数々の映画やCMに使われてきた“これぞアメリカの原風景!”という光景が広がる「モニュメントバレー」は、360度の壮大なパノラマです!また、ここは実はアメリカ合衆国ではありません。先住民のナバホ族による独立国の中にあるのです。そんなナバホ族について、またナバホ族が催行しているバスツアーについてご紹介いたします。
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モニュメントバレーはこの眼で見る価値あり!!
映画やテレビなどで度々目にするモニュメントバレーの特徴的な光景は、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。古くは名匠ジョン・フォード監督の『駅馬車』や『黄色いリボン』から、近年では『バック・トゥ・ザ・フューチャーⅢ』や『フォレスト・ガンプ』などでも登場するシーンは有名です。
しかし、実際にこの地に降り立てば、いかに映画やテレビではこの自然の凄さが伝わりきれなかったかを実感すると思います。
360度に広がるただただ広い砂漠エリア、そこにズン!っとそびえ立つ岩の迫力!画面を通じて見て予想していたものとケタが違います!
そんなモニュメントバレーという大自然についての、知っておくべきミニ知識を2つほどご紹介します。
モニュメントバレーはどうやってできた?!
はるか昔、2億7千万年前は、ここが川底だったとは…信じられません!それから気の遠くなるような地層の変化があり、さらに雨や風による侵食という自然の力によって現在の姿になったと言われています。
おそらく、人類が初めて見た時点で、すでにこの光景だったのではないでしょうか。でも、今現在でも少しずつ、目に見えないほど少しずつ、侵食は進んでいるそうです。
「Mesa メサ」と「Butte ビュート」
モニュメントバレーの地形の特徴とキーワードは知っておいた方がよさそうです。
侵食によって、横に長いテーブルのような台地になったものが「メサ(Mesa)」。
メサがさらに侵食され、細くなったものを「ビュート(Butte)」と言います。ただ、“細くなった”といっても、その大きさはハンパないです。
余談ですが、あのグランドキャニオンもいずれはモニュメントバレーのようになるとも言われています。
モニュメントバレーの「ここは見ておくべき!」ポイント
広大な敷地ではありますが、見るべきポイントがわかりやすいのがモニュメントバレーの特徴です。その見所をいくつかご紹介いたします。
モニュメントバレーといえば【JOHN FORD POINT ジョン・フォード・ポイント】!!
一番の見どころは、何と言っても 【JOHN FORD POINT ジョン・フォード・ポイント】!
名匠ジョン・フォード監督は、何度もここで映画撮影していくうちに、現地のナバホ族のみんなを裏方として雇うなどして、その信頼関係はかなり厚くなっていったとか。
そんなジョン・フォード監督が愛したというロケーションがこの場所。あまりに有名な光景です。ちなみに、ある一定の時刻になると、観光客の写真撮影に花を添えるべく?!西部劇らしい出で立ちのナバホ族が馬に乗って現れてくれます。なかなかナイスなサービスです♪
- ジョン・フォード・ポイント
- アメリカ / 自然・景勝地
- 住所:John Ford Point, Oljato-Monument Valley, AZ, United States地図で見る
その他にも見所はたくさん!
モニュメントバレーの入口に鎮座する「ミッチェル・ビュート」
- ミッチェル・ビュート
- アメリカ / 自然・景勝地
- 住所:Mitchell Butte , Navajo County, Arizona, アメリカ合衆国地図で見る
ビジターセンターからの眺めも素晴らしいです。左から「レフトミトン」「ライトミトン」「メリックビュート」です。
- ミトンズ&メリックビュート
- アメリカ / 自然・景勝地
- 住所:The Mittens and Merricks Butte, Kayenta, Arizona, États-Unis地図で見る
3人の修道院…という意味の「スリーシスターズ」
「トーテムポール・ポイント」
ぽつりぽつりとそびえ立つ「ビュート」も素晴らしいですが、そのビュートの大きさを実感した後に、遠方から見る「メサ」の姿にもまた心打たれます。
- トーテムポール・ポイント
- アメリカ / 自然・景勝地
- 住所:Totem Pole Point,Kayenta, Arizona, États-Unis地図で見る