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ビールづくり体験
午前の部(10:40) 仕込~ホップの添加
オリエンテーション後、教室に移動して手洗いをした後に体験教室がスタートします。まず、湯沸し用鍋に水を入れ、麦芽を少しずつ加えながらゆっくりとかき混ぜて糖化させます。ビール造りの工程では温度と時間の管理が重要ですが、各テーブルにインストラクターが付き、1つ1つ丁寧に指導してくれます。
糖化終了後は濾過器で濾過しますが、最初に濾過されてくる澄んだ液体が1番搾りになります。
1番搾りは自分達が作っているものだけでなく、各テーブルの1番搾りを飲み比べする事ができます。ビールの製造は温度や時間によって微妙に味が変わる為、同じ種類のビールでも味に違いがあり、大変興味深いです。
濾過後はビール特有の苦みの元であるホップを加えますが、「ホップ添加式」と称して各グループ全員でホップを加えて麦汁煮沸を行います(こちらの麦汁煮沸は、昼食と工場見学の間にインストラクターの方が進めてくれます)。
午後の部(14:50) 糖度調整~酵母添加、発酵スタート
昼食と工場見学を終えた後、午後の体験教室が始まります。午後はまず煮沸された麦汁の一部を取り、氷で温度を下げて糖度を測り、必要であればお湯を加えて目標とする糖度にします。
なお、煮沸した麦汁は1番搾りと同様に各テーブルの麦汁を試飲して飲み比べできます。先に紹介した1番搾りとは異なり、ホップを加えた後なのでビール特有の苦みのある液体となっています。こちらも同じ種類のビールを造っていてもその苦みに違いがあり、繊細な味の違いを感じる事ができます。
*2019年6月以降の教室では、液種ごとに開催日が決まっています。1番搾りの飲み比べも含めて、試飲での飲み比べは、同じ液種のビールで他のグループが造ったものとの飲み比べとなります。
糖度調整後はホップなどの不純物を取り除き、酵母を加えて終了です。酵母を加えた液体は約1ヶ月~1ヶ月半発酵され、完成後瓶詰されて手元に郵送されてきます。
体験中は細かい配慮もある
ビールづくり体験教室は立ちっ放しでの作業となるのですが、教室内には飲み物が自由に飲めるスペースや各テーブル横に休憩用の椅子が用意されており、適宜休憩を取りながら作業をする事ができます。
仲間と世界で1つだけのビールを造ってみませんか?
キリンビール横浜工場では工場見学だけではなく、今回ご紹介したように自分達でビールを造る事ができます。1グループ4~6人で参加する事ができますので、仲の良い仲間や家族で参加してみては如何でしょうか?
造ったビールは、体験教室から約6週間後に瓶詰されラベルの貼られて送られてきますので、一緒に造った仲間や家族と一緒に飲んで体験教室を懐かしむのもまた1つの楽しみ方ですよ。
- キリンビール 横浜工場
- 横浜 / 工場見学 / 子供が喜ぶ
- 住所:神奈川県横浜市鶴見区生麦1−17−1地図で見る
- 電話:045-503-8250
- Web:http://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/yokoh...