「カップヌードルミュージアム 横浜」の人気コーナー「チキンラーメンファクトリー」は、あのチキンラーメンを粉から作る体験ができる特設工房。製麺から味付け、パッケージデザインまで、実際の体験内容を詳しくご紹介します!
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大勢の観光客で賑う人気スポット!「カップヌードルミュージアム 横浜」
港町横浜の観光の中心地である、みなとみらい地区。「赤レンガ倉庫」や「マリン&ウォークヨコハマ」など、新しい商業施設が次々誕生する新港埠頭エリアで、近年特に人気を集めているのが「カップヌードルミュージアム 横浜」です。
- みなとみらい21 新港地区
- 横浜 / 町・ストリート
- 住所:〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-1-1地図で見る
- Web:https://www.welcome.city.yokohama.jp/courses/cours...
「カップヌードルミュージアム 横浜」は、カップヌードル&チキンラーメンの生みの親・安藤百福の生涯や、インスタントラーメンの歴史が学べる体験型食育ミュージアム。2011年に横浜みなとみらい地区にオープンして以来、いつも大勢の観光客でにぎわう人気スポットに!
館内では、スープと具材をお好みで選べるオリジナルカップヌードル作りと、チキンラーメン作りの2つの体験コーナーがありますが、今回スポットを当てるのは“チキンラーメン”。お湯をかけて3分間待つだけでできあがる、世界初のインスタントラーメンです。
手作り体験ができる!「チキンラーメンファクトリー」
ミュージアム3Fにある「チキンラーメンファクトリー」では、小麦粉をこねてのばし、カットした後に蒸して味付けをし、「瞬間油熱乾燥法」で乾燥するまでの工程を体験することができるんです。
2018年秋期のNHK朝ドラ『まんぷく』でも話題となった、チキンラーメン。ドラマでは、安藤百福とその妻仁子をモデルとした主人公が、苦労に苦労を重ねてチキンラーメンを完成させる姿が描かれました。そのチキンラーメン作りの工程を追体験できる施設が、日本中でもここ横浜と大阪の「チキンラーメンファクトリー」だけなんです!
以下より、そんなチキンラーメン作りの工程を紹介します。
チキンラーメン作りの工程①麺生地を作る
予約の時間になったら3Fの受付カウンターへ
「チキンラーメンファクトリー」の体験は完全事前予約制。指定の時間にミュージアム3Fの受付カウンターへ行くと、スタッフがチキンラーメン作りの会場へと案内してくれます。会場内はチキンラーメンを作るキッチンスペースと、パッケージのデザイン作業をするデスクに分かれており、いずれも広々とした清潔な空間。
デスクに置かれたバンダナとエプロンで「ひよこちゃん」に変身♡
まずは、受付時にもらう自分の番号札と同じ番号のエプロンが置いてある席に座りましょう。一人ひとりの席にはエプロンと、チキンラーメンのキャラクターである「ひよこちゃん」バンダナが置かれており、こちらを着用してチキンラーメン作りに取り組みます。
バンダナを三角巾の要領で頭に巻くと、ちょうどひよこちゃんの顔の部分が正面に来るデザインになっており、とっても可愛い!こちらのバンダナは体験終了後にお土産として持ち帰れます。
さっそく麺生地作りを開始
モニターでチキンラーメン作りの工程を確認した後、使用される調味料や原材料などの解説を聞き、いよいよ麺生地作りに入ります。1テーブル6人に1人の割合で専任のスタッフがついて説明してくれますので、作業自体はとても分かりやすいです。
ボウルに粉とスープを入れたら手でこねて、麺棒で伸ばす作業を何度か行った後、生地の塊をローラーにかけて平たく伸ばしていきます。手回しのローラーは少し重く、10回以上回転作業を繰り返すのでけっこう大変です。
ローラーにかけると、ボール状の塊だった麺生地が薄いシート状に変化します。きれいな形に整えたら、しばらく生地を寝かせましょう。生地を寝かせている間は、いったんデスクに戻ってパッケージデザインの作業を開始。無駄な時間がなく、効率的なタイムスケジュールです。