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【5】ウォーターホール・レイク:2つの湖で成り立つ湖
かつては大きな一つの湖でしたが、現在はアッパーとロウワーと2つの湖で構成される「ウオーターホール・レイク」。
こちら、ロウアーは氷河湖なのでとても綺麗で、背後にはピラミット型のマウント・ケフレンが望めます。優しいミントグリーンが美しく、いつまでも眺めていたい湖です。
- ウオーターホール・レイク
- カナダ / 自然・景勝地
- 住所:Waterfowl Lakes,Banff National Park, Alberta地図で見る
【6】ペイト・レイク:季節によって色が変わる湖
展望台から見下ろす形で湖の全景が見れ、キツネの形をした「ペイト・レイク」。夏は爽やかなコバルトブルー、秋はエメラルドグリーンと季節によって色を変え、数ある氷河湖の中でも色の変化に富んでいます。
こちらは夏のペイト・レイクですが、まるで絵の具を流したような色合いです。
【7】エメラルド・レイク:森の中に佇むエメラルド色の湖
ヨーホー国立公園の森林に囲まれ、秘境感漂うスポットにある「エメラルド・レイク」。湖畔はこのような気持ちが良いハイキングコースになっています。
エメラルド・レイクはその名の通りエメラルド色に輝く氷河湖。この湖ではカヌーもおすすめです。他の湖に比べて風が少なく穏やかな湖面なので、ぜひ絶景の中でカヌーを楽しんでくださいね。場所によって湖の色が違うのがわかります。
【8】ナチュラル・ブリッジ:自然が造り出した石橋
「ナチュラル・ブリッジ」は、氷河の溶け水によるキッキングホース川によって、石灰岩の川底が長年にかけて削られてできた自然の橋。
実際には橋の中央は切れていますが、切れ目からその激流を見ることができます。
- ナチュラル・ブリッジ
- カナダ / 自然・景勝地
- 住所:Natural Bridge,Canada地図で見る
【9】スパイラル・トンネル:鉄道ファン必見のトンネル
鉄道ファンには有名なトンネルで、その造りの特徴から「スパイラル・トンネル」と呼ばれます。急勾配の険しいキッキング・ホース峠を越えるために、ぐねぐねと8の字を描くようにして造られました。
100輌もの車輌をつなぐ全長1㎞のカラフルな貨物列車も見所ですが、その貨物列車が通ると、まるで蛇がとぐろを巻いているように見えて面白いです。
- スパイラル・トンネル
- カナダ / その他スポット
- 住所:Spiral Tunnel,Yoho National Park地図で見る
【10】キャッスル・マウンテン:お城のようなロッキーを代表する山
氷河の浸食によって削り取られてできた迫力ある山。西洋のお城に似ていることから「キャッスル・マウンテン」と呼ばれています。
ロッキーを代表する景色で、写真家にも人気のスポットとなっています。
- キャッスル・マウンテン
- カナダ / 自然・景勝地
- 住所:Castle Mountain, Alberta地図で見る
【11】クロウフット氷河:カラスの足跡に見える氷河
カラスの足跡のような氷河として写真スポットとなっている「クロウフット氷河」。1940年代に発見された当時は3本指でしたが、その後氷河が退行し現在は2本になっています。
写真左側に見える、横に2本に伸びている氷河です。
【12】フェアモント・バンフ・スプリングス:古城のような老舗ホテル
ロッキー最大の規模を誇る1888年創業の老舗ホテル「フェアモント・バンフ・スプリングス」。深い森の中に古城のような佇まいで建っており、一度は泊まってみたい憧れのホテルです。
ホテルの中もまさにお城のようで、ヨーロッパ調のインテリアが目を惹き、客室からはロッキーの山々を間近で見ることができます。ホテルには6軒のレストランがあり、宿泊できなくても素敵な空間でグルメを楽しむことができますよ。
ディズニーの「ホーンテッドマンション」に似てるとも言われています。
- フェアモント・バンフ・スプリングス
- カナダ / ホテル
- 住所:405 Spray Avenue, Banff, Banff National Park, Alberta T1L 1J4, Canada地図で見る
【カナディアン・ロッキーの旅情報】
カナディアン・ロッキーの周り方
南側のゲート「バンフ」や北側の「ジャスパー」、または中間地点の「レイク・ルイーズ」が観光の拠点となります。日本からのツアーや現地のオプショナルツアーで周ることが一般的です。現地ツアーもほとんどがホテルまで送迎がついているため利用しやすく、日本人が経営するツアー会社も多いです。もちろんレンタカーで自由に周ることも可能です。
《日本語ガイドの主な現地オプショナルツアー》
- TOLOCO(トロコツアーズ)
- Banff Top Tours(バンフトップツアーズ)
- ECH(エクスプローラーカナダホリデーズ)
- CCS(カナディアン・コーディネート・システムズ)
- H.I.S海外オプショナルツアー
- JTB現地オプショナルツアー
おすすめの観光シーズン
春先はまだ湖が凍っているため、氷が溶けた6月下旬以降から9月頃までがシーズンとなります。中でもベストシーズンは7月~8月となり、世界中から多くの観光客で賑わいます。10月頃から雪が降り始めます。
穴場は6月下旬で、まだ観光客も少ないですし、氷が溶けたばかりの湖は真夏に比べ透明度も高いです。
※その年の気候によって氷が溶ける時期、雪が降る時期は前後します
旅の服装
山なので朝晩は冷え込みます。昼間30度を超える夏日でも、夜は10度くらいまで気温が下がることもあるので防寒具は必須です。また標高が高く日差しが強いため、帽子やサングラスを持って行くと良いでしょう。もちろん靴は歩きやすい運動靴で。
おすすめのアクティビティ
カナディアン・ロッキーでは様々なアクティビティを楽しむことができ、ハイキングや湖でのカヌーは人気です。筆者が個人的におすすめするのは「乗馬」です。
スタッフを先頭に、自分で手綱を持ってロッキーの大自然の中を歩く気持ち良さは別格です。馬にも性格があり、途中でつい草を食べ道草してしまうお馬さんも。
約1時間も乗っていると自分とペアになったお馬さんに愛着がわいてきます。とっても可愛いですよ。(ただし翌日の筋肉痛は覚悟してくださいね。笑)
現地ツアー会社の方がお値段は安いですが、日本語ガイドだと【H.I.S】カナディアンロッキー乗馬体験や、英語ガイドになりますが日本語サイトの【VELTRA】バンフ国立公園 乗馬で散策ツアーなどがありますので参考にしてみてください。
野生動物に会える!
ロッキーにはもちろん野生動物が多く生息しており、ドライブ途中に見ることができます。角が立派なエルクや岩山や絶壁に生息するマウンテンゴートなどを見つけることができ、まるでサファリパークのような楽しさがあります。可愛い小動物リスやうさぎには、ハイキング中に遭遇できます。
グリズリーベアやブラックべアも生息しています。車窓から見えたら「かわい~」と思えますが、ハイキング途中だったら笑えないですよね。ハイキングは必ずグループで、熊除け鈴などを持って散策してくださいね。
終わりに
いかがでしたか?
絶景尽くしのカナディアン・ロッキー。日本とのスケールの違いに驚き、その雄大で美しい眺めを目の前に言葉を失います。ここで見た景色は目に焼き付き、一生忘れることはないでしょう。来てよかったと心から思える場所なので、ぜひ皆さん足を運んでみて下さいね。