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【11】クロウフット氷河:カラスの足跡に見える氷河
カラスの足跡のような氷河として写真スポットとなっている「クロウフット氷河」。1940年代に発見された当時は3本指でしたが、その後氷河が退行し現在は2本になっています。
写真左側に見える、横に2本に伸びている氷河です。
【12】フェアモント・バンフ・スプリングス:古城のような老舗ホテル
ロッキー最大の規模を誇る1888年創業の老舗ホテル「フェアモント・バンフ・スプリングス」。深い森の中に古城のような佇まいで建っており、一度は泊まってみたい憧れのホテルです。
ホテルの中もまさにお城のようで、ヨーロッパ調のインテリアが目を惹き、客室からはロッキーの山々を間近で見ることができます。ホテルには6軒のレストランがあり、宿泊できなくても素敵な空間でグルメを楽しむことができますよ。
ディズニーの「ホーンテッドマンション」に似てるとも言われています。
- フェアモント・バンフ・スプリングス
- カナダ / ホテル
- 住所:405 Spray Avenue, Banff, Banff National Park, Alberta T1L 1J4, Canada地図で見る
【カナディアン・ロッキーの旅情報】
カナディアン・ロッキーの周り方
南側のゲート「バンフ」や北側の「ジャスパー」、または中間地点の「レイク・ルイーズ」が観光の拠点となります。日本からのツアーや現地のオプショナルツアーで周ることが一般的です。現地ツアーもほとんどがホテルまで送迎がついているため利用しやすく、日本人が経営するツアー会社も多いです。もちろんレンタカーで自由に周ることも可能です。
《日本語ガイドの主な現地オプショナルツアー》
- TOLOCO(トロコツアーズ)
- Banff Top Tours(バンフトップツアーズ)
- ECH(エクスプローラーカナダホリデーズ)
- CCS(カナディアン・コーディネート・システムズ)
- H.I.S海外オプショナルツアー
- JTB現地オプショナルツアー
おすすめの観光シーズン
春先はまだ湖が凍っているため、氷が溶けた6月下旬以降から9月頃までがシーズンとなります。中でもベストシーズンは7月~8月となり、世界中から多くの観光客で賑わいます。10月頃から雪が降り始めます。
穴場は6月下旬で、まだ観光客も少ないですし、氷が溶けたばかりの湖は真夏に比べ透明度も高いです。
※その年の気候によって氷が溶ける時期、雪が降る時期は前後します
旅の服装
山なので朝晩は冷え込みます。昼間30度を超える夏日でも、夜は10度くらいまで気温が下がることもあるので防寒具は必須です。また標高が高く日差しが強いため、帽子やサングラスを持って行くと良いでしょう。もちろん靴は歩きやすい運動靴で。
おすすめのアクティビティ
カナディアン・ロッキーでは様々なアクティビティを楽しむことができ、ハイキングや湖でのカヌーは人気です。筆者が個人的におすすめするのは「乗馬」です。
スタッフを先頭に、自分で手綱を持ってロッキーの大自然の中を歩く気持ち良さは別格です。馬にも性格があり、途中でつい草を食べ道草してしまうお馬さんも。
約1時間も乗っていると自分とペアになったお馬さんに愛着がわいてきます。とっても可愛いですよ。(ただし翌日の筋肉痛は覚悟してくださいね。笑)
現地ツアー会社の方がお値段は安いですが、日本語ガイドだと【H.I.S】カナディアンロッキー乗馬体験や、英語ガイドになりますが日本語サイトの【VELTRA】バンフ国立公園 乗馬で散策ツアーなどがありますので参考にしてみてください。
野生動物に会える!
ロッキーにはもちろん野生動物が多く生息しており、ドライブ途中に見ることができます。角が立派なエルクや岩山や絶壁に生息するマウンテンゴートなどを見つけることができ、まるでサファリパークのような楽しさがあります。可愛い小動物リスやうさぎには、ハイキング中に遭遇できます。
グリズリーベアやブラックべアも生息しています。車窓から見えたら「かわい~」と思えますが、ハイキング途中だったら笑えないですよね。ハイキングは必ずグループで、熊除け鈴などを持って散策してくださいね。
終わりに
いかがでしたか?
絶景尽くしのカナディアン・ロッキー。日本とのスケールの違いに驚き、その雄大で美しい眺めを目の前に言葉を失います。ここで見た景色は目に焼き付き、一生忘れることはないでしょう。来てよかったと心から思える場所なので、ぜひ皆さん足を運んでみて下さいね。