オーストラリアの国旗の図柄や意味、間違われやすいオーストラリアの首都について、またオーストラリアの面積や人口と今後の人口予想、そしてスポーツの試合などでたびたび歌われる国歌の成り立ちまで、オーストラリアの国の基礎知識をくわしく解説します。
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オーストラリア国旗とその意味
オーストラリアの国旗は、左上の1/4の範囲にユニオンジャック（イギリスの国旗）がデザインされており、イギリスとの歴史的な結びつきを表しています。そして右側1/2の範囲には5つの星が描かれており、これは南十字星を表し、オーストラリアが南半球にあることを象徴しています。左下の1/4の範囲にある大きな星は、6つの州と特別地域による連邦を表す七稜星を象徴しています。
オーストラリアの首都はキャンベラ
オーストラリア連邦議会
オーストラリアの首都は南東部に位置するキャンベラです。シドニーに間違われやすいですが、かつてシドニーとメルボルンがどちらを首都にするかで争い、決着がつかなかったため、1908年に両都市の間のキャンベルを首都にしたと言われています。
オーストラリア統計局によると、2018年9月30日時点の人口は42万2,500人で、オーストラリア国内の都市では7番目です。
計画都市として設計されたキャンベラは、首都ということで政府関係の機関が集まっていますが自然も多く、ゆったりとした雰囲気があります。街の中心には、遊歩道なども整備された市民の憩いの場である人工湖「バーリー・グリフィン湖」があり、この湖を境にして、南に政府関係の機関が集まる「キャピタル・ヒル」、北に住居やレストラン、デパートが集まる「シティ・ヒル」と分けられています。
オーストラリアの面積は7,692,024km²
オーストラリアの面積は7,692,024km²で、世界で6番目の大きさを誇ります。日本の面積が377,915km²なので、日本の約20倍もの大きさです。
オーストラリアの人口は2,489万人
2018年時点の人口は2,489万人です。年々少しずつ増加しており、今後も増加が予測されています。
オーストラリアの国歌は「進め 美しのオーストラリア（Advance Australia Fair）」
オーストラリアの国歌の曲名は「Advance Australia Fair（アドヴァンス・オーストラリア・フェア）」です。日本語に翻訳すると「進め 美しのオーストラリア」という意味になります。
1878年に学校教師のピーター・ドッヅ・マコーミックによって作られたものですが、正式に国家として認定されたのは1984年。また「Waltzing Matilda（ワルチング・マチルダ）」もオーストラリアで人気が高い愛国歌で、「非公式の国歌」とも呼ばれています。
