私たちが暮らす地球。この青く澄んだ惑星には、人間以外にも多くの生物が暮らし、美しい自然が広がっています。と、頭では分かっていても、普段の生活の中ではなかなか実感できないもの。今回ご紹介する「オービィ横浜」は、生物の営みや大自然の偉大さを、からだ全体で実感できる、全く新しいタイプのミュージアムです。2016年7月には新しいエリアも登場。ますます面白くなったオービィ横浜の見どころをお届けします。
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オービィ横浜って?
横浜みなとみらい地区の商業施設、マークイズ。その5階に位置する、自然体験型ミュージアムです。「オービィ横浜」では、単に自然界の生態を「見る」だけでなく、「触れる」「嗅ぐ」「感じる」など五感を通して、全身で体験できます。その迫力に大人もこどもも身震いすること間違いなし!
どんなエンターテイメントが待ってるの?
オービィ横浜内には15個ほどのエキシビジョンがあります。週末は各アトラクションの待ち時間も長くなりますが、スムーズに全てこなした場合、所要時間の合計は2~3時間です。ここでは、特にお勧めのエキシビジョンをご紹介しましょう。
等身大の生きものに会える!「アニマルペディア」
施設内に入場するとまず目に入るのが、巨大スクリーン。スクリーンの中には、海の生物や陸で暮らす動物などが、実物大サイズで現れます。その生きものに手をかざすと、解説が出てくる仕組み。時間によって現れる生きものは変化しますが、その大きさに思わずのけぞってしまいそう。
大自然を上空から眺める「アースクルージング」
湾曲したスクリーンの前に座って、空撮映像を楽しむエリア。映像に反応してサイドから風が吹いてくるので、まるで本当に空を飛んでいるような感覚に陥ります。砂漠を走り抜けたり、渓谷をすり抜けたりと、爽快感抜群!
まるで海中散歩してるみたい「ブルーレイヤー」
柔らかなソファに腰かけて、リラックスしながら海の世界を満喫できるゾーン。幅12メートル、高さ2.4メートルの円形スクリーンに映るのは、コバルトブルーの美しい海中風景。静かに眺めているだけで癒されるので、目の保養にも。
自然の色を体感しよう「アースパレット」
赤や黄色、緑などのフェルトを台の上に乗せると、スクリーン全体がその色を持った動植物のコラージュ写真であふれます。まるで絵の具をちりばめたような、自然が作り出す色彩美に驚かされるでしょう。
日本最大級のスクリーンで大迫力の映像を「シアター23.4」
幅40メートル、高さ8メートルという日本最大級のスクリーン有するオービィのメインシアター。ここでは、約30分程度のオリジナルムービーを鑑賞できます。時間ごとに上映演目が決まっているので、観たい作品の10分くらい前にシアター前へ並びましょう。場面に応じて匂いや風、暗転、霧など、こだわりの演出も楽しめ、まるで自分もムービーの中に入り込んでしまったかのような臨場感あふれる体験ができます。
他にも極寒体験ができる「マウントケニア」や、専用のメガネをかけて4D映像を楽しむ「マウンテンゴリラ」なども人気が高く、週末は長蛇の列ができています。オープン直後は比較的列も短いので、人気エキシビジョンは早めに消化するのがお勧めです。
2016年7月に登場した最新エリア!「アニマルスタジオ」
2016年7月には、本物の動物とたわむれられる「アニマルスタジオ」がオープンしました。動物は全部で16種類。ウサギやインコなど馴染みのある動物もいますが、注目はハリネズミやフクロウなどの珍しい生きもの。ハリネズミも手袋をしたら触れちゃうんですよ。
全然動かないイグアナを撫でたり、反対にこちらを威嚇してくるヘビに触ったり(ヘビとのふれあいはスタッフ立会いの下)と、こどもはもちろん、大人にも面白い時間になるはずです。混雑時は時間による入れ替え制で、事前予約が必要。アニマルスタジオ前で整理券をもらってくださいね。
面白い、オリジナル写真を撮ろう!
施設内には動物に変身できる「アニマルセルフィ」や、昆虫や小動物に乗っているような面白い合成写真が撮れる「エクストリームフォトスポット」があります。撮影した写真は、専用ブースで閲覧したり、購入することもできます。オービィに入場する際、ICタグを搭載したリストバンドを渡されますので、その中に保存していきましょう。
ここでしか食べられない!数量限定「ブルーバーガー」
オービィの人気はエキシビジョンだけではありません。地球をモチーフにしたブルーバーガーは、いまや知る人ぞ知る横浜の隠れた名物です。中身はサクッとしたフライドチキンで、お味もなかなか。ブルーバーガーは予約販売制なので、食べてみたい方はフードショップで必ず予約してくださいね。
入場にはパスポート購入が断然お得!
2016年7月からオービィ横浜は新料金体制になりました。
入館料だけで入る
大人800円・中高生500円・小学生300円のみを払って入場する方法です。別途「アニマルスタジオ」や「シアター23.4」「マウントケニア」など一部のエキシビジョンには、300円~500円の個別料金がかかります。
パスポートを購入する
大人2,000円・中高生1,700円・小学生1,500円・幼児(4・5歳)1,200円
一見すると高そうに見えますが、有料エキシビジョンを全て体験した場合、追加料金は2,200円になるので、断然パスポートの方がお得です。
いずれの場合も3歳以下は無料。
- 【閉館】オービィ横浜
- 横浜 / 博物館 / 子供が喜ぶ
- 住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目5番1号 MARK IS みなとみらい 5F地図で見る
- 電話:045-319-6543
- Web:http://orbiearth.jp/
おわりに
みなとみらい駅に直結しており、天候も気にせずに遊べるオービィ横浜。楽しみながら大自然を体感できる、お勧めの施設です。施設内は全体的に薄暗く、エキシビジョンによっては大迫力の演出があったり、一度始まると外に出られないものもありますので、小さいお子さんをお連れの方は注意してあげてくださいね。