山や海に囲まれ、大自然を臨む。近年何かと注目を浴びている鳥取県。ここ山陰地方は日本海の美味しい海の幸や二十世紀梨など、食べ物にも恵まれ、今では観光客の数も激増していると言われています。その土地の名産をお土産に買って帰るのも旅行の醍醐味。今回は初めて山陰を訪れ、何を買おうか迷った人でも大丈夫!なとても面白いお土産スポットをご紹介します!
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中国地方最高峰・大山の麓にそびえる名城?[壽城]
鳥取県米子市に訪れた際、必ず立ち寄りたい場所があります。それは、国道431号の高い建物が殆ど無い平坦な道を走らせていると、突如現れる立派なお城。初めて目にする人はまず初めに「いったい何?そしてなぜ?」と思う事でしょう。
こちらは、江戸時代初期に藩庁であった米子城をモデルに作られた、平成生まれの「お菓子の壽城(おかしのことぶきじょう)」。立派な天守閣、一部石垣を本物の旧米子城から移築するなどそのこだわりは圧巻です。
そんなお菓子の壽城はその名の通り、山陰の名物菓子を取りそろえたテーマパークさながらのお土産屋さん!いつもお客さんでいっぱいの壽城ですが、その中でも選りすぐりのお土産や美味しいお菓子を紹介します。
これぞ名物!名誉総裁賞も受賞した傳統珍菓[とち餅]
素材にこだわり、厳選された品質管理のもと作られた壽城を代表するお菓子。
古来より貴重とされてきた山紫水明の山で採れた「とちの実」、省農薬・省化学肥料の契約栽培で作られた「もち米」、そして厳選された小豆で作った「餡」をふんだんに使ったとち餅は老若男女問わず愛される一品。2017年に配合を改良し、更に美味しくなりました♪
試食コーナーも充実!
また、こちらでは名物とち餅を来館された人みんなに味わってもらえるよう、嬉しい試食コーナーも充実!一口味わえば買わずにはいられない癖になる味わいです。お土産に喜ばれる事間違い無し!
こちらは、正面入り口に設けられている趣のあるインテリア兼、飲料コーナー。紙コップも常備されており、この様な有難い心遣いも人気の秘密です♪
製造過程の見学も
広々とした城内にはお菓子の製造過程がガラス越しに見られるスペースもあり、お菓子がどんどん作られていく様子に大人も子供も釘付け♪普段見る事の出来ない目にも楽しい工程は、それだけでも来た価値ありです!
全国菓子大博覧会では名誉総裁賞を受賞!
第22回全国菓子大博覧会では、なんと最高位賞の「名誉総裁賞」を受賞!スタンダードなとち餅のほかに、餡をお餅で包んだ白とち餅、対照的にたっぷりの餡でお餅を包んだ赤とち餅もあり、こちらも第24回の全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞。赤白めでたいとち餅も、是非ご賞味あれ!
鳥取の左隣、島根が生んだ人気スイーツ店KAnoZA IZUMOの[抹茶フォンデュ]
お茶の文化が根付いている島根・松江にある、創業明治17年の老舗お茶専門店「中村茶舗」の厳選された最高級抹茶を使用した「抹茶フォンデュ」。マスカルポーネと生クリームを混ぜコクを出し、抹茶を加えて完成させた抹茶クリームと、田部養鶏場で採れた新鮮卵を使った濃厚クリームが目にも鮮やかなお菓子です。2層のクリームと周りを囲むタルト生地の、絶妙なバランスがたまりません!
2011~2015年まで5年連続モンド・セレクション金賞、そして2016、2017年にはなんと最高金賞を受賞した気品漂うスイーツです。
お菓子だけじゃない!売上NO.1の実力派[飛助屋本店]
壽城は実はお菓子だけじゃないんです!所狭しと並んだお店には山陰ならではの美味しい物がズラリ。その中でも人足が絶えない「飛助屋本店」。
こちらの名物は、「あご(トビウオ)」「いか」「しじみ」などを使った練り物、その名も「いそ天」。店舗で揚げた出来立てほやほや、ぷりっぷりの食感が楽しめる最高の一品!
城内で売り上げNO.1が、こちらのいそ天3枚セット。もちろん、ばら売りもありますので自分好みの味をチョイスし購入出来ます。小さく切ってお酒のおつまみとしてわさび醤油やポン酢で頂くのも◎、しっかりとしたお味なので夕飯のおかずにも!
テレビでも話題に♪有名押し鯖寿司・米吾[吾左衛門鮓]
今や全国区の人気を誇る「吾左衛門鮓(ござえもんずし)」はここ壽城でも購入可能。昔ながらの昆布を巻いた押し寿司です。機械化が進む現在でも丁寧に手作業で作り上げ、伝統を大切にしながらも製法を常に研究し改良を重ねています。
代表格の鯖寿司以外にも、漁業が盛んな鳥取県境港漁港で採れた新鮮な蟹を使用した、目にも鮮やかなお寿司も取り揃えています。お米も鳥取産を使用するなど徹底しており、まさに鳥取が誇る最高級のお土産!有名芸能人やメディアが挙って紹介するのも納得です!