せっかく海外旅行に行くなら、楽しい思い出と一緒に帰りたいと思いませんか。筆者が旅行でいつも行っている3つのルールをご紹介します。ちょっとした行動ですが、これを試すと旅がきっと思い出深いものになりますよ◎
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現地の歴史的な背景を調べておく
(日本のような風景が見られるマチュピチュ村)
訪れる場所の歴史や環境・関わった人など、事前に知識を入れておくと、風景や歴史的な建造物を見たときの感動に奥行きが出ます!
例えば、世界遺産のマチュピチュ遺跡のふもとにあるマチュピチュ村。
この村を創ったのは、なんと日本人の野内与吉さんという方でした。彼は南米で一旗あげようと、日本人の移民としてペルーに渡りました。
マチュピチュ周辺の自然に魅せられて、畑や電気設備を整備して集落を村へと発展させ、その功績から初代村長にまでなったそうです。
渡航前にこの事実を知って驚きましたが、実際にマチュピチュ村に行った時、大きな川の両脇に土産物屋さんが並ぶ風景が、日本の温泉街のように感じられました。野内さんの努力に思いを馳せると感慨深い思いが湧き上がってきました。
現地のあいさつを覚えておく
現地の人にこちらからガンガン話しかけるのはハードルは高いと思います。でも、カフェやレストランに行くと、注文などでお店の人とコミュニケーションをとる機会もありますよね。
観光地なら、もちろん英語でもコミュニケーションができます。(英語圏の国はもともと英語ですが汗)
ですが、現地の言葉で挨拶をすると喜ばれてグッと心の距離が近づきますよ。
私は、スペイン旅行中にカフェで店員さんを呼ぶ時「Excuse me(すみません)」の代わりにスペイン語の「Perdon」と言ったら店員さんがとても喜んでくれて、ドーナツをおまけしてもらった思い出があります。
現地の「ありがとう」「こんにちは」を最低限覚えてから行くと、一歩踏み込んだコミュニケーションがとれて、より思い出深い旅になると思います。
銅像と同じポーズで写真を撮る
なぜ、銅像!?と思う方もいるかもしれません。
旅先で写真を撮るなら、景色や料理の写真が多いと思います。銅像や置物も定番の1つですが、実はこれらを演出に使うとより記憶に残る旅になります。
旅行の写真の中の自分を振り返ってみると、なんとなく「ピース」になって写り方がマンネリ化していませんか?
ぜひ1度、銅像と同じポーズで写真をとってみてください。例えば、シンガポールのマーライオンや中国の兵馬俑などは、ポーズがわかりやすくて面白い写真が撮れます。
他の観光客から「何やってるの?」という目でチラチラ見られることがあるかもしれません(笑)。でも、グッとこらえて限りなく同じポーズをしてみてください。
ポーズをとることで体を動かし、恥ずかしさを乗り越えることで心を動かすことになります。だからこそ、脳に深く刻まれる記憶になること間違いなし!
筆者は、あえて現地の人にシャッターを押してもらい、どんな反応をするかを見るのが密かに楽しみになっています。友だちと一緒に旅行に行く時も、これをすると盛り上がりますよ。
おわりに
ちょっとした一手間で旅がグッと味わい深いものになります。
歴史や現地のあいさつはガイドブックやネットでカンタンに調べられます。写真は一人でもグループでも人数関係なく楽しめます。よかったらぜひ試してくださいね。