この記事の目次表示
【3】ワット・パラット寺 (Wat Pha Lat)
チェンマイ市内から西にあるドイ・ステープ山の渓谷にひっそりと存在する「ワット・パラット」。禅寺やバリ島の寺院を思い起こさせるような様式と、森と共存する自然な佇まいが魅力です。癒しのエネルギーに満ちた、パワースポット的存在の寺院です。
ワット・パラットへの行き方
ドイステープの山中にあり、チェンマイ市内からは山の麓から続くトレイルを歩いて向かうことも可能です。また、ドイステープ寺院がある山の中腹にあるため、まずはドイステープ寺院を廻り、そこから続く山道を歩いて降りてアクセスする方法もおすすめ。もちろん車道も通っており、シェアライドなどを使ってもアクセスできますよ。
チェンマイ市内から登山道を使う場合は、下の記事を参考にしてください。
ワット・パラットの見どころ
どこにいても聞こえる川のせせらぎと鳥のさえずりと共に、自然と一体化したような神秘的な雰囲気が見どころ。通常のきらびやかなタイの寺院とは違った雰囲気を楽しめます。本堂には白い仏像が祀られており、ここで参拝客が瞑想をしている姿が見られることもあります。
苔に覆われた仏塔はビルマ様式で、長い間森の中に放置されたような雰囲気です。
まるでジブリの世界に迷い込んだような風景をあちこちで見かけることができる寺院は、癒しスポットが好きな方・パワーチャージやデトックスをしたい方にぜひおすすめです。
【4】ワット・シースパン(Wat Sri Suphan/Silver Temple)
チェンマイ旧市街から徒歩圏内にあるワット・シースパンは、繊細な銀細工が施された本堂が魅力。こじんまりとした寺院は住宅街の中にあり、地域密着型のお寺です。
ワット・シースパンへの行き方
ワット・シースパンはチェンマイの旧市街の南にあります。南の城門「チェンマイゲート」からは約700m・徒歩10分程度の距離。旧市街の南方面を観光している際に寄ると便利ですよ。ちなみにこの寺院周辺には、銀細工を扱う工房が多いのも特徴です。
ワット・シースパンの見どころ
見どころはやはり銀細工職人が8年もの歳月をかけて完成させた手作りの銀細工の数々。まさに銀寺と呼ぶのにふさわしいこのきらびやかな装飾は、他の寺院では見ることができません。
本堂の内側は残念ながら女性は立ち入り禁止ですが、本堂の外側をぐるりと一周し、繊細な模様で埋め尽くされた装飾を見るだけでも価値はあります。
本堂の隣には、銀細工でできたガネーシャも祀ってあります。銀色に輝くガネーシャも必見ですよ!
- ワット・シースパン/銀の寺
- チェンマイ / 寺院
- 住所:100 Wua Lai Rd, Tambon Hai Ya, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50100, Thailand地図で見る
- 電話:53274705
最後に
300ものお寺があるとされるタイの古都チェンマイで、筆者が実際に訪れておすすめしたい寺院を4つ紹介しました。有名どころからこじんまりとした寺院まで、タイプも実にさまざま。興味のある寺院があったら、ぜひ足を運んでみてください。