神戸ワイン発祥の地【兵庫・神戸ワイナリー】に期間限定でかかしが到来！

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• 「神戸ワイナリー」は神戸ワイン発祥の地
• 神戸ワイナリーのショップ
• かかしさんたちと対面
• 春を待つ憩の公園へ、期間限定のかかしに会いに行こう

「神戸ワイナリー」は神戸ワイン発祥の地

• 写真：こごみ

神戸市西区にある神戸ワイナリーは、丘の上に建つ赤い屋根の建物。神戸ワインは、神戸ビーフなどと共に有名な地域の特産品の一つです。

• 写真：こごみ

ワイン専用のブドウが栽培されていて、広い敷地内にはブドウ畑がたくさん。冬は寂しい状態ですが、五月には花を咲かせ、夏にはブドウの実が熟してくるそうです。

• 写真：こごみ

1985年に神戸で開かれた「ユニバーシアード」のマスコット「ユニタン」。反対側には1989年「フェスピック神戸大会」のマスコット「モー太」の銅像が。なんとどちらも手塚治虫さんの作品なのだそうです。そういえば手塚氏は兵庫県出身でした。

• 写真：こごみ

冬は人けがないですが、行楽の季節には親子連れでにぎわっています。広場ではイベントなんかも行われます。建物内をぐるりとめぐっている廊下沿いにショップやホテルの入り口があります。

• 写真：こごみ

壁のライトがワインボトルの形で、おしゃれ！写真ではわかりにくいですが、ブドウのロゴマーク入り。こちらは、神戸ワインのロゴマークです。

神戸ワイナリーのショップ

• 写真：こごみ

ショップは2018年3月現在改装中で、仮店舗の状態なのだそうですが、仮とは思えない美しいディスプレイです。

• 写真：こごみ

ワインの種類がいろいろあって、どんな特徴があるのかわからない…という人は、店の人に聞いてみましょう。すごく丁寧に教えてくれます。

• 写真：こごみ

試飲用の「みのり」というワイン。今回筆者は、こちらの白ワインを購入。ほんのりと甘味があってさわやかな味。価格は1,404円です。

• 写真：こごみ

こちらはワインと裏ごし野菜をじっくりと煮込んで作られたカレーで、350円です。

• 写真：こごみ

ショップ内には、神戸みやげもいろいろ。よく見るお菓子の神戸オリジナルバージョンなんかも置かれています。

かかしさんたちと対面

• 写真：こごみ

メインの建物を抜けると、隣の敷地にはバーベキュー場があります。さすがに寒くて、筆者が訪れた2月下旬にはほとんど人がいませんでした。そのバーベキュー場を通り抜け、またずんずんと歩いていくと、展望台や陶芸館が見えてきます。

• 写真：こごみ

さらに続くのんびりと散歩できる気持ちよい道を進んでいくと、目指す古民家が見えてきます。かかしさんたち、「いました！」。

• 写真：こごみ

展示されているかかしさん達は、どうやら宴会の真っ最中のようです。かかしというより等身大のぬいぐるみという感じで、かなりの迫力！またかかしさんたちの前に置かれているのはお酒ではなく、ちゃんと神戸ワインとなっています。

• 写真：こごみ

じいちゃんかかしか教えてくれるところによると、彼らは播磨からやってきたとのこと。

• 写真：こごみ

ばあちゃんかかしが教えてくれるところによると、今回は彼女たちの村のひなまつりの行事の一部が神戸にやってきたとのこと。

• 写真：こごみ

こちらに展示されているかかしさんたちのふるさとは奥播磨のかかしの里で、姫路市街から車で50分ほど走った奥にある集落の名称です。

かかしの里では、かかしさんたちが村人たちと同じように、畑仕事をしたり、学校へ行ったり、ベンチに座っておしゃべりをしたり、平和に暮らしています。

筆者も今までぜひ行ってみたいと思っていたのですが、雪が降ったり天候が不順で機会がありませんでした。今回、神戸ワイナリーまで遊びに来てくれたおかげで真近で見ることができ、「ちょっと不気味かも…」と思っていたかかしへのイメージがふっとびました。

機会があればぜひ、かかしさんたちの住む里も訪れてみたいですね。

春を待つ憩の公園へ、期間限定のかかしに会いに行こう

• 写真：こごみ

神戸ワイナリーの敷地内であるこちらの写真の木は、全部桜。季節になると、さぞかし綺麗な道になるでしょう。冬は本当に静かで、人も少ないです。ですが冬の時期は、春に向かってスタンバイをしている状態。桜を始め、いろいろな植物、さまざまな虫たちが息をひそめて春が来るのを待ちわびているようです。

今回紹介したかかしさんたちですが、2018年4月8日には故郷にご帰還されます。かかしさんたちに会えなくなるのは寂しいですが、その頃になると、公園は暖かな日差しに包まれにぎわい始めます。

今しか会えないかかしさんたちに会いに、神戸ワイナリーにぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。