ヨーロッパ

【MSCクルーズ】年末年始は地中海クルーズ!洋上で初日の出が拝める♪

取材・写真・文:

アメリカ在住
訪問エリア:36ヶ国

2017年12月19日更新

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気になるクルーズ代金は?

気になる旅行代金ですが、筆者の場合は、2013年当時の価格で「バルコニー付きキャビン」一室30万円ほどでした。クルーズ料金は予約時期によって価格が大きく変動し、筆者はその年の夏前に予約して、40%OFFほどの底値でこの価格だったと思います。

一室の定員は大人二名ですが、特筆すべきは、親と一緒であれば12歳以下の子供は無料で添い寝可という点。室内はダブルベッドに加えソファベッドもあり、4歳2歳の幼児二人添い寝は、余裕でできました。もちろん同伴の子どもは、食事代やプールなどの施設利用も無料です!

全食事代と観光地間の移動費込み、7泊のホテル代込みで親子4人で約30万円。日本からのフライト費を別にすれば、決して高すぎはしないという印象です。お子さんが小学生であれば、なおさらリーズナブルに感じられるかもしれないですね。

【MSCクルーズ】オフィシャルサイト「ファミリー&キッズのご案内」※日本語
http://www.msccruises.jp/jp-jp/Discover-MSC/Family-Cruises.aspx
  • 写真:かなたあきこ子供を預かってくれるキッズルームも無料で利用できます

MSCに問い合わせたところ、寄港地の治安状況などにより毎年航路や日程も変わるそうです。参考までに、2017-2018年末年始クルーズでは、【ジェノバ港12/31発、7泊8日地中海クルーズ】が同じタイプの部屋で約$4,300。40%OFFの時期に予約できれば約30万円です。

費用の盲点は、各都市での観光の際にかかる「オプショナルツアー料金」(およそ大人1名2~4万円)です。どこの寄港地も都市部とはかなり離れた場所に停泊するので、そこから自力で公共交通機関を使って観光できるかが、分かれ道でしょう。

例)「ローマ」の寄港地は「Civitavecchia チビタベッキア」という港。鉄道のチビタベッキア駅からローマ中央駅までは、約60~80分かかります。

  • 写真:かなたあきこ夕暮れのチビタベッキア駅ホーム
  • 写真:かなたあきこチビタベッキア⇔ローマ間を結ぶイタリア国鉄車両

港から観光地までの距離、公共交通機関の充実度などによって、「自力観光」と「オプショナルツアー」を使い分けてもいいですね。ちなみに筆者はチュニジアを含め、すべて自力で観光しましたが、下調べがとても大変でした・・・。

おわりに

年末年始クルーズの様子、いかがでしたか?最初はこの「一日船の上で過ごす」ことをもったいないと思っていましたが、侮るなかれ。ホスピタリティ溢れるMSCクルーズの真骨頂を、感じ取ることができました。

クルーズ旅行はなかなか「お手軽」ではないですが、一生モノの体験ができるはず。中でも特に「年越し地中海クルーズ」はおすすめです!予約時期、料金など入念な準備をした上で、“生涯最高の旅”を手に入れてみてください。

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この記事を書いたトラベルライター

フリーランスライター
◆◆トラベルライターアワード 2018年上半期・2018年年間・2019年上半期
◆◆「国内記事部門 アクセストップ賞」三期連続受賞!
◆◆https://tripnote.jp/minna/award/2019/1



学生時代のダイビング、社会人からのトレッキングを経て、海も山もあらゆる旅行&アクティビティが好きです。過去には夫の海外勤務に帯同し、2年半ほどドイツ・ミュンヘンで暮らしたことも。どこまでも地続きであるヨーロッパの利点を活かし、休みのたびにいろいろな国や街へ強行ドライブ旅を敢行していました。(1歳・3歳の子連れで、土日でミュンヘン⇔ミラノ往復など無茶もしました・・・)
帰国後数年間の東京暮らしを経て、2021年夏からアメリカへ移住。アメリカならではの大自然を満喫するのが楽しみです!

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