ドイツ
ドイツ観光
ロマンティック街道には古城や中世の街並

ミュンヘンは朝からビール天国!美味しいソーセージもいっぱい♪

取材・写真・文:

兵庫在住
訪問エリア:18ヶ国

2018年6月29日更新

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【アウグスティナーケラー】ミュンヘンで最も古いビール醸造所

ミュンヘンでは、各メーカーが ビアホール という直営店を展開していることが多いです。日本で言うならたとえば「キリンシティ」…それをもっと本格的にした感じでしょうか。

  • 写真:まき子

その中でもミュンヘンで一番古いと言われている銘柄が【アウグスティナー(Augustiner)】で、ビアホールは【アウグスティナーケラー(Augustinerkeller)】

  • 写真:まき子

ここはビアガーデンの広さでも有名なのですが、筆者が訪れた10月は夜に外で飲むには寒かったため、中へ通してもらいました。まるで穴蔵のような造りでワクワクします。

  • 写真:まき子

通された席も間接照明が良い雰囲気の、まさに穴蔵。

  • 写真:まき子

オススメのメニューも黒板にズラ〜り。

「とりあえずビール」という注文はやめておきましょう…

ここで筆者の失敗体験談を1つ…ドイツのこういったビアホールで「ツヴァイ ビア!(とりあえずビール2つ!)」とテキトーに頼むのものではありません。。。店員さんは「Okay!」と言ってくれますが、出てくるのは…

こんな大きな 1リットルジョッキ!!

  • 写真:まき子

そうなのです、テキトーに頼むときの標準はこのサイズ、中身は「ヘレス(Helles)」という日本のラガーと同じような味のビールがほとんどです。「せっかくミュンヘンに来たからにはいろんな種類を飲みたい!」と言う方は、頼むサイズにもご注意くださいネ。いきなり1リットルではお腹がいっぱいになってしまいます。

  • 写真:まき子

もちろんちゃんと頼めばいろんな種類が飲めます。写真右は「Hefeweizen Dunkel」Hefeweizen(ヘーフェヴァイツェン)といえば酵母で濁った上面発酵の白ビールですが、その造りに先ほど紹介したダークな色の Dunkel(デュンケル)を掛け合わせた独特な製法のビールです。これで500ml。このサイズであればどのビールも1杯€5(約650円)くらいです。

オススメ!ソーセージの盛り合わせ

  • 写真:まき子

ビアホールにはソーセージの種類もたくさん!何を頼もうか迷ってしまう方にオススメなのは、いろんなソーセージの盛り合わせ「Grosse Würstlpfanne 」。3〜4種類のソーセージ、ローストポテト、ザワークラウトという盛り盛りな内容で€14.8(約1,900円)です。

アウグスティナーケラー
ドイツ / 洋食・西洋料理
住所:Arnulfstraße 52, 80335 München, ドイツ地図で見る
Web:https://www.augustinerkeller.de/home/?L=1

【パウラナー・イム・タール】修道士の断食期間中の栄養源?!

最初に紹介した「ヴィクトアリエンマルクト」から徒歩3分ほどの所には、【Paulaner パウラナー】の直営店【Paulaner im Tal パウラナー・イム・タール】があります。

  • 写真:まき子

お店の看板にもある「ロゴ」を見るとわかると思うのですが、描かれているのは修道士…そう、パウラナーは 修道院が1634年に創設した醸造場 なんです。

当時はキリスト教でも断食修行がありましたが、液体だけは口に入れても良いことになっていました。そこで有名なのが、断食中に修道士が飲んでいた Doppelbock(ドッペルボック)という造り方をした銘柄【Salvator サルバトール】

  • 写真:まき子

写真右にあるダークな色合いのビールです。「Doppel ドッペル」とは「2倍」という意味。アルコール度数が高くモルトの甘みや香りが強いのが特徴で、とても美味しいんです。なんだか…修行中なのに…修道士はこんな美味しいのを飲んでたの?!と思ってしまいます(笑)。ちなみにどのビールも500mlで€5(約650円)ほどです。

ミュンヘンならではの美味しいモノもいっぱい!

  • 写真:まき子

ここでは「Weißwurst(ヴァイスヴルスト)= 白ソーセージ」はこんな風に壺のお湯で温められながら出されます。白ソーセージは煮たり焼いたりするとすぐ皮が破けてしまうのでお茹でゆっくり温めるものだそう。

  • 写真:まき子

白ソーセージ専用の少し甘いマスタード「Süßer Senf」も容器に入っていて好きなように付け合わせできます。白ソーセージはものすっごいプリプリっ!

なお、ビアホールでプレッツェルが最初に出される場合は、サービスではありません。「食べた分だけお金を払う」というシステムなのでご注意を。

  • 写真:まき子

ミュンヘンのソウルフードの1つで大人気の「レバーケーゼ Leberkäse」もあります。腸詰めではなく食パンのような型に入れて蒸し焼きにするソーセージです。

直訳すると「肉の肝臓レバー & チーズ」ですが、実際にレバーが入っていることは稀で、チーズも入っていません。食感はミートローフに近いですがさらにきめ細かい!1枚のボリュームはなかなかあり、これで€8.9(約1,200円)。

  • 写真:まき子

「ニュルンベルグ焼きソーセージ Nürnberger Rostbratwürstl」もおすすめ!ニュルンベルグも同じバイエルン州の街です。ハーブやスパイスがふんだんに使われている小さなソーセージで、飲兵衛のツボをつく味わいに、ぷりっ!!とした食感がなんともいい感じ。ソーセージ8本と美味しいザワークラウトも添えられて€10.9(約1,400円)です。 

パウラナー・イム・タール
ドイツ / 洋食・西洋料理
住所:Tal 12, 80331 München, ドイツ地図で見る
Web:https://www.paulaner-im-tal.de

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この記事を書いたトラベルライター

じっとしているのは耐えられない旅行好き&飲兵衛です
日本在住ですがアメリカで生活したこともあり、その時にすっかりアメリカ大陸の自然に魅了されました。それ以来、帰国しても日本の自然の素晴らしい場所をあちこち旅行するのが好きです。1児の母でもありますので、“子連れで行くとどんな旅になる?!”という視点も織り交ぜていろんな場所をご紹介できればと思っています。
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