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その4: 出発の「1週間前まで」にしておきたい事 7項
9. (日本国内の)移動手段の予約
出発日や帰国日の移動手段を決めて、事前に予約をすることも可能です。特に、出発日に空港へ向かう特急電車や高速バスの乗車券を事前に予約しておくと便利でしょう。
ただし、当日に運行の変更などがある場合は、臨機応変に対応しなければなりません。予約の際には、予約後の変更やキャンセル料、払い戻しの可・不可などを確認して、事前に予約した方が得かどうかを見定めてから行うのがベストです。
10. 現地情報(天候、治安、病気)の確認
現地の天候や治安、インフルエンザなど流行している病気の情報を確認しましょう。普段のニュースなどで報道されなくても、実は滞在を予定している地域の治安が悪くなっていた・・という事もありますので、外務省や現地の日本大使館・領事館などが発信する情報を中心に確認しつつ、現地の情報に注意を払っておくのがベストです。
また、現地で着る服装のイメージを持つことができますので、現地の天候を知ってから荷造りをすると良いです。
11. たびレジの登録
たびレジとは、外務省が運営する無料の配信サービスです。渡航先の国や地域、渡航する期間、名前、メールアドレスや電話番号などの情報を登録することで、現地の治安や災害、流行病などの安全情報を知ることができます。
必ず行う必要はありませんが、渡航先の国の情勢に関わらず、登録しておくと安心です。
12. 外貨の両替
海外ではキャッシュレス化が進む国も多く、クレジットカードのみならず、スマートフォンのアプリを使用して支払いできる機関が増えています。しかし、現地でスマホを紛失したり、何らかのトラブルでクレジットカードが使用できないなどという問題が起こることもあり、そのような際には現地のお金を持っていないと困ってしまいます。渡航先では、多少でも現金を持っておくと良いでしょう。
外貨の両替は、銀行や空港にある外貨両替コーナーや、インターネットで手配できる外貨宅配サービスなどを利用して行うことができます。
13. 海外旅行保険
海外旅行保険は、主に、現地で受診した際の医療費、他人に怪我を負わせてしまったり物を壊してしまった際の損害賠償費、持ち物が壊れたり盗まれた際の購入費、飛行機の遅延などの理由で延泊したホテルの宿泊費などをカバーします。
治安が良い地域でも、トラブルを100%避けることはできません。クレジットカードを持っている場合は付帯されている保険の内容を確認し、他の保険会社が提供する海外旅行保険の内容と見比べてみるのも良いです。海外旅行保険は、インターネットで加入できるほか、空港にある専用カウンターでも加入できます。
14. コピー&プリントアウト(パスポート、渡航ビザ、Eチケット&旅程、予約完了メール、地図等)
この時点では、既に必要な諸手続きが完了しています。手続きや支払いが完了した旨の連絡をメール等で受け取っていると思いますので、これらをコピーやプリントアウトをして、持ち物の中に加えます。対象は主に・・
- パスポート:写真が載っているページのコピーをとります
- 渡航ビザ:ESTAなど、申請したビザの確認番号(Confirmation Number)や、支払い完了が確認できるメールやサイトのページをプリントアウトします
- Eチケット&旅程(Itinerary):フライト予約の詳細が載ったEチケットと旅程(Itinerary)のコピー、またはプリントアウトします
- 予約完了メール:ホテルや交通機関などを予約した場合は、予約確認番号(Confirmation number、Booking number、Reservation number等)などが記載された予約完了メールを受け取ります。これらをコピーまたはプリントします
- 地図:渡航先で訪問する予定地や、宿泊先ホテル周辺の地図を手に入れます。既存のものが無い場合は、Google Mapなどをプリントアウトします。
これらの準備をすることで、パスポートを紛失した場合、入国審査で渡航ビザの照会ができない場合、スマートフォンを紛失したり電源が入らない、Wi-Fiが繋がらない等のトラブルが起きても対応することができます。
15. 持ち物の確認・買い物
旅行に持っていく物を確認し、出発前に揃えておきたい物なのか、現地で購入すれば良いものかを決めておきます。搭乗する飛行機の荷物規約を確認し、使用するキャリーやカバンの大きさや個数も決めましょう。また、持ち物リストを作っておくと便利です。
その5: 出発の「前日まで」にしておきたい事 1項
16. (家族等への)緊急連絡先の連絡
海外旅行中に緊急の連絡がとれるように、搭乗する予定の飛行機や滞在先のホテル、レンタルする携帯電話の番号などの詳細を、家族や知人、職場の関係者に知らせておきましょう。