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子連れの海外旅行・国内旅行に持っていくべきもの厳選10選!ー乳児編ー

取材・写真・文:

東京在住

2023年7月30日更新

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写真:aka-region

子連れで海外や国内へ旅行がしたい!でも準備するものが多そうで大変・・・。しかし心配無用です!今回ご紹介するのは、子連れ海外・国内旅行必需品、厳選10選!生後半年の子供を連れて1ヶ月半の欧米への海外旅行をした筆者がご紹介します。

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1. 離乳食や軽食おやつ

5ヶ月頃から離乳食が始まり、7ヶ月頃から2回食、9ヶ月頃から3回食となります(個人差あり)。離乳食を卒業する1歳半〜1歳7ヶ月頃に離乳食を卒業すると幼児食となります。

離乳食期の乳児と共に旅行に行く際には、お湯で溶ける粉末離乳食や瓶詰めタイプのものが重宝します。和光堂の「おいしい米がゆ」(5ヶ月〜)や「おいしい野菜がゆ」(5ヶ月〜)を主食に、「鶏・レバー・鯛 3種パック」(7ヶ月〜)、「鯛そぼろあんかけ」(7ヶ月〜)は粉末で持ち運びも楽で、お湯を用意すればいいだけなので重宝します。

また、瓶詰めであれば、キューピーの「北海道産コーン」(5ヶ月〜)、「野菜入りチキンライス」(7ヶ月〜)、「4種の根菜と鶏ささみ」(7ヶ月〜)は、少々かさばりますが、機内への搭乗前など、お湯が準備できない時に便利なので、いくつか持っておくのがオススメです。海外産の瓶詰め離乳食は、1個1個のサイズが大きい上に、衛生上の観点から1度開封すると瓶蓋が閉まらない設計になっているものもあるようなので、注意しましょう。

  • 写真:aka-regionお湯で溶ける粉末離乳食は、海外では珍しいので、持参をお勧めします。

なお、離乳食関連グッズとして、離乳食の粉末を入れてお湯で溶かすための容器となるタッパーやスプーン、ビブ、お手拭き・お口ふきがあると便利です。

2. おむつ替え用の敷物(ミニレジャーシート)

  • 写真:aka-region公共のオムツ替えスペースで重宝するオムツ替えシート!

空港や公共トイレ、ホテルやレストラン、サービスエリアなど、不特定多数の人たちが使うおむつ台は、いつも清潔であるとは限りません。そのため、おむつ替えの時に下に敷くシートを持参することをおすすめします。小さめのレジャーシートでも代用可能です。

  • 写真:aka-regionオムツ替えシートは小さめのレジャーシートでも代用可能だ。

なお、場所によってはそもそもおむつ替え用の台がない場所もあるので、その時には臨機応変に。天気が良ければ公園の芝生の上やベンチにシートを敷いて替えてもいいですね。

3. 哺乳瓶

  • 写真:aka-region哺乳瓶は、水分補給やいざとなったときのおしゃぶり替わりにも使用できる。

母乳で育てている赤ちゃんでも、いざという時やお茶等で水分補給をする時にも便利なのが哺乳瓶です。ガラス素材ではなく、落としても良いようにプラスチック製のものを持ち歩くと良いでしょう。

因みに、国際便の機内では、CAさんに頼めば多くの航空会社でミルクを作ってもらえます。そんな時にも哺乳瓶は必需品です。

4. ガーゼ素材のブランケット(冬場は小さな毛布)

  • 写真:aka-regionガーゼの布やブランケットはあると便利です。

布はかさばりますが、ぜひ乳児との旅行に入れておきたいのが小さめのサイズのブランケットです。ガーゼ素材の薄手であれば、そこまでかさばることもありませんし、機内や旅行先での風除けや温度調節にも活躍します。冬場には、小さめの毛布を持って行くと良いでしょう。

使い慣れた布で赤ちゃんを包むことは、赤ちゃんにとっての安心感にも繋がります。

5. 子供服

  • 写真:aka-region夏であっても用意したい長袖長ズボンの子供服。機内にも予備を持参。

子連れ旅の必需品、子供服です。海外を旅すると日本にはないテイストの子供服があり、ついつい買ってしまうもの。いくら現地調達をする予定でも、気温の変化に対応した着慣れた子供服は持参したいものです。特に、機内は肌寒いことも多いので、長袖長ズボンが基本です。到着地が夏の気候の場合には、到着後すぐに着替えられるように半袖など夏服を荷物の取り出しやすいところに入れておきましょう。

子供が大きくなって旅行を写真や動画で振り返った時に、旅行中に着ていた服が懐かしいと思うようになり、いつしか思い出の一着となります。

6. お気に入りのおもちゃ、本

  • 写真:aka-regionお気に入りのおもちゃや本は、子供の気持ちを安心させてくれます。

おもちゃに興味が出始めた乳幼児と旅行する時には、お気に入りのおもちゃや本を持参すると良いでしょう。あまり大きな音の出るおもちゃは避けたほうがいいですが、振って楽しく、触って、舐めても大丈夫な異なる材質のおもちゃを数個持っておくと安心です。

読み聞かせの本や子供が自分で遊べる本は、小さなサイズのもので軽く、あまり荷物にならないものを選びたいですね。また、本は好きなページをカラーコピーして常に携行しておくことも良いでしょう。因みに筆者の赤ちゃん(生後半年〜9ヶ月)は、普段からお気に入りの五味太郎さんの「きんぎょがにげた」の縮小コピーしたページを持って行って、ぐずった時に差し出すと落ち着いたという場面が何度もありました。

7. 爪切り

  • 写真:aka-region乳児は爪が伸びやすいので、短期間であってもぜひ持参したい爪切りハサミ。

赤ちゃんの爪は、2〜3日たてばあっという間に伸びたり、欠けて尖ってしまいがちです。旅先ですぐにドラッグストアや赤ちゃん用品を売るお店に辿り着けるとは限らないので、子供用の爪切りを持参すると良いでしょう。

なお、爪切りは小さいながらも刃物を使用していますので、機内荷物ではなく、預け荷物に入れるようにしましょう。

8. ペットボトル入りの水

  • 写真:aka-region離乳食作りや現地についてすぐに飲めるように日本の軟水を用意したい。

通常、機内荷物として携帯する液体は、100ml以下の容器で合計1リットル分までしか持ち運べませんが、赤ちゃん用としてであれば、その制限を超えて機内に持ち込むことが可能です。

飛行機に搭乗する前や着陸して入国するまでの間に、お水を調達することができる環境にあるかわかりません。なので、赤ちゃんの水分補給が必要になったときのためにも、ペットボトル入りのお水を持参することをおすすめします。海外では、日本で飲み慣れた軟水を手に入れることがすぐには難しい場合もありますので、尚更です。

また、現地の水事情が心配な場合は、最初の数日分や緊急時のために、2リットル入りなど大きなペットボトルをスーツケースに入れておくのもいいでしょう。

9. ビニール袋

  • 写真:aka-regionスーパーでももらえるビニール袋は海外で重宝します。

おむつを使用する乳幼児の場合、日本のスーパーでもらえるような小さなサイズのビニール袋をいくつか持っておくことをおすすめします。おむつを捨てる時に匂わないように、ビニール袋に入れて捨てるというマナーを守りたいものです。

また、ビニール袋は、濡れたものや汚れたものを入れたり、一時的に鞄の中の仕分けをしたりするのに何かと便利です。一方で、ビニール袋は日本のように有料だったり、環境への配慮のため買い物をしても紙袋しかもらえないこともあります。必要最低限でいいですが、ビニール袋を持ち歩くと便利ですよ。

10. 常備薬

  • 写真:aka-region常備薬や日焼け止めクリームは到着後すぐ使うので手元においておきたい。

いつも使っている肌クリームや保湿剤、日焼け止めのほか、万が一の時の飲み薬等は、旅行に持っていきましょう。病院で処方されたもの以外のたいがいのものは、滞在先のドラッグストアで入手可能かも知れませんが、体に合わなかったら大変なので、少々かさばっても持って行きましょう。

また、肌に関しては、日本のような軟水ではない場合も多いほか、滞在先の気温や湿度に反応するなど、思わぬマイナートラブルも発生します。落ち着いて対応できるよう、日々の備えを十分にしましょう。

その他

以上、生後半年および生後9ヶ月の赤ちゃんを連れて海外旅行を経験した筆者がおすすめする、海外旅行必携品厳選10選でした。

赤ちゃん連れ海外旅行は、何かと荷物がかさばってしまいますが、滞在先の状況(洗濯ができるか否か)や立地(お店が周りにあるか否か)などによって持ち物の量も変わってくるでしょう。

その他にも、現地でレンタカーを借りたり、タクシーなど車に乗ることがあればチャイルドシートを持参したいですね。レンタカー会社でのレンタルも可能ですが高額となる場合があり、現地に置いてくる分でも、日本で安いものを持って行ったほうがいいです。

また、小さめのB型ベビーカー抱っこ紐もあると便利です。特に、ベビーカーは大きさや現地の空港によってはゲート、ギリギリまで使用することができる場合もあり、便利です(その際、ゲートでの預けとなります)。子供とともに旅するのであれば、チャイルドシートやベビーカーは、預け荷物の数に含まれないので、荷物の制限量を気にしなくていいので安心です。

それでは、子連れで良い旅を!

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