世界で唯一!?特別な体験ができる大久野島。通称・ウサギ島と呼ばれており、可愛いウサギ達を前にテンションも最高!ただ、大久野島に住むのは野生のウサギさんのため、ウサギと触れ合うにあたってNGな事を、ズバリお伝えします。
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大久野島とは?
大久野島は広島県竹原市にあり、「ウサギの島」「毒ガスの島」と呼ばれています。由来は、昔、戦争中に毒ガス開発実験として工場があったからなのです。しかし、いまは、その実験対象とされていたウサギが野放しにされ、野生動物として約700羽のウサギが住んでいます。
島は1時間ほどで1周でき、その間、野生のかわいいウサギに会い放題&触り放題&エサやり放題&写真撮り放題というウサギ好きにはたまらない島です。また、毒ガスの島ということで、工場の跡地など日本の歴史についても勉強できます。島には唯一のホテル「休暇村」があるので、一泊二日で訪れることもできます。
大久野島までのアクセスや、詳しいご紹介は以下の関連記事をご確認ください。
大久野島でウサギと触れ合う際のNG行為
①抱っこしたり、追いかけまわすのはNG!
ウサギは非常にストレス感じやすく、なおかつ骨を折ったりケガをしやすい動物でもあります。そのため無理やり抱っこしたり、追いかけ回したりするのはNGです。ケガをしてしまうと、厳しい自然環境の中で暮らすのは大変になってしまうため、十分に配慮しながら触れ合いましょう。
②道路や船着き場でウサギと遊ぶのはNG!
島内は、基本的に車はほぼ通らず、バスや自転車が通る程度です。ただ、道路のど真ん中や、フェリーの船着き場でウサギと触れ合うのは、もしもの時に危ないですので、避けましょう。
とくに船着き場は送迎バスも停車する場所で、人通りが多いです。ウサギに夢中になるあまり、バスが来ているのに気づかないということもあり得ますし、またそこでエサやりをしてしまうと、ウサギが集まってしまうので、ウサギにとっても危険です。
③ウサギの口元に手をやるのはNG!
小さなお子さんは特に要注意です!
ウサギは実はあまり目がよくありません。そして、するどい歯を持っています。実際に固いキャベツの芯や野菜の芯、人参などもポリポリポリポリと即完食します。
3cmの長さの人参もあっという間になくなるほど、食べるスピードは早いです(人参の太さにもよりますが)。野菜と一緒に自分の指まで噛まれないように、注意しながらエサをあげましょう。
④お菓子やパンをたべさせるのはNG!
- 出典:pixabay.comお菓子やパンをウサギにあげるのはNG!!
犬も食べ与えてはいけない食べ物があるのと同様に、ウサギが食べられるのもは限られています。ウサギが体調を崩してしまいますので、人間が食べるお菓子やパンを食べさせるのはNGです。
⑤ゴミのポイ捨てNG!
- 出典:pixabay.comごみのポイ捨てはNG!!
島を一周しましたがゴミ箱は見かけなかった印象で、実際に筆者もゴミは全て持ち帰りました。途中、海辺や道路わきにゴミが落ちているのを見かけますが、非常に残念な気持ちになりますし、大久野島の環境悪化にも繋がります。
また、その落ちたゴミをもし間違ってウサギさんや他の動物が食べてしまったら大変です。観光客1人1人の行動が大事ですので、ゴミのポイ捨ては絶対にしないようにしましょう。
⑥島にウサギを捨てるのNG!
ウサギが沢山いるから…と、家で飼っていたウサギを大久野島で放すことはやめましょう。
大久野島には約700羽のウサギが住んでいますが、ペットショップで見かけるようなかわいいウサギばっかり!と思ってはいけません。ここにいるのは野生のウサギです。つまりは弱肉強食の世界で生きているのです。
中には、片目がつぶれてしまってないウサギや、足がすこし変になっていたり、片耳の一部が大きく欠けていたり、毛並みが荒れていたり、といろんなウサギがいます。エサをあげていても、横取りしたり、独り占めするウサギがいる為、ずっと食べれず去っていくウサギもおります。
家で飼いならしていたウサギを大久野島に持って来て捨ててしまうと、厳しい自然環境では生きていくことができません。