愛知県にある知多半島。対岸に位置する渥美半島とともに、三方を海に囲まれた風光明媚な観光名所でもあります。名古屋などの大都市圏からも近くアクセス良好で、気軽に日帰り旅行などでドライブで巡るにはまさにピッタリの観光スポット!今回は、そんな知多半島を巡るドライブの旅の中でもオススメの、海の景色が楽しめる絶景スポットについて紹介していこうと思います。
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知多半島にある愛知県最古の灯台!野間灯台
車を走らせて知多半島に到着したら、まずは美浜町にある野間灯台へと向かいましょう!上の写真が、知多半島の西側、伊勢湾に面する野間灯台です。白亜の灯台と、バックの青々とした美しい伊勢湾の海の景色が大変印象的なこちらの野間灯台ですが、空気の澄んだ天気の良い日には、対岸にそびえる鈴鹿山脈の山並みまで良く見渡すことが出来ます。
灯台の高さはおよそ18m、大正10年(1921年)の3月10日からこの地を照らし続けている野間灯台ですが、知多半島唯一の沿岸灯台にして、なんと愛知県内でも最古の歴史を持つ灯台になります!
以前は1.5万カンデラの光の強度で、13.5海里(=約25㎞)先まで光を照らすことが出来ましたが、灯台の光源をLED化して省電力化を図った為、現在は8海里(=約15㎞)先の海まで照らすことが出来ます。
野間灯台には恋愛成就のジンクスがある?!
白亜の灯台と美しい海の風景が絵になる野間灯台。美しい景色が眺められる絶景スポットというだけではなく、野間灯台は恋人達のデートスポットとしても人気の観光地となっています。と言うのも、灯台の周りに設けられた鉄製の柵に恋人同士で南京錠を掛けると、恋愛が成就するというジンクスがメディアなどで紹介され、人気が急騰した為です。
あまりに南京錠を掛けに来るカップルが押し寄せた為、南京錠の重みでその柵が倒壊するほどの事態となり、今は灯台の周りを囲う鉄製の柵に南京錠を掛けることは出来ませんが、灯台のすぐ側に設けられた「絆の音色」というモニュメントに南京錠を掛けることが出来るようになっています。
野間灯台は、日が沈む西の方角がちょうど伊勢湾で開けている為、美しい夕景を望むことの出来る絶好のビュースポットでもあります。夕焼け空が彩り豊かなグラデーションを描いて移り変わり、太陽が沈んでいくその光景は、昼間の空と海の鮮やかな青さが印象的な野間灯台の風景とはまた違ったロマンチックな風景を生み出しますので、ぜひともカップルで訪れてみるのもおススメです!
知多半島の絶景展望台!羽豆岬へ
野間灯台から望む素晴らしい海の風景を楽しんだ後は、そのままの勢いで知多半島西側の海岸線を車でずーっと下っていって、最南端にある羽豆(はず)岬を目指しましょう。
こちらの羽豆岬にある師崎(もろざき)港フェリーターミナルからは、三河湾の沖合に浮かぶ日間賀(ひまか)島や篠島行きの定期便も発着していますが、何よりも高台にある展望台からの景色が最高です!
その羽豆岬からの見事な絶景がこちら。羽豆神社の本殿の脇を抜けて展望台を駆け上がれば、目の前に広がるのは美しい三河湾の大パノラマです!正面に見えるのが篠島で、その向こうには対岸に位置する渥美半島の様子も良く見渡すことが出来ます。
一方で、こちらは師崎港の方向を眺めた景色になります。今度は、同じ三河湾の沖合に浮かぶ日間賀島の様子がこんなにも間近に!師崎港を発着するフェリーが行き来する光景をぼーっと眺めながら、三河湾の澄んだ海の美しさに癒される格別な一時を羽豆岬の展望台でお楽しみください。
知多半島へのアクセスは知多半島道路&南知多道路で!
今回の知多半島を巡る絶景ドライブの旅はいかがでしたでしょうか?野間灯台や羽豆岬など、気持ちの良いシーサイドドライブとあわせて見事な海の絶景を楽しめる観光スポットが実に魅力的な知多半島ですが、知多半島へのアクセスには、半島の南北を縦断するように通っている知多半島道路や南知多道路を利用するのが大変便利です。
と言いますのも、こちらの道路は元を辿れば伊勢湾岸自動車道や名古屋高速にも接続していて、名古屋の中心部や東名高速・名神高速を経由してその他のエリアから知多半島へとアクセスする場合に、非常に使いやすい道路となっている為です。
今回紹介した野間灯台から羽豆岬までを巡るルートであれば、南知多道路の途中にある美浜インターか南知多インターを降りて、野間灯台を経由し、そのまま国道247号線を南下していけば、簡単に回る事が出来ますので、気ままに日帰りドライブを楽しんでみるのもおススメですよ!