京都といえば寺社や仏閣のイメージが強いですが、京都駅から徒歩約15分のところに京都水族館はあります。館内ではペンギン・イルカなどの水族館の定番の生き物から、鴨川の川魚のような、他の水族館では見られないような魚まで見ることができます。2012年設立で新しく、展示物やグッズはおしゃれでスタイリッシュなものがたくさん。今回は館内のおすすめエリアとカフェ・グッズをご紹介します。
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海がないのに水族館?
海のない京都盆地にこの京都水族館はあります。冒頭でも触れましたが、ここでは水族館ではあまり大きく取り上げられないような川魚だったり、ハモやタイのような京都の食文化にちなんだ魚を見ることができます。
水族館の館内マップやチケットはイルカやクラゲが描かれた可愛らしいものが多いですが、京都水族館のチケットは一味違い、リアルなオオサンショウウオや魚が描かれています。
京都水族館おすすめのエリア
京の川エリア
入館して最初に出迎えてくれるのが、国の特別天然記念物・約10匹のオオサンショウウオです。水槽に白い字でわかりやすく特徴が書いてあり、謎に包まれた生態を知ることができます。
京の海エリア
京の海エリアには、一際大きな水槽があります。京都の食文化にちなんだ魚や、イワシの群れ、エイなど、京の海に生息する生き物を見ることができます。1日2回、水槽内の魚のエサやりパフォーマンスが開催されており、とても美しく迫力があるので、大人も子供も夢中になれます。
ペンギンエリア
順路通りに歩いていると、まずは水槽の下から、自分の頭上を泳ぐペンギンを見ることができます。続いて水槽を横から見ることができます。ここには目や嘴の周りがピンク色のペンギンがおり、とってもキュートです。
季節や天候によりますが、ペンギンスカイウォークという、歩くペンギンたちを真下から見ることができるイベントもあるようです。
さんご礁のいきものエリア
クマノミやチンアナゴが展示されています。クマノミは、私たちが知っている「カクレクマノミ」以外にもハマクマノミ・トウアカクマノミなど、日本で見ることができるクマノミを6種類見ることができます。
イルカスタジアム
1日2回以上イルカショーが開催されています。筆者が訪れた時にはもうその日のショーは終わってしまっていたのですが、ショー開催時間以外もイルカスタジアムには入ることができ、運が良ければ練習風景や自由に泳ぐイルカを見ることができます。
交流プラザ
ここにはオオサンショウウオの身長計や、大きな絵本型の生き物の説明資料が展示されており、日や時間によってはワークショップが開催されています。全長170cmあるオオサンショウウオの身長計は、子供だけでなく大人も並んで写真を撮りたくなってしまうこと間違いなしです。
カフェ・グッズ
カフェでは軽食や、京都・水族館にちなんだメニューがあります。オススメはスーベニアマドラードリンク(450円)です。ペンギン・イルカ・オオサンショウウオのマドラーがついており、ドリンクを混ぜると泳いでいるように見えて可愛らしいです。
グッズ売り場では他ではあまり見かけないような、チンアナゴやオオサンショウウオのグッズや、京都水族館のオリジナルグッズが販売されています。
・大人:2,050円
・大学・高校生:1,550円
・中・小学生 :1,000円
・幼児(3歳以上):600円
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- 京都水族館
- 京都駅周辺 / 水族館
- 住所:京都府京都市下京区観喜寺町35−1 梅小路公園内地図で見る
- 電話:075-354-3130
- Web:http://www.kyoto-aquarium.com/