写真：ひさし東を太平洋、西を日本海、そして北を津軽海峡に囲まれ、大きな陸奥湾を持つ海に囲まれた「青森県」。海の風景はもちろん、山の景色も美しい所です。今回は見どころ多い青森県の中でも、日本海側に点在する見どころ・スポットを紹介します。
この記事の目次表示
【1】十二湖
写真：ひさし落口の池- 写真：ひさし鶏頭場の池
今回の旅のテーマ「日本海」から車で10分程山に入った場所にある、青森を代表する景勝地。1704年の能代地震によって形成された33個の湖沼の総称で、世界自然遺産に登録されている白神山地の一角です。
湖沼を巡るコースや休憩所も整備されており、それぞれ違う表情を見せる湖沼を見学しながら散策できます。中でも一番人気の「青池」は名前の通り美しい青色をしており、幻想的な風景が楽しめます。
- 写真：ひさし青池
- 青池
- 青森 / 自然・景勝地 / パワースポット / 縁結びスポット / インスタ映え
- 住所：青森県西津軽郡深浦町地図で見る
- Web：http://www.shirakami-visitor.jp/sansaku_tozan/jyuu...
- 十二湖
- 青森 / 観光名所 / 自然・景勝地 / 紅葉 / パワースポット / ハイキング / 世界遺産 / ツーリング
- 住所：青森県西津軽郡深浦町十二湖青池ほか地図で見る
- Web：http://www.shirakami-visitor.jp/sansaku_tozan/jyuu...
【2】日本キャニオン
- 写真：ひさし日本キャニオン
- 写真：ひさし日本キャニオン
凝灰岩（火山灰が地上や水中などに蓄積してできた岩石）の浸食崩壊によって、白い岩肌がむき出しになっている断崖です。アメリカのグランドキャニオンに似ていることが、名前の由来となっています。
十二湖に向かう県道の途中に駐車場があり、駐車場から徒歩15分程で「日本キャニオン」が一望できる展望台にアクセスできます。
- 日本キャニオン
- 青森 / 自然・景勝地
- 住所：青森県西津軽郡深浦町日本キャニオン地図で見る
- Web：https://www.aptinet.jp/Detail_display_00000074.htm...
【3】黄金崎不老ふ死温泉
- 写真：ひさし不老不死温泉
- 写真：ひさし不老不死温泉
様々な情報番組などでも度々紹介される青森を代表する人気の温泉です。黄金崎にある一軒宿で、お湯は源泉かけ流しの茶褐色の塩化物泉。湯冷めしにくく、殺菌効果も高いお湯として知られています。
この温泉の最大の魅力は何と言っても露天風呂です。湯船の隣はすぐに日本海になっており、潮騒の音をBGMに日本海の大海原と一体になった気分で良質な温泉が楽しめます。また夕暮れ時には、日本海に沈む夕日を眺めることができ、夕日の絶景スポットとしても有名です。
なお温泉宿ですが、日帰り入浴でも露天風呂は楽しめます。
- 写真：ひさし不老不死温泉
- 黄金崎不老ふ死温泉
- 青森 / 日帰り温泉 / 春のおすすめ観光スポット / インスタ映え / ツーリング / 温泉地
- 住所：青森県西津軽郡深浦町大字舮作字下清滝15−1地図で見る
- 電話：0173-74-3500
- Web：http://www.furofushi.com/
【4】千畳敷海岸
- 写真：ひさし千畳敷
日本海に広がる景勝地で、地震によって隆起してできた岩床が広がる海岸です。その昔、津軽藩の殿様が千畳の畳を並べて大宴会を催したとされるのが名前の由来となっています。
また「日本の夕陽100選」の地にもなっており、夕日を眺められるビュースポットでもあります。
- 写真：ひさし千畳敷
- 写真：ひさし千畳敷
【5】十三湖
- 写真：ひさし十三湖
- 写真：ひさし十三湖
海水と淡水が混ざる周囲約31km、最大水深3mの汽水湖で、宍道湖（島根県）や小川原湖（青森県）と並び国内有数のシジミ産地です。
湖周辺では、ラーメンやカレー、丼など様々な形で特選のヤマトシジミを味わうことができます。
【6】七ツ滝
- 写真：ひさし七つ滝
十三湖から津軽半島の最先端「竜飛埼」へと、日本海に沿って走る国道わきに架かる落差20mの滝。樹木のない荒涼とした岩肌を、幾筋もの白い筋となって水が流れ落ちる姿は美しいです。
【7】竜飛崎（竜飛岬）
- 写真：ひさし竜飛崎
津軽半島の最北端。日本海から津軽海峡へと繋がっていく海を眺めることができます。石川さゆりさんの曲『津軽海峡冬景色』の中にも登場する岬でもあります。
- 写真：ひさし津軽海峡冬景色歌謡碑
岬周辺では、灯台やモニュメント、『津軽海峡冬景色』歌謡碑、日本で唯一車で走れない階段国道などがあります。遊歩道が整備されており、周辺散策も楽しいです。
- 写真：ひさし階段国道339号線
- 写真：ひさし階段国道339号線
天気が良い日は、津軽海峡を挟んで19.5km先にある北海道の姿を見ることもできます。
- 写真：ひさし竜飛崎（灯台）
ドライブのほかに、＜JR五能線＞での電車旅もオススメ
今回の記事では、日本海に沿ったドライブ旅をテーマに見どころを紹介しました。ドライブで訪れる他にもおすすめなのが、青森県の日本海に沿って走るJR五能線の利用。この路線は、鉄道ファンのみならず、多くの旅人に親しまれています。
JR五能線は、秋田県能代市の「東能代駅」と青森県津軽郡田舎館村の「川部駅」の間、147.2kmを43の駅で結ぶローカル線で、一度は乗ってみたい路線として全国的にも人気です。東能代駅を出発すると日本海に沿って青森県を目指しますので、先に紹介した十二湖や不老ふ死温泉、千畳敷に電車でアクセスすることができます。また、秋田駅～青森駅間では観光列車「リゾートしらかみ」も運行されています。
ぜひ皆さんも、青森県日本海沿岸に出かけてみてはいかがでしょうか！
