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4. 乾燥対策のクリーム
機内を快適に過ごすための工夫はいろいろとあるのですが、寒さの他に気になるのが乾燥です。外気とのふれあいのないまま長時間、数多くの人を乗せて移動するので、室内の環境が管理されているとはいえ、地上にいるときより乾燥を意識します。そのため、普段あまり使用しない人でも、ハンドクリームやリップクリーム、化粧水などをご持参されるのをオススメします。
また、日本より湿度が低めな地域に行かれる方は、普段とは違う乾燥した環境なので、口びるのひび割れなど小さな不調を訴えないためにも予防対策として乾燥対策をするとよいでしょう。
なお、国際線を利用する場合、機内に持ち込む化粧品は指定の小さなビニール袋に入る量でかつ、1本あたりの容量が100ml以下のものでなければなりません。大き目の化粧品は事前にスーツケースに確実に入れておくよう注意してください。
5. 荷物を分けるバッグ
必需品ではないけれど、旅行にあれば便利なのがスーツケースなど大きな鞄の中身を仕分けるバッグです。バッグinバッグで、OLの皆さんは得意な分野かもしれませんが、小分けにすると取り出しやすくなるほか、荷物が整頓されるのでオススメです。
ただ、あまりにも小さくわけてしまうとどこにしまったのかわからなくなってしまうので、大まかに荷物を分類して、使用シーン別、日別などジャンルを自分なりにあらかじめ決めてわけるとよいでしょう。
6. 耳栓
耳栓は、小さくてやわらかいのでポータブル性に優れ、ここぞというときにしっかりと音を遮断してくれるのでとても便利なものです。例えば、機内はし~んとしているようですが実は常にエンジン音など独特の音が聞こえます。そこでより快適に過ごすために耳栓をつけると機内での眠りの質が格段に向上し、ぐっすりと眠ることができます。
また、旅先ではドミトリー形式のホステルで見知らぬ人が同室にいながら寝るようなシーンで、他人のいびき対策にもなります。安全で健康な旅行を最後まで続けるためには、食や睡眠をしっかりととることが必須です。
機内や他人の音というのは、個人差がありあまり気にならない人もいるかと思いますが、そのような人でも快適な旅のために持っていっても損はありません。
7. ポータブルはさみ
旅先で何かしっかりとパッケージされたものの開封時、服から出た糸などハサミを使いたいけれどかさばるので持ってこなかったということはありませんか?
そんなとき、ポータブル性に優れた小さなハサミが活躍します。
筆者は、フィンランドの老舗工具メーカーのFiscars(フィスカルス)製の折りたためるハサミを預け荷物用のポーチやスーツケース内側の金具などに付けています。旅先で買った洋服をすぐに着たいけれどタグがついているときや、スーパーで買ったみかんネットが手で破れないときなど使用シーンは多種多様です。
ただし、小さくて折りたためるはさみといえども、刃物に分類されてしまいますので、飛行機に乗る際は常に預け荷物に入れて置くことが必須となります。預け荷物のない身軽な旅の時には要注意です。
8. マイレージカード
- 出典:www.flickr.comクレジットカード機能付きのカードにマイレージを貯めよう(Photo by CafeCredit)
頻繁に飛行機での移動を伴う国内外の旅行に行ったり、買い物をしたりするときに便利なのがマイレージカードです。最近では、航空会社と提携したクレジットカード機能つきのマイレージカードもあるので、旅行前に最低1枚はつくっておくことをおすすめします。
マイルは貯めると、商品やサービスと交換することができたり、たくさん貯めることができれば交換して海外旅行の往復航空券も無料で手配することができるようになります。
筆者は、JALさん、ANAさんと提携したクレジットカード2枚を保有しています。アライアンス(航空会社のグループ)が異なる場合もあるので、飛行機に乗る前にその航空会社がどのアライアンスに所属し、JAL系・ANA系どちらのカードを持参すればいいのか決めます。マイレージはできる限り貯めて、まとめて使用したいですね。ちりも積もれば山となるのですから。
9. 2つ目の財布
旅に出るときは、財布は2つ用意したいもの。1つ目はメインの財布として、旅先で使用する貨幣やクレジットカードなどを入れます。そして2つ目は、小銭入れなど小さめの財布をおすすめします。
海外旅行の場合は、現地に着いたら2つ目のサブ財布に日本のお金を入れて鍵のかかるスーツケースや、宿舎の金庫・鍵のかかる棚などに他の荷物と一緒に入れておき、不必要に街歩きには持ち歩きません。また、国内旅行の場合には、2つ目の財布はやはり小銭を入れておき、ちょっとそこまでコンビニなどに出かけるときなどちょこっと遣いにオススメです。
このようにシーンによってメインとサブで財布を分けることでよりスマートな旅ができるでしょう。
10.私物を管理するミニ・トレイ
筆者は1泊以上の旅行では、ミニ・トレイを持参します。腕時計やイヤリング、目薬など普段使うものが滞在先の宿舎でどこに行ったかわからず、スーツケースをひっくり返さなくていいようにする一工夫です。滞在先で荷ほどきをしたり、街歩きから帰ってきて明日も使う小物は決まった場所、特に枕元など周辺で棚のある場所に置くのがオススメです。そうして貴重な旅先での時間を探しものに充てることは皆無です。
筆者は無印良品のポリプロピレンメイクトレー(190円)を愛用しています。家であれば決まった場所に置く小物も、旅先の慣れない部屋でこれ一つで自然と暮らすように旅する習慣がつきますよ。
まとめ
世界35カ国を旅した筆者がお勧めする旅行の時にあれば便利なもの厳選10選、いかがでしたか?筆者が旅に出る時に大切にしているのは、「暮らすように、旅をする」ということです。旅は生活の中の特別な部分であり、日常生活に刺激や発見などスパイスを加えてくれるものだと思います。そんな特別なときであっても、体調を整えながら元気に楽しく、安全に活動したいですよね。