ロンドン
ロンドン観光
古い建物が残る街並みが美しく交通機関が発達

店舗総数は1,000軒超え!ロンドンのカムデン・マーケットで外せない厳選ショップ21選

取材・写真・文:

千葉在住

2018年9月4日更新

64,672view

お気に入り

写真:Noz

ロンドンでは、街中の通りや倉庫など様々な場所でマーケットが行われています。その中でも上位の人気を保つカムデン・マーケットには、ヴィンテージやオリジナルデザインの衣料品、日用品、家具、手作りのアクセサリー等を売るお店、更にはライブハウスやカフェ、レストランなどが所狭しと並びます。周辺のマーケットと合わせと、その店舗総数は何と1,000軒以上!多種多様な文化が集まるロンドンの縮図さながらのマーケットで、時空を超えた宝探しの旅に出て見てはいかがでしょうか!

この記事の目次表示

カムデン・マーケット(Camden Market)はこんなところ

カムデン・マーケットはじめ、複数のマーケットが集まるカムデン・タウンは、ロンドンの中心部から少し北に位置します。タウンを横切るように流れるリージェンツ・カナル(Regent’s canal)という運河に沿って歩けば、ロンドン動物園まで約15分で行ける距離です。

1974年、アートや創作品を揃えた小規模の仮設マーケットが誕生しました。その後、マーケットは音楽とファッションを中心に発展し、有名ブランドの古着などのアイテムを求めて人々が集まるようになります。一方で、新しいデザインや音楽も発信されるようになり、マーケットは、アイテムや情報を求めて人々が集まり、踊り、食事とお酒を楽しむ場所として、今日まで親しまれてきました。

  • 写真:Noz店と物の多さに圧倒・・されている時間はありません!

カムデン・マーケットには、4つのエリアがあります

カムデン・タウンが形成されると同時に、街の中に複数のマーケットが誕生しました。リージェンツ・カナルの脇には、ステイブルズ・マーケット(Stables Market)、カムデン・ロック(Camden Lock)、ロック・ヴィレッジ(Camden Lock Village Market)、バックストリート・マーケット(Buck Street Mark)の4つのマーケットが形成され、現在ではそれぞれが通路で繋がる1つの大きなマーケットエリアとして発展しました。

バックストリート・マーケットを「カムデン・マーケット」と呼ぶこともありますが、現在では、上記4つのエリアをまとめて「カムデン・マーケット」と呼ぶのが一般的です。

  • 写真:Noz隣接するStables Marketの入り口。それぞれのマーケットは中で繋がっています。

また、カムデン・タウン駅の近くにはインヴァネス・ストリート・マーケット(Inverness Street Market)があり、新鮮な野菜やフルーツが手に入るマーケットとして1900年頃から親しまれています。現在では衣類や観光のお土産を売るお店が増え、観光名所の一つとして賑わっています。

そんな、衣食住&観光と何でも揃うカムデン・タウンの魅力や見どころについて、別の記事で詳しく紹介しています。是非ご覧ください。

参考記事

カムデン・マーケットを楽しむ4つのキーワード:「買う」「食べる」「聴く」そして「笑う」!

見所がたくさんあるカムデン・マーケットを楽しむコツは、「買う」「食べる」「聴く」「笑う」の4つのキーワードにあります。その4つのキーワードを通して、オススメのお店やエリアと、その魅力をご紹介します。

  • 写真:Noz駄菓子屋さんのような日本のお店を発見!他にはどんなお店が待ち受けているのか、ワクワクします!

キーワード1: 買う!

マーケットと言えばショッピング。そして、ショッピングの醍醐味と言えば、見る!そして買う!でしょう。ここからは、オススメのお店をカテゴリー別に紹介して行きます。それぞれのお店についてより詳細を知りたいという方は、是非オフィシャルサイトや画像も検索してみてください。オンラインショップを利用できるショップもありますよ!

1. A Dandy in Aspic(ヴィンテージ&レトロ)

厳選して選ばれ並んだアイテムで埋まる店内(そして店外も!)は、ヴィンテージ好きが、ヴィンテージ好きに捧げるお店といった感じです。1900年から1979年までに販売された、紳士向け・婦人向けの多様なデザインやサイズの服、アクセサリーが揃います。商品はみな状態が良く、手の届きやすい価格で販売されています。店員さんはみな気さくで、明るい雰囲気のお店です。

  • 写真:NozA Dandy in Aspicの外観。シルクハットとヒゲの看板が目印です。
A Dandy in Aspic
ロンドン / ファッション
住所:Unit 748-749 North Yard The Stables Market Chalk Farm Road London NW1 8AH地図で見る
電話:020 7485 3979
Web:http://www.adandyinaspic-camden.co.uk/

2. FUNKY TOWN(ヴィンテージ&レトロ)

ドクターマーチンのブーツやリーバイス501sなど、カムデン・マーケットを築き上げたと言っても過言ではない王道のヴィンテージアイテムが揃います。

そのほか、ヴィンテージのオートクチュールや正統派イギリスファッションの衣類、アクセサリーも揃う店内では、30年代から80年代のモダンレトロ、ファンキー、ディスコファッションなど、質の良い様々なヴィンテージアイテムに出会えます。

ファンキータウン
ロンドン / ファッション
住所:Unit 22 Stables Market Chalk Farm Road London NW1 8AH地図で見る
Web:https://www.camdenmarket.com/shops/funky-town

3. TEDDY BOY(ヴィンテージ&レトロ)

50年代に流行したTEDDY BOY (またはTED)ファッションを揃えた専門店です。その名前は聞けど、現代では滅多にお目にかかれないジャンルのファッションですが、こちらの店内には今でもしっかりと息づいています。

サヴィル・ロウで仕立てられた紳士服、そして色とりどりのデザインシャツやタイ、ハンカチなどでコーディネートされたトルソーが並ぶ姿は、まさに圧巻です。是非、このお店で英国紳士ファッションの魅力に触れてみてください!

  • 写真:NozTEDDY BOYの店内の様子
テディボーイ
ロンドン / ファッション
住所:Unit 708 - 710 Stables Market Chalk Farm Road London NW1 8AH地図で見る
Web:https://www.camdenmarket.com/shops/teddy-boy

4. Modfather(ヴィンテージ&レトロ)

モッズ、スキンヘッド、スエードヘッド、スクーター族など、イギリスのストリートファッションを代表する彼らの聖地のようなお店です。

父と息子の2代で運営される店には、Tootal Vintage, Brutus London, Warrior Clothing, Knightsbridge, Bass, Gibson, MERCなど、婦人服から紳士服まで多種多様の服やアクセサリーが揃います。入り口にあるスクーターと看板が目印のお店です。

  • 写真:NozModfather。看板とスクーターが可愛い!
モッドファザー
ロンドン / ファッション
住所:Unit 90, The Stables Market, Chalk Farm Road London, NW18AH地図で見る
電話:+44 (0) 207 267 2672
Web:http://modfatherclothing.com/

5. Camden Vintage(ヴィンテージ&レトロ)

質の高い有名ブランドのヴィンテージの衣服やアクセサリーが揃います。ラルフローレンのシャツ、バーバリーのコート、バブアー(Barbour)のワックスやキルトジャケット、カウボーイブーツ、ドクターマーチンのブーツ、ミリタリーブーツ、ベルベットジャケット、ハワイアンシャツ、リーバイスのジャケットやジーンズ、革のジャケット、スコティッシュキルト、鞄にベルトやタイなど、このお店だけで1日過ごせます!紳士物の割合が多いものの、婦人物アイテムも充実しています。

膨大な数の商品にも関わらず、目当てのものが簡単に見つけられる配置になっているので、見ていて疲れません。

  • 写真:NozCamden Vintageの店内の様子。
カムデン・ヴィンテージ
ロンドン / ファッション
住所:D10/D11/D12 Horse Tunnel Camden Stables Market Chalk Farm Rd London NW1 8AH地図で見る
Web:http://www.camden-vintage-london.com/our-range/

6. PENNY BURDETT(ハンドメイド)

店主であるPENNY自らも店内で製作に携わることが多いという、ハンドメイドのニット製品を専門に扱うお店です。モヘアやシルク、リネン、コットン、上質のイタリアンの編み糸を使用して作製された婦人服やアクセサリーの他に、クッションカバーなどの日用品も揃います。

これぞメイド・イン・イングランドなアイテムは、ご自身への旅行の思い出の品として、そして大切な方へのお土産としてもピッタリのアイテムです。

商品写真は下記のホームページに掲載されていますので、是非のぞいてみてください!

PENNY BURDETT
ロンドン / ファッション
住所:48 Camden Lock Pl, London NW1 8AF地図で見る
Web:http://www.pennyburdett.co.uk/pages/MenuFrameset/M...

次のページを読む

ロンドンの旅行予約はこちら


ロンドンのパッケージツアー(新幹線・飛行機付宿泊プラン)を探す

ロンドンのホテルを探す

ロンドンの航空券を探す

ロンドンの現地アクティビティを探す

ロンドンのWi-Fiレンタルを探す

この記事で紹介されたスポットの地図

関連するキーワード

※記事内容については、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。

あなたにオススメの記事

同じテーマの記事


【2024】ヨーロッパの人気観光スポットTOP56!旅行好きが行っている観光地ランキング

ローマのコロッセオやトレビの泉、パリのエッフェル塔などヨーロッパの観光名所を、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実...


【2024】イギリスの人気観光スポットTOP35!旅行好きが行っている観光地ランキング

バッキンガム宮殿やビッグ・ベンなどをはじめとするイギリスの観光スポットを、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在)が実際に...

【2024】ヨーロッパの人気のお城・宮殿TOP33!旅行好きが行っているお城&宮殿ランキング

バッキンガム宮殿やノイシュバンシュタイン城などをはじめとするヨーロッパの城・宮殿を、トリップノートの9万2千人を超える旅行好きトラベラー会員(2024年1月現在...

ロンドン土産はこれで決まり!老舗スーパーM&S(マークス&スペンサー)の可愛いオリジナル商品♡

ロンドン旅行者必見のおすすめお土産!イギリスを代表する老舗スーパーM&S(マークス&スペンサー)のオリジナル商品は、おしゃれで品質も良くロンドンっ子や女性観光客...

【海外】女子ひとり旅におすすめ旅行先6か国と過ごし方!迷ったらココ!第一弾

女子一人でも安心・満喫できるおすすめの国(都市)をご紹介!気になる治安面を考慮し、街の可愛さはもちろんのこと、周りやすさや物価の安さ、食事のおいしさなどを総合し...

この記事を書いたトラベルライター

何でも見たい知りたい食べたい、そして伝えたい!
東京生まれ、東京育ち、なのにイギリスと縁がある、関東在住のトラベルライターです。動物好きが高じて英語を習得し、イギリスを訪れるようになりました。今では旅行人と地元人の両方の視点で情報を集めています。一方で、下町情緒あふれる門前仲町、新旧の文化が入り混じる麻布など、近場を日帰りで散策するのも好きです。最近になり運転免許を取得してからは、六甲山や那須塩原など散策の範囲が大きく広がりました。^ ^ 新しいこと、美味しいもの、楽しいこと、、何でも知りたい、そして伝えたい!旅の計画から週末の予定まで、役立つ情報を発信していきます。

外国人に喜ばれる!日本のお土産の選び方&おすすめの品14選!

海外に住む外国人の友人や家族には、どのような日本のお土産をあげると喜んでもらえると思いますか?外国人観光客が増え、今や空港のみならず街中でも日本のお土産ショップ...


下町情緒あふれる!【東京】月島&佃エリアのおすすめ観光スポット

月島を訪れたら食べたいのが、もんじゃ焼き。50店舗以上が集まるもんじゃストリートはいつも活気と笑い声に溢れています。そして近代化した街中に未だ江戸情緒が残る佃は...


イギリス随一の城郭都市「チェスター」のおすすめ観光スポット10選

チェスター(Chester)は、イギリス北西部にあるチェシャー州の州都で、ウェールズとの境に位置しています。街の中心部には中世の雰囲気漂う城壁や円形劇場があり、...

東京・港区にある天然の山:愛宕山を散策しよう!

地上40階を超える超高層ビル、ランチで行列ができるレストラン、 ユニークな建築デザインが目を引く各国の大使館。東京都港区の神谷町エリアには、こういった景色が広が...

千葉・浦安のオススメ散策スポット9選 〜古い町並みが残る元町〜

浦安市と聞いてすぐに思い出せなくても、「ディズニーランドがある所」と聞けばすぐに思い出す。そんな浦安ですが、侮るなかれ?!爽やかな海風が通り抜ける街中に踏み込め...

トラベルライターインタビュー Vol.3 Emmyさん

【トラベルライターインタビューVol.3】一人旅を応援する記事を多数執筆!Emmyさんならではの人気記事執筆のコツやその原動力に迫ります