旅行先でぜひ楽しみたいのが、その土地ならではのローカルフード。今回は、筆者がボゴタで実際に食べてみておすすめしたい屋台グルメを4つご紹介します。ボゴタならではの食材や味に挑戦してみませんか?
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【1】おやつや朝ごはんにぴったり♪「Arepas(アレパ)」
ボゴタ市内で最も多く見かけるのが「アレパ」の屋台。アレパは、コロンビアやベネズエラの郷土料理のひとつで、とうもろこしで作った丸い手の平サイズの生地を焼き、中にいろんな具材を詰めて頂く中南米流グリルド・サンドイッチです。
中の具材として人気なのが、チーズにハムやチキン・ポークなど。値段は具材によって変わり、チーズ&ハムだとCOP2,000(71円)、チキンやポークだとCOP2,500(89円)程度が相場です。また、朝には朝食用に卵焼きを詰めた卵アレパも登場します。
焼きあがったらアルミホイルに包んでもらえるので、焼き立てをその場でいただきましょう!トロトロのチーズと、とうもろこし特有のボソッとした食感の生地がよく合い、特に熱々は絶品ですよ♪
【2】ビタミン補給でリフレッシュ!「Mango(マンゴー)」
南国ボゴタでは、トロピカルフルーツジュースをその場で絞ってくれるフルーツジュースや、マンゴーの屋台をあちこちに見かけます。中でも、ぜひ試してみたいのが、熟していない緑マンゴー。現地では、これをスライスして、塩とレモンを振った食べ方が大人気です。
屋台で欲しいマンゴーを選ぶと、その場でつまみやすい様にスティック状にスライスしてもらえます。この切り方だと、端から皮の部分をつまんで、徐々に食べていけるので便利。
あっさりとした甘すぎないマンゴーは、爽やかでちょっとした休憩にもぴったり!このスライスマンゴー、値段は、ひとつCOP1,000(35.66円)が相場のようです。
【3】ボゴタっ子の定番おやつ「Obleas(オブレア)」
スイーツ系で良く見かけたのが「オブレア」の屋台。オブレアとは、「オブラート」が語源となっており薄い円状の生地2枚の間に、甘いソースを挟んだお菓子で、ソースやシロップはお好みで選ぶことができます。
トッピングとして人気なのが、チョコレートソース・ホイップクリーム・キャラメルソース・ココナッツフレークなど。薄いパリッとした軽い生地なので、サクサクといただけますよ♪ お値段の相場は、ソースの種類によって変わり、スタンダードだとCOP2,000(71円)程度。ちょっと甘いものが欲しくなったときに試してみてくださいね☆
【4】酵素たっぷりの発酵飲料「Masato(マサト)」
今回1番のお気に入りだったのが「マサト」!日本食に由来のあるようなネーミングですが、実は全く関係なく、お米とパイナップルを発酵させて作った健康飲料となります。
味は、今欧米で大流行の酵素ドリンク「Kombucha(コンブチャ)」にそっくり。甘酸っぱくトロリとした舌触りで、発酵飲料独特の味と香りがします。旅先で酵素をしっかりチャージしたいときなどにぴったりですよ♪
発酵の度合いや使われるスパイスによってマサトの味は変わりますが、基本的にシナモンとクローブが使われます。こちらのお値段は1杯COP1,500(53円)程度が相場のようです。
最後に
今回紹介した「マンゴー」「ププサ」「オブレア」は新市街・旧市街問わず市内を散策しているとあちこちで見かけることができます。「マサト」に関しては、旧市街のマーケット「La Concordia(ラ・コンコルディア)」付近の屋台で販売されているのを見かけました。
気が向いたときに手軽に楽しめる屋台フード。現地の生活に浸透している国民食に触れることで、旅の思い出がもっと色濃くなるかもしれません。
※記事内のコロンビア・ペソから日本円への換算は1COP=約0.035円で計算しています