オーストラリア大陸のど真ん中にある世界遺産のエアーズロック(ウルル)ですが、現地には他にもたくさんの見所があります!夕日に赤く染まるエアーズロック、朝日に輝くエアーズロック、その周辺のトレッキングコースなどの魅力をご紹介したいと思います。
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エアーズロックって?
オーストラリアのノーザンテリトリー州にある大きな一枚岩のことで、高さが約335m、周囲は9.4kmもあります。現地では先住民アボリジニの言葉で”ウルル”と呼ばれることが多いです。
ちなみに大きさは世界で2番目で、1番は同じくオーストラリアの南オーストラリア州にある”マウント・オーガスタス”という岩だそうです。
どうやって行くの?
オーストラリア大陸の内陸部ど真ん中にあるエアーズロック空港、日本からの直行便はありません。シドニー、ケアンズなどの主要都市から飛行機でおよそ3〜4時間ほどで、宿泊や移動がセットになったツアーなどで行くのが便利です。
筆者は友人数名と車で現地を周遊しました!可能であれば割安でおすすめです。
滞在先は?
宿泊滞在は主にエアーズロック・リゾートという宿泊施設エリアです。価格帯やタイプが異なるホテルとキャンプ場が集まっています。
空港からこれらの宿泊施設までは約5km、車で約15〜20分です。空港からのシャトルバスもあります。
エアーズロックがあるのは、「アウトバック」と呼ばれる赤土の乾いた大地が広がる何もない平原ですが、このリゾート内は綺麗に舗装されていて、施設内にはプール、お土産屋さんやパブなどもあり快適!パブではライブミュージックが流れている日もあり、夜も賑やかです。
また、周辺にはショッピングセンターもあり、現地のスーパーやカフェ、レストランなどもあるので、滞在中の自炊や外食には困りません。シャトルバスがありますが、徒歩でも行けます。
- エアーズロックリゾート
- オーストラリア / その他スポット
- 住所:Yulara DRIVE Yurala, Australia地図で見る
エアーズロックのサンセット
ここに来たら、まずはエアーズロックからの夕日を見ながら周辺を散策しましょう!夕日に照らされて赤く染まるエアーズロックは絶景です。拠点となる宿泊施設からエアーズロックまでは約20kmあり、周辺一帯は国立公園になっています。そこまでは車でおよそ20−25 分ほど。
日没時間はオーストラリアの真夏12-1月で19時半ごろ、冬の6-7月で18時ごろです。日没時間の1時間前〜40分前頃までに、エアーズロックがよく見えるポジションで待機しましょう。
車の天井に椅子をセットしてのんびり待っているカップルなどもいました。
エアーズロックは普通に見ると茶褐色ですが、太陽が沈む間際の日光が強くなった頃、鉄を多く含み酸化したエアーズロックの表面が赤く染まります。筆者が訪れた時は、雲が多く日光がそれほど強くなかったのですが、それでもこの荘厳な雰囲気はいつまでも見ていられる美しさでした...。
エアーズロックのサンライズ
日の出の時刻は夏で6時前、冬で7時半ごろです。日の出が見られるスポットは少し舗装されており、展望デッキのようなエリアから鑑賞することができます。
日の出とともに輝くエアーズロックも最高!心なしか空気も澄んでいて爽やかな気分になります。同じく朝日が当たって綺麗な色ですが、サンセットよりも柔らかな印象があります。
風の谷をトレッキング
ウルル=カタ・ジュタ国立公園内の反対側、同じく車で20kmほどの所にカタジュタという岩群のエリアがあり、その先に風の谷があります。ここは名前の通り、『風の谷のナウシカ』の舞台になったと言われているところです。敷地内にはアボリジニのミュージアムもあり、彼らの歴史や思想、生活を知ることができます。
風の谷には歩いて回れるトレッキングコースがあり、途中の展望エリアで折り返すコース(約2時間)と全体を一周するコース(約4時間)があります。
カタジュタ岩群とエアーズロックは地中でつながっていて、全体は一つの大きな岩だそうです。エアーズロックだけでも十分に大きいのに、20km離れた別の岩と同じとは...想像がつきませんね!
筆者は全体一周コースにチャレンジしましたが、日本では見かけない植物や地形が楽しめ風が最高に気持ちよかったです。時間と体力のある方は是非全体を歩いて見てください。
- ウルル=カタ・ジュタ国立公園
- オーストラリア / 自然・景勝地
- 住所:Lasseter Highway, Uluru NT, Australia地図で見る