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バレードライブは【ナバホ族によるバスツアー】がオススメ!
バレー内の道路は、ビュートの素晴らしい景色が見られる場所に敷かれており、その全長はさほど長くなく27km。この道をバレードライブと呼んでいます。
バレードライブは一般車両でも走ることはできますが、ナバホ族が催行しているバスツアーを強くオススメします。
なぜなら…
- 未舗装の悪路
- 雨が降ったら立往生間違いなし
- 意外と明るいナバホの人たちと仲良くなれる
- 一般車両は立ち入り禁止区域にも入ることができる
とはいっても、そんなナバホの人たちが用意してくれるツアーバスのボロさも、なかなかなのですが(笑)、それでも車両が壊れたら替えの車が来てくれるなど、問題が起きても深刻な事態にはなりません。
『Goulding's Tours』
BASIC TOURS (2時間半 昼食込み)
$60(2015年6月現在 約6,600円)
http://www.gouldings.com/tours/
- Goulding's Tours
- アメリカ / 体験・アクティビティ
- 住所:Monument Valley, UT 84536地図で見る
- Web:https://www.gouldings.com/tours/
ここは「アメリカ合衆国」ではない!【Navajo Nation ナバホ族居留地】という独立国
これだけ有名な場所であれば「アメリカ国立公園」に指定されそうなものですが、実はここは「アメリカ合衆国」ではないのです。
【Navajo Nation ナバホ族居留地】とは?
北アメリカの中でも最も人口の多い先住民が 「Navajo ナバホ族」。アメリカ合衆国は、ナバホ族の人達が築き上げて来たコミュニティと彼らの土地を“1つの国”として認めています。
だから、法律もアメリカ合衆国のものは通用しませんし、当然のことながら、旅をする我々にとっても「ここはアメリカ合衆国ではないんだ」という認識が必要です。
そんなわけで、一般的には「Monument Valley モニュメントバレー」と呼びますが、
正式な名称は「Monument Valley Navajo Tribal Park モニュメントバレー・ナバホ・トライバル・パーク」なのです。
ナバホ族の伝統に触れる
前述したバスツアーに参加すれば、ナバホ族の伝統文化や居住などの見学もできます。ナバホのおばあちゃんを見ているとアジア人っぽいなぁとも思います。
不思議なもので、太平洋を隔てたこの土地の彼らにも、私たちと同じく赤ちゃんには蒙古斑 が出るんだそう。
発音もどことなくアジアと似ている…かな?!「こんにちは = やぁーッつェ」 「さようなら = はこね」 「ありがとう = あへへ」
ちなみに、ナバホ族の人たちの中には、様々な映画でエキストラ役で出演した経験がある方もいるんだとか。ツアーバスの運転手さんにもそんな話を振って、ぜひ仲良くなってみてくださいネ。きっと楽しい話をたくさん聞かせてくれると思います♪
名物の「Navajo Taco ナバホタコ」
バレー内に唯一あるロッジ「Goulding's Lodge」には眺めの良いレストランがあり、ナバホ族によるバレーツアーではここでの食事も含まれています。ナバホの伝統料理にぜひチャレンジしてみてください♪
筆者が食べたのは Navajo Taco 。
タコスのナバホヴァージョン、と言ったところでしょうか。トルティヤではなく、ピザの生地のようなものの上に野菜や豆が乗っています。なかなかすごいボリュームです。
- Goulding's Stagecoach Dining Room
- アメリカ / 洋食・西洋料理
- 住所:Goulding's Stagecoach Dining Room,アメリカ合衆国 〒84536 ユタ州 オルジャト=モニュメント・バレー地図で見る
- Web:https://www.gouldings.com/dining-room/
最後に
モニュメントバレー内の道路は、ビュートやメサが美しくみられるように敷かれているので、距離があります。そのため、「ビュートの近くまで歩いて行きたい!」と思う人もいるかもしれませんが、道路を外れるとサボテンがたくさん。その中には ガラガラヘビ が潜んでいることもあるそうなので、お気をつけて!
- モニュメントバレー
- アメリカ / 自然・景勝地 / 6/20放送「世界ふしぎ発見!」で紹介
- 住所:Indn Route 42, Oljato-Monument Valley, AZ 84536 アメリカ合衆国地図で見る
- Web:http://navajonationparks.org