本州と四国を結ぶ、明石海峡大橋・瀬戸大橋・しまなみ海道。この3つの中で唯一自転車で渡ることが出来るルートがあります。それは「しまなみ海道」。広島・尾道と愛媛・今治を結んでいます。普段自転車に乗らない方でも大丈夫。レンタサイクルを使って、気軽にどうぞ!瀬戸内の潮風を浴び、時には坂に挑み、そして美味しい名物を食べる。渡り切った時の達成感は間違いなし!
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しまなみ海道サイクリングロード
広島・尾道と愛媛・今治を結ぶ、全長約70kmのサイクリングロードがしまなみ海道にあります。瀬戸内海横断自転車道と呼ばれ、日本初の海峡を横断するサイクリングロードです。6つの島を橋で結んでいて、それぞれの島を満喫しながらサイクリングすることが出来ます。尾道からスタートするのも良し、今治からスタートするのも良しです!
スタート地点へのアクセス
今回は大阪から尾道、今治へのアクセス方法をご紹介しておきます。
【大阪→尾道】
難波や梅田発、尾道駅前着の高速バスが走っているのでラクラクに行けちゃいます♪(料金:大人4,000円 小人2,000円、所要時間:約5時間)
【大阪→今治】
尾道までは【大阪→尾道】でご紹介した高速バスを利用。尾道からは、尾道と今治間を走る、高速乗合バス(しまなみサイクルエクスプレス)を使うのがオススメです。このバスは、自転車が持ち込めるので、自分の自転車でサイクリングをしたい方にもってこいです。但し、自転車を持ち込む方は、予約が必要となるのでご注意を。
レンタサイクル
しまなみ海道沿線の自治体がレンタサイクルを運営しています。なのでどの島にもレンタサイクルターミナルがあり、どこでも乗り捨て可能なんです!ちょっと自信がない方にも安心です。繁忙期には予約して行くことをオススメします。
【自転車使用料】
電動アシスト自転車:1,500円/6時間
タンデム自転車(2人乗り自転車):1,200円/1日
その他の自転車:大人1,000円/1日 小人300円(その他の自転車のみ、乗り捨て可能)
保証料:1,000円(貸出ターミナルでの返却時に限り、返却されます)
電動アシスト自転車を2日間(1日6時間ずつ)借りて走破する場合、レンタル代金は3,000円!安くて、お手軽に借りられちゃいます。
尾道からスタート!島と島を結ぶサイクリングコース
今回は広島・尾道からスタートするサイクリングルートをご紹介。愛媛・今治へと向かう時に出会う島や橋を、順を追って紹介します。
尾道から向島へは渡り船で
よし、しゅっぱーつ!と意気込んだものの、どこへ向かえばよいのか分かりにくい。尾道から最初の離島である向島へ渡るには、渡船を使います。まずは、駅前渡船のりば(向島行きフェリー乗場)へ。渡船の料金は70円。自転車と共に船に乗り込みます。
船を降りたら、道に引いてある青い線を辿っていけばOK!もう迷う心配はありません。
- 駅前渡船のりば(向島行きフェリー乗場)
- 尾道 / その他スポット
- 住所:広島県尾道市東御所町8地図で見る
因島大橋を渡って向かう因島、その次は生口島へ!
向島と因島を結ぶ、因島大橋。海抜50m、全長1,270m!!サイクリングコースで2番目に大きい橋です。自動車道の下を駆け抜けます!しまなみ海の特徴は、橋が高い位置にあること。なので、橋を渡るには少し頑張らなければなりません。その分、絶景を見ることが出来ます!
さらにその先、生口橋を通って向かう因島〜生口島までのコースは少しアップダウンがきついところが…。サイクリングコースですが道幅も狭いところもあるので、車には注意!
大三島は宿泊ポイント!
生口島と大三島を結ぶ多々羅大橋。橋までの坂は傾斜角度が大きく、少し大変ですが、登り切った時に見える景色は、最高です!
この橋を渡ると、6つの島の中で1番大きい島である、大三島に到着。この島には、宿屋やゲストハウスが多く、サイクリングロードのほぼ中間地点なので、宿泊するのにピッタリ!大きな道の駅もあるので、お土産を見るのもよいです。
大三島には、地元の方もオススメする海鮮丼屋さんがあります。その名も、大漁。伊予国の一宮である大山祇神社の近くにあります。なんと海鮮丼が480円!しっかりと量もあり、満足感いっぱいです。平日は、お昼のみの営業です!!
- 大山祇神社
- 愛媛 / パワースポット / 神社 / 縁結びスポット
- 住所:愛媛県今治市大三島町宮浦3327地図で見る
- 電話:0897-82-0032
- Web:http://www.ooyamazumi.net/