

境港駅に到着すると、目の前に広がる妖怪一色の街並み。至る所に妖怪が描かれ、大きな壁画やモニュメントに目を奪われながらのんびり歩いて・・・など、ただ歩くだけでは勿体ない！ぜひとも「妖怪スタンプラリー」に参加してみましょう。

駅を出て左に見える建物、みなとさかい交流館にある境港市観光案内所などで、ガイドブックを兼ねたスタンプラリー台帳を購入することができるので、これを持っていよいよ出発です。

妖気を放つ憩いの場～河童の泉

• 写真：トラベルライター
• 写真：トラベルライター

歩き始めてまず初めに目に留まるスポット・妖怪広場には、平成20年3月に河童の泉が出現！可愛らしい妖怪テーブル、小便小僧になった鬼太郎やミストを噴き出す噴水、上から見下ろす目玉のおやじ街灯などが楽しい休憩スポットです。

天気の良い日は、ピクニック気分を味わうのも◎。鬼太郎と悪魔くんは、季節によって衣装が変わるそう。

全長800ｍの異世界～これであなたも妖怪博士～

• 出典：www.flickr.comphoto:Cheng-en Cheng
• 出典：www.flickr.comphoto:Cheng-en Cheng

数歩歩けば妖怪妖怪妖怪！約800ｍの商店街、車道を挟んだ両歩道には、姿形を忠実に再現した様々な妖怪達のブロンズ像が立ち並んでいます。

平成5年のオープン当初は23体だった妖怪達の銅像は、今では153体にまで増えました。興奮して早足になってしまいそうですが、見落としに気を付けたいのが全37か所あるスタンプラリーのスタンプスポット。台帳の情報と照らし合わせながら、可愛いスタンプを集めましょう。

禍々しいオブジェが大人気！妖怪神社

• 出典：www.flickr.comphoto:Cheng-en Cheng
• 写真：トラベルライター

右に左に感じる妖気を楽しみながら、次に立ち寄りたいのが妖怪神社。入り口には、何とも不思議で不気味可愛い「目玉おやじ清めの水」なるものが。水流によってクルクルとまわる石でできた目玉のおやじは、何度みても飽きません。

こちらのご神体は、樹齢300年を超えるけやきと黒御影石を組み合わせたもの。併設されている建物にある「からくり妖怪おみくじ」は、お金を入れるとお馴染の妖怪達がおみくじを運んできます。こちらも是非試してみてください。

現実世界への通り道？遊び心たっぷりの可愛いアレ♪

• 写真：トラベルライター
• 写真：トラベルライター
• 写真：トラベルライター

通り沿いに並んだ数々の妖怪像以外でも、楽しめちゃうのが水木しげるロード。ちょっと視線を足元に落してみてください。普段気にも留めない汚水の蓋が所々にありますが・・・こんなところにも妖怪が。

何気ないところにもお遊び心が満載な妖怪ワールドは、まだまだ続きます。

もらって嬉しい鬼太郎印　ご存じ妖怪ポスト

• 写真：トラベルライター
• 写真：トラベルライター

ロードの中ほどにある「水木しげる文庫」。ここには、水木先生の代表作品が置いてあるのはもちろん、店前にはアニメの中にもたびたび登場するあの妖怪ポストが設置されてあり、手紙を入れる箇所によって異なる可愛い消印が付きます。

ちなみに水木しげるロードには、妖怪ポストの他にも、妖怪消印は付きませんが鬼太郎の銅像がくっ付いた鬼太郎ポストなるものが9つも！どこにあるか探しながら歩く楽しみも。

• 写真：トラベルライター

お店入り口の休憩スペースには、オープン当初に水木先生自ら描かれた壁画があり、店内にも先生直筆の鬼太郎があったりと、ファンには堪らない空間です。

歩き疲れたらちょっと一息。美味しいジュースで喉を潤しながら、誰に手紙を送ろうか考えるのも楽しいですね。

本物に出会えちゃう？水木しげる記念館

• 出典：www.flickr.comphoto:Cheng-en Cheng
• 出典：www.flickr.comphoto:Cheng-en Cheng

このスタンプラリーの最大の目的地でもある「水木しげる記念館」が見えてきたら、この旅も折り返し。記念館に入ると、まずは水木先生と鬼太郎がお出迎えしてくれます。

マンガ家であると同時に、冒険家でもあった水木しげる先生の愛用の品や写真なども展示してあるので、妖怪のみならず、先生の生い立ちや誕生の秘密など詳しく知ることができます。さらには、閲覧できる漫画の本棚を設置してあるので、水木先生の作品を心ゆくまで堪能できること間違いなし。

また、こちらではブロンズではなく本物？の着ぐるみ妖怪達に遭遇できるチャンスあり！どのキャラクターに会えるかは運次第！

いよいよゴール！スタンプ台帳を持って、みなとさかい交流館に戻ろう！

• 出典：www.flickr.comphoto:Cheng-en Cheng

水木しげる記念館は、スタンプラリーの折り返し地点。復路もあちこちに広がる妖怪達の銅像を堪能しながら戻りましょう。

再び境港駅が見えてきたらゴール！スタンプ37個全部制覇できた方には「完走証」、20個～36個の方には「のん気シール」がもらえるので、初めに立ち寄ったみなとさかい交流館へ行きましょう。

スタンプ制覇できた人も、そうでない人も、何度も足を運びたくなる水木しげるロード。台帳には、妖怪マップや豆知識、妖怪達一体一体の情報も載っています。たくさんのお土産や妖怪達との思い出をもって帰る頃には、あなたも妖怪博士になっていることでしょう！