広島
広島観光
世界遺産の厳島神社や原爆ドーム、海上自衛隊の関連施設が人気

広島・大久野島(ウサギ島):トイレは?知って得する情報&NG行動6つ!

取材・写真・文:

東京在住
訪問エリア:33都道府県

2019年8月19日更新

5,246view

お気に入り

写真:藍ai

世界で唯一!?特別な体験ができる大久野島。通称・ウサギ島と呼ばれており、可愛いウサギ達を前にテンションも最高!ただ、大久野島に住むのは野生のウサギさんのため、ウサギと触れ合うにあたってNGな事を、ズバリお伝えします。

この記事の目次表示

大久野島とは?

  • 写真:藍aiエサの為なら、首をぐーんと伸ばしちゃうもんね!

大久野島は広島県竹原市にあり、「ウサギの島」「毒ガスの島」と呼ばれています。由来は、昔、戦争中に毒ガス開発実験として工場があったからなのです。しかし、いまは、その実験対象とされていたウサギが野放しにされ、野生動物として約700羽のウサギが住んでいます。

島は1時間ほどで1周でき、その間、野生のかわいいウサギに会い放題&触り放題&エサやり放題&写真撮り放題というウサギ好きにはたまらない島です。また、毒ガスの島ということで、工場の跡地など日本の歴史についても勉強できます。島には唯一のホテル「休暇村」があるので、一泊二日で訪れることもできます。

大久野島までのアクセスや、詳しいご紹介は以下の関連記事をご確認ください。

大久野島でウサギと触れ合う際のNG行為

①抱っこしたり、追いかけまわすのはNG!

ウサギは非常にストレス感じやすく、なおかつ骨を折ったりケガをしやすい動物でもあります。そのため無理やり抱っこしたり、追いかけ回したりするのはNGです。ケガをしてしまうと、厳しい自然環境の中で暮らすのは大変になってしまうため、十分に配慮しながら触れ合いましょう。

②道路や船着き場でウサギと遊ぶのはNG!

  • 写真:藍ai道路のど真ん中に立ち往生!

島内は、基本的に車はほぼ通らず、バスや自転車が通る程度です。ただ、道路のど真ん中や、フェリーの船着き場でウサギと触れ合うのは、もしもの時に危ないですので、避けましょう。

とくに船着き場は送迎バスも停車する場所で、人通りが多いです。ウサギに夢中になるあまり、バスが来ているのに気づかないということもあり得ますし、またそこでエサやりをしてしまうと、ウサギが集まってしまうので、ウサギにとっても危険です。

③ウサギの口元に手をやるのはNG!

  • 写真:藍aiかわいすぎる後ろ姿!

小さなお子さんは特に要注意です!

ウサギは実はあまり目がよくありません。そして、するどい歯を持っています。実際に固いキャベツの芯や野菜の芯、人参などもポリポリポリポリと即完食します。

  • 写真:藍aiキャベツの芯をムシャムシャ中。

3cmの長さの人参もあっという間になくなるほど、食べるスピードは早いです(人参の太さにもよりますが)。野菜と一緒に自分の指まで噛まれないように、注意しながらエサをあげましょう。

④お菓子やパンをたべさせるのはNG!

  • 出典:pixabay.comお菓子やパンをウサギにあげるのはNG!!

犬も食べ与えてはいけない食べ物があるのと同様に、ウサギが食べられるのもは限られています。ウサギが体調を崩してしまいますので、人間が食べるお菓子やパンを食べさせるのはNGです。

⑤ゴミのポイ捨てNG!

島を一周しましたがゴミ箱は見かけなかった印象で、実際に筆者もゴミは全て持ち帰りました。途中、海辺や道路わきにゴミが落ちているのを見かけますが、非常に残念な気持ちになりますし、大久野島の環境悪化にも繋がります。

また、その落ちたゴミをもし間違ってウサギさんや他の動物が食べてしまったら大変です。観光客1人1人の行動が大事ですので、ゴミのポイ捨ては絶対にしないようにしましょう。

⑥島にウサギを捨てるのNG!

  • 写真:藍ai

ウサギが沢山いるから…と、家で飼っていたウサギを大久野島で放すことはやめましょう。

大久野島には約700羽のウサギが住んでいますが、ペットショップで見かけるようなかわいいウサギばっかり!と思ってはいけません。ここにいるのは野生のウサギです。つまりは弱肉強食の世界で生きているのです。

中には、片目がつぶれてしまってないウサギや、足がすこし変になっていたり、片耳の一部が大きく欠けていたり、毛並みが荒れていたり、といろんなウサギがいます。エサをあげていても、横取りしたり、独り占めするウサギがいる為、ずっと食べれず去っていくウサギもおります。

家で飼いならしていたウサギを大久野島に持って来て捨ててしまうと、厳しい自然環境では生きていくことができません。

次のページを読む

広島の旅行予約はこちら


広島のパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

広島のホテルを探す

広島の航空券を探す

広島の現地アクティビティを探す

広島のレンタカーを探す

広島の高速バスを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【2024最新】全国の人気水族館TOP37!旅行好きが行っている水族館ランキング

沖縄美ら海水族館や海遊館、八景島シーパラダイスをはじめとする全国の人気水族館を、トリップノートの9万2千人の旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に...


諸説あり!「日本三大稲荷」に数えられる有名稲荷を一挙紹介

日本三大稲荷といえば総本宮の伏見稲荷大社は必ずその1つに挙げられますが、残り2社は諸説あり、比較的知られた説の中だけでもなんと計13もの神社が候補に挙がっていま...

【2023年版】旅行者が行った日本国内の人気観光スポットランキングTOP48!

2023年にトリップノートのトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータを元に、トラベラーのみなさんが実際に訪れた国内の人気観光スポットランキング【202...

【2023年版】全国の人気神社・お寺TOP52!旅行好きが訪れた寺社ランキング

2023年の1年間にトリップノートのトラベラー会員が登録した「行ったスポット」のデータを元に、トラベラーのみなさんが実際に訪れた国内の寺社ランキング【2023年...

【2024最新】中国地方の人気観光スポットTOP55!旅行者が行っている観光地ランキング

嚴島神社や原爆ドーム、出雲大社などをはじめとする中国地方の観光スポットを、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に...

この記事を書いたトラベルライター

穴場&王道なtripが大好き★
南国生まれ、南国育ちです!
九州(高校まで)→大阪&フィジー(大学)→九州(就職)→東京(転職)→大阪(転勤)→アメリカ→東京(転職)と居住も様々!

旅は、大学時代に国内外バックパッカーを始めたのがきっかけで、
今でも一人や友達と旅行に行っています。
大学の卒業旅行では、世界一周航空券を使って、2か月間弾丸一人バックパッカーを実行!

今も毎年海外旅行に年に2~3回行ってます。
2019年GWはタイ&アメリカに行き、コロナ直前までアメリカにいました。
コロナ中は、国内旅行を楽しんでいます。

一人旅は、現地人や同じ旅人同士との交流が生まれやすいので大好き。
友人や家族旅行ももちろん大好き。
国内&海外の情報発信中です!


また、本業ではサイキックリーダーをやってます。
あなたが行くべき旅行先や時期などを、ガイドに教えてもらうこともできるので興味がある方はどうぞ。

【サイキックリーダーのサイト】https://psy-ai.com/
【自身で運営中の旅サイト】https://koi99-trip.com/
https://psy-ai.com/

海に浮かぶ「青島神社」無料駐車場&おすすめ参拝時間!多くの芸能人も訪れる、大人気の6つの理由!

芸能人も訪れる大人気の青島神社。専用駐車場がないけど、どこに駐車すべき?神社だけど営業時間は?島だけどトイレはあるの?行くならどの時間帯がベスト?人気の理由は何...


【グランドキャニオン・2019年最新情報】基本情報&おすすめの回り方を伝授

グランドキャニオン国立公園にある「サウス・リム」と「ノース・リム」はどっちがおすすめ?最寄り空港はどこ?園内を移動する無料シャトルバスがある?等の基本をご紹介。...


【京都:桂離宮】日本最高庭園!行く前必読!見どころと注意事項

17世紀に造られた「桂離宮」。それは、日本庭園として最高の庭園と誰もが絶賛するそうです。「それは実に涙ぐましいまでに美しい」と絶賛したのは、20世紀を代表する建...

【宮崎県・行く前に必読】地元民が教える鵜戸神宮の王道&穴場情報!おすすめ参拝時間、運玉の裏話、隠れ家神社とは?

宮崎県の人気観光スポット「鵜戸(うど)神宮」。洞窟の中に本殿があり、運玉を投げる体験ができる…だけの神宮だと思ってませんか?!本殿とは別の場所にある、地元民でも...

【京都】京都Love女子が教える、ハズさない厳選お土産を買えるお店7選

京都が大好きで、8年も通い続ける友人と小旅行した際に紹介してもらった、絶対買いたい絶品お土産。そんな京都Love女子が教える、おすすめ土産を買えるお店を7店紹介...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります