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【神奈川】歴史好きも子連れでも!「小田原城」の見どころ徹底解説

2018年7月13日更新

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神奈川県の小田原城は、箱根の玄関口であり、東京から日帰りも可能な近さで、城・武士・忍者と日本的な魅力も詰まっている観光スポットです。城や歴史が好きな人はもちろん、子ども連れでも楽しめるポイントを、詳しく紹介します。

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2018年小田原開府500年・2019年北条早雲没後500年

2016年に天守閣を大改修し話題になった小田原城。その後も建造物の復元や公園の整備が行われており、進化し続けています。さらに、2018年は戦国時代に小田原城が北条氏の本拠となって500年、2019年はその北条氏初代である北条早雲の没後500年ということで、小田原はいっそう盛り上がりをみせているのです。

「史跡は難しそうだし子どもが楽しめないかも」という子連れの家族、逆に「復興天守や展示を見るだけでは物足りない」という本物志向の城・歴史好きな人、この記事では、それぞれの人達におすすめしたい小田原城の見どころをご紹介します!

どなたも必見!天守閣

2016年にリニューアルした天守閣は、映像やパネルなどで小田原城の歴史がわかりやすく展示されています。館内はエレベーターがないので車イスなどでの見学は難しくなっていますが、小田原へ来たならぜひ見てほしいスポットです。

受付から見どころ満載

入場券を買って、受付で券を出して、展示を・・・ですが、小田原城ではここからすでに凝ったポイントが。入場券を買って受付へ向かう途中の壁の一部に、樹齢1,500年とも推定される「神代杉」が使われています。さらに、受付の後ろの壁にあるのは、小田原・箱根の伝統工芸品「寄木細工」で石垣をモチーフにした作品です。

1階 江戸時代の小田原と城の全体像を見る

1階は、江戸時代の小田原城の様子や、小田原藩主となった大久保氏などが紹介されています。現在の小田原城は馬出門など江戸時代の姿をめざして復元が進んでいるので、1階をじっくり見ておくと、公園内を見学するときに「この場所は城のあのあたりかな」と、昔の姿をイメージしやすくなるでしょう。

2階~4階 戦国時代北条氏や現代までの小田原城

2階は撮影禁止のエリア。戦国時代に小田原城を本拠としていた北条氏の歴史を、肖像や古文書などの資料や映像で紹介しています。

3階では、小田原城にゆかりのある刀剣や甲冑、工芸品が展示されています。回廊には、小田原城に関するクイズコーナーも。

小田原城址公園内で発掘された戦国時代の庭園の遺構も紹介されています。北条氏が支配した戦国時代の小田原に興味があるなら、2階だけでなく3階の展示も注目です。

4階は3階との吹き抜けになっている展示室。通常は小田原城の古写真が展示されていますが、時期により展示内容が変わります。

最上階 展望デッキでは海と山の絶景

最上階の5階は、江戸時代の天守閣最上階の一部が再現され、摩利支天像が安置されています。再現には地元小田原の職人による伝統的な工法が使われており、その様子を記録した映像や、木組みを体験できるコーナーも。

そして最上階では、屋外へ出て外の景色を見ることができます。南には直近に相模湾、西に丹沢や箱根山と、海も山も一望することができる絶景スポットです。

小田原城
神奈川 / 建造物 / 観光名所
住所:神奈川県小田原市城内6番1号
電話:0465-23-1373
Web:http://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/odawarac...

城・歴史が好きな人へおすすめスポット

天守閣や展示もいいけれど、城が使われていた当時と同じ建物や遺構や見たい!という、城や歴史が好きな本物志向の人におすすめのポイントを紹介します。

石垣・堀

正規登城ルートから天守閣の方向へ行かず、報徳二宮神社のほうへ行く道沿いに、崩れた石垣を見ることができます。ここは、関東大震災で崩れた、江戸時代の石垣なのです。

石垣の道を先へ行き、城址公園から報徳二宮神社へ入る橋には、小田原城の堀だったことを示す看板があります。発掘などの調査により、堀の跡とされている場所です。

銅門(あかがねもん)

1997年に復元された銅門は、土・日曜日と祝日の10時00分〜午後3時00分に、期間限定の特別公開として内部を見学することができます(2019年3月31日まで)。

銅門は、発掘調査や古写真、絵図などを参考にし、地元の職人により本来の工法で復元されました。外はもちろん、内部でもその工法を見ることができます。釿(ちょうな)で削って仕上げられた太い梁が目を引きますね。窓から外を見ると、侵入した敵の動きを妨げて一網打尽にする枡形(ますがた)や門の構造がよくわかります。

城ならではの「石落とし」も再現されています。侵入者にはここから石などを落として攻撃し、城を防衛する仕組みです。

銅門土塀模型

この銅門の壁がどのように作られているか、いくつもの素材が重なった仕組みが、銅門のある広場で見ることができます。

他にも、城址公園内には、旧石器時代から現代までの小田原の歴史や自然について展示や体験教室が行われている「郷土文化館」もあります。

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※この記事は2018年6月17日の取材に基づき公開した情報です。
 記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

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この記事を書いたトラベルライター

子どもと一緒に歴史と遊びと旅を
以前は歴史資料館の学芸担当職員として勤務していました。
神社仏閣や史跡を気ままに巡る旅が好きでしたが、現在はもっぱら子連れ旅。
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