チェンマイ、サムーン地区にある温泉をご紹介します。チェンマイ市内から田舎道を約1時間30分ドライブを楽しんだその先には、天然の濁り湯温泉があります。湯の華たっぷりなお湯に浸かればお肌はすべすべ、旅の疲れも癒されます。
この記事の目次表示
ポーンクワーオ温泉について
ポーンクワーオ温泉は、チェンマイ市内から約50キロ北西部に位置するサムーン地区にあります。車で約1時間30分のドライブ。途中は美しい田園風景や、水牛が草を食んでいる様子なども見ることが出来、とても楽しいドライブができます。田舎道ですが、道路は整備されていますので、ツーリングも楽しめます。運転に慣れていない方は、ソンテウをチャーターして行くのがおすすめです。
入場料は、タオルと布でできた入浴用の服(男性はパンツ、女性はオールインワンタイプ)付きで、外国人は150バーツ(約520円)です。時間制限はありません。
様々なタイプの湯船が楽しめる
気ままにくつろげる個室風呂
到着してまず目に入るのは、通路に並ぶ個室タイプの浴槽です。源泉に近い一番奥の個室が熱く、手前に行くほどぬるくなっています。
個室の中は、大人1-2人が入れるくらいの湯船と、シャワーが備え付けられています。
みんなでワイワイ、温泉プール
立ち並ぶ個室風呂の間に、大小さまざまな温泉プールがあります。濁り具合や温度もさまざま。やはり源泉に近い奥の方が熱くなっています。
筆者一行は、スペード型の温泉プールを好んで利用しました。隣には小川が流れ、開放感も抜群です。温度も日本人好みのやや熱め。他の利用客と重なっても十分くつろげる広さです。
お肌すべすべ、天然の濁り湯温泉
気になる温泉の感想ですが、筆者はこんなにしっかり濁った温泉は日本でも体験したことはありません。湯船の底や椅子の部分には、白い成分(湯の華)が沈殿していました。サラっとしたお湯ですが、しっかりとした硫黄の匂いがします。浸かっていると次第に手足がすべすべしてくるのを実感できました。
温泉プールは肩まで浸かれる深さです。また温度も高めなので、冷たいシャワーを浴びたり、プールの周りのベンチに腰掛けて、自然の風を感じながら休憩するのがおすすめです。
おすすめ!チェンマイの温泉巡り
南国タイで温泉に浸かるというのはなかなかイメージできないかもしれませんが、気温が下がる乾季にはタイ人も好んで温泉に行きます。チェンマイ周辺には数多くの温泉地があるので、チェンマイに滞在する際には、少し足を延ばして“タイ風”な温泉を体験してみるのはいかがでしょうか?