音楽の都ウィーンは、大人だけではなく子供にとってもいい刺激になり、旅育としてもおすすめのスポットです。今回は、そんなウィーンを子連れで楽しむポイントや注意点、小さい子連れ必見のベビーカー利用やおむつ替え情報などをご紹介します。
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成田⇔ウィーンまでの飛行時間と基本情報
東京・成田からウィーンまでは、直行便があり、オーストリア航空では、通常シーズンは週3、ハイシーズンは週5で運行しています。
成田→ウィーンは、約14時間15分、ウィーン→成田は、約12時間20分で行くことができます。
日本との時差は-8時間(3月最後の日曜日から10月最後の日曜日までサマータイムになり-7時間)です。
公用語はドイツ語ですが、英語のやりとりも問題なく使用できます。
子連れで楽しむ3つのポイント!!
①人気のスポットやレストランは事前予約が必須!
人気のスポットや有名なレストランはどこも事前予約をしないと、行列に並ぶ場合や、お店によっては入店を断られることも…。確実に立ち寄りたい観光スポットや入りたいレストランがある場合は、事前予約がおすすめです。事前に予約することで待ち時間も少なくすむので、子供のストレスも減らすことができますよ。
人気のスポット、「シェーンブルン宮殿」をはじめ、「ベルヴェデーレ宮殿」や「オーストリア国立図書館」などは事前にオンラインでチケットを購入することができます。
また、予約ができないスポットやレストランに関しては、空いている時間帯などに行くなどスケジュールを決める際、考えておくといいかもしれません。
②食事に困ったらテイクアウトもあり
レストランでゆっくり食事をいただくのもいいですが、小さいお子さん連れだと、どうしても難しい場合もありますよね?テイクアウトでも、レストランの人気の品や旬な味を楽しむことができます!
ウィーン風カツレツ(シュニッツェル)の名店「フィグルミュラー(Figlmüller)」が手掛けるバーガーショップ「ブリオッシュ・ウント・ブルーゼル(Brioche und Brösel)」では、お店でも提供されている名物のシュニッツェルを挟んだバーガーをいただくことができます。
また、「ユリウス マインル(Julius Meinl am Graben)」は、高級食材店で、生鮮食品はもちろん世界各国の食品を買えるお店です。店内にはデリコーナーもあり、旬な食材を使ったバラエティに富んだ品をテイクアウトすることができますよ◎
普通のスーパーで野菜が入った品を購入したいと思うと、サラダやサンドイッチといった生の野菜しか見当たりませんが、こちらでは、加熱した野菜のおかずも販売していて生野菜が食べられない月齢の子にもあげることができます。
ちなみに、まだ離乳食やミルクが基本のお子さんは、日本同様スーパーやドラックストアで気軽に購入することができますよ。
ポイント!炭酸なしのお水情報
お水の心配をされる方も多いかと思いますが、上記写真の「ヴェスラウアー(VÖSLAUER)」のミントグリーンのキャップの色は炭酸が入っていないものになっています。ラベル中央には、オーネ(ohne)と記載されています。これは、炭酸が入っていないことを表しています。
この他、メーカーによっては、スティル(Still)などの表記があります。通常お水は普通の飲料コーナーに置かれていますが、お店によっては、子供用のお水(炭酸が入っていない小さいボトルなど)が、離乳食やミルクなどと一緒に子供用品コーナーに置いてある場合も‼お子さん用の水を探す際は、チェックしてみてください。
上記写真は、子供用品コーナーに置かれていたお水です。同じメーカーの炭酸なしの物ですがこちらは、動物が書かれて可愛さもあります。他にもチューチュー吸えるタイプのキャップが付いたボトルがあり、サイズはもちろん、ボトルのスタイルも用途によって購入することができますよ。
③庭園や公園も活用しよう♪
歴史的建物が集まるウィーンは、教会や博物館の観光巡りにうってつけですが、子供にとっては少し退屈な場合も!子供も楽しめる植物園や動物園、水族館などもありますが、せっかくなら、ここでしか見られないスポットで大人も子供も楽しめる方がいいですよね?
人気の「シェーンブルン宮殿」や「ベルヴェデーレ宮殿」、「ブルクガルテン(王宮庭園)」は、無料で楽しめる庭園があり、装飾も美しい噴水や四季折々の花を楽しめ、子供も羽を伸ばすことができます。室内で観覧する前に立ち寄ってから入ると、子供も少し落ち着いて見てまわることもできますよ。
また、ワンオペ旅でなければ、交代式で別々に観光するのも手です!全てを一緒に見られるのも素敵なことですが、個々の時間も旅行中重要ではないでしょうか?実際筆者も「カールス教会」に伺った際、交代で観光しました。教会前は公園になっていて、遊具が充実していましたよ◎
また、地元の子供たちも多くいる公園なので、一緒に混ざって遊べばいい経験にもなります。大人は観光、子供は新しいお友達ができ、たくさん遊ぶことができますよ!
ちなみに、どこの公園もキッズエリアには、ゲートが付いていて比較的安心して見守ることができます◎
- カールス教会
- オーストリア / 教会
- 住所:Karlskirche, Karlsplatz 10, 1040 Wien, オーストリア地図で見る
- 電話:+4315046187
- Web:https://www.erzdioezese-wien.at/karlskirche
ウィーン子連れ旅での注意点4つ
①保険&現地病院は事前チェックがおすすめ!
旅行するうえで一番不安なのが、ケガや病気ではないでしょうか?特に長時間フライトの後だと疲れや時差などで、体調を崩されるお子さんもいるかと思います。事前に病院などチェックしておくのはもちろん、保険なども加入しておくといいと思います。
クレジットカードに付帯している場合も適用内容や、カバー範囲を確認しておくと安心です。クレジットカードによっては、フライト代や空港までの移動の支払いをした場合のみ保険が適用されるケースもあるので、クレジットカードの保険を利用される際は、各クレジットカード会社に問い合わせてみてください。
病院に関しましては、外務省のホームページより詳しく紹介があるので、チェックして見てください。
②信号が変わるのがとにかく早い!
ウィーン観光で筆者が一番初めに感じたのが、とにかく信号が変わるのが早いということです‼青になったと思ったら、点滅が始まり渡りきる前に赤になってしまった⁉そんなことも滞在中何度もありました。
「歩くのは大好き♡だけど、まだ走れない‼」そんなお子さん連れは少々大変かと思います。渡る際は、しっかり手を繋いでいつでも抱きかかえられるようにしておくといいですよ!
③宿選びはエアコンもチェック!
宿選びで重要なのが立地や価格、子連れでの利用のしやすさなど様々ありますが、特に温かいシーズンに訪れる際、気を付けたいのが、エアコンが付いているかのチェックです!
日本ではホテルでもコンドミニアムでもエアコンが付いている場所がほとんどですが、ウィーンはもちろんヨーロッパではエアコンのないホテルや宿が多くあります。もちろん高級ホテルなどは例外ですが、カジュアルなホテルなど宿泊される際は、注意が必要です。
エアコンが効いて寒すぎる心配をして旅行の準備をされる方も多いかと思いますが、逆にエアコンがなく困ったなんてことがないように、暖かいシーズンに行く際は事前にチェックすることをおすすめします。
また、エアコンがついていても効きが悪かったりすることもあるので、渡航前に気温などチェックしておくのはもちろん、寒暖差に適応できるような室内用の服装を用意しておくといいかもしれません。
④日曜日はお休みが多い
お店のほとんどが日曜日お休み、または営業時間が短いので観光する場合はご注意ください。人気の場所(観光スポット・レストラン・カフェ)などは日曜でも営業していますが、通常は、スーパーなども閉まっているので、必要なものは、前日に買い物しておくといいとおもいます。
また、下記でも紹介していますが、オムツ替えがご必要な月齢のお子さん連れは、替えるスポットもお店がお休みだとチャンスが少なくなるので、ご注意ください。
ベビーカーの利用しやすさ
ヨーロッパといえば石畳で大きい車輪のベビーカーでなければ走行しにくいイメージもありますが、どのスポットも整備された道があり比較的スムーズに利用できます◎実際、筆者は機内持ち込みができるサイズのベビーカー(サイベックスのリベル)を利用し、市内観光をしましたが、特に問題なく使用できました。
ただし、エレベーターがない駅もあるので、その場合持ち上げてあがるか、エレベーターがある近くの違う駅を利用するか、または、バスやトラム、タクシーなど利用し、違うルートでいくしかありません。可能であれば、立ち寄る観光スポットや宿泊先などを決める前に、事前にルートを調べておくといいかもしれません。
チェック方法としては、グーグルマップの車椅子対応をオンにすると階段ではなくエレベーターの道を案内してもらえます。また、ベビーカーあるあるですが、通常に行くより少し遠回りになったりするので、プランを考える際は、時間に余裕をもって計画するといいですよ。
実際の利用しやすさとプチ情報♪
今回筆者が実際にベビーカーを利用した際の、使用のしやすさを★印5段階で表記しました。行く時間帯や時期、イベントなど開催している場合は、変わってくるので参考程度にご覧いただければと思います。また、プチ情報も合わせてご紹介します。
地下鉄&トラム【★★★★☆】
基本的にベビーカーでの移動もしやすくおすすめです。ベビーカーを置くスペースもあり、混み合う時間帯でなければ特に問題はありません。が、上記でも少しふれたように、エレベーターのない駅もあるので利用される際は事前にチェックしておいた方がよいかと思います。
また、今回筆者が利用した限り、ホームの停車位置にベビーカーマークなどはなかったので、もしベビーカーを置くスペースがなく、近くにマークもなければ中に入ってから移動するのもありかもしれません。
ブルクガルテン(王宮庭園)‐Burggarten【★★★★★】
野外にあり、ベビーカーの利用者も多く芝生エリアでは、地元の方をはじめ、観光客もゆっくり過ごせるスポットです。小さいお子さん連れにもおすすめの場所で、敷物などあればゆっくり休めるのはもちろん、食事など用意すればピクニックもできますよ。
- 王宮庭園(ブルクガルテン)
- オーストリア / 公園・動植物園 / 庭園
- 住所:Burggarten 1010 Wien地図で見る
- 電話:1 877 50 87
- Web:https://www.bundesgaerten.at/
オーストリア国立図書館‐Österreichische Nationalbibliothek【★★★★☆】
入口前の広場は、石畳がメインでベビーカーは押しづらいです。反対に館内は広々していているので、ベビーカーのまま問題なく観覧することができます。メインの観覧エリアは2階ですが、エレベーターもあるので安心して観光できるのもポイントです。
- オーストリア国立図書館
- オーストリア / 建造物
- 住所:Josefsplatz 1 , 1010 Wien地図で見る
- Web:https://www.onb.ac.at/en/
シュテファン大聖堂‐Domkirche St. Stephan【★★★★★】
ウィーンのシンボルでもあるシュテファン大聖堂は、一部無料で観光できベビーカーでも入場することができます。残念ながら今回筆者は市内が一望できるタワー(有料)には登らなかったので、ベビーカーのままタワーに登ることができるのかわかりませんが、一応エレベーターはあるそうです。利用検討されている方は、事前に問い合わせしてみるといいと思います。
- シュテファン大聖堂
- オーストリア / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Stephansplatz 3, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:http://www.stephanskirche.at/
ベルヴェデーレ宮殿(上宮)‐Schloss Belvedere【★☆☆☆☆】
庭園サイドは舗装されていますが、上宮を背にして左側サイドの道は、一部砂利道になっています。また、庭園中央部分も同じく砂利道なので、ベビーカーの使用はしにくいです。
上宮の館内はクロークがあり、大きめの荷物(マザーズバックなど)はもちろんベビーカーはできるだけ置くように指示されます。(ベビーカーのまま鑑賞されている方もいられましたが、実際に館内では、人気の作品の周りには多くの人が群がっていたり、ツアー団体が一斉移動していたりとなかなかスムーズに動けないこともあるので、お子さんが寝ていたりしないのであれば、荷物やベビーカーは預けてまわるのがいいかもしれません)
ちなみにクロークのベビーカー置き場には、チェーンなどかける場所はなく、ただおけるだけです。クローク担当の方から見える位置に止めといて声をかけていくといいかもしれません。
- ベルヴェデーレ宮殿
- オーストリア / 建造物 / 城・宮殿
- 住所:Prinz-Eugen-Strasse 27, Vienna 1030, Austria地図で見る
- 電話:01-79557134
- Web:https://www.belvedere.at/en
聖ペーター教会‐Katholische Kirche St. Peter【★★★★☆】
バロック様式の美しい聖ペーター教会は、入場無料で気軽に入ることができます。また、無料で聴けるオルガンコンサートもあり、子供と一緒に楽しむことができますよ。入り口には数段の階段がありますが、ベビーカーでもそのまま中に入ることができます‼
- ペーター教会
- オーストリア / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Peterspl. 6, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:http://www.peterskirche.at/home/
ミヒャエル広場‐Michaelerplatz【★★★☆☆】
筆者が立ち寄った時期(2024年6月)は、残念ながらミヒャエル広場の一部が工事中で、目的地に向かう際、昔ながらの石畳の道を走行しなければならず、少々大変でしたが、通常は端に走行しやすい通りがあり、ベビーカーでも問題なく移動できます。
ペスト記念柱‐Wiener Pestsäule【★★★★★】
「グラーベン(Graben)通り」にあるペスト記念柱は、野外に設置しており24時間どなたでも見ることが可能です。道幅も広く舗装されているのでとても通りやすく、聖ペーター教会やシュテファン大聖堂といった、人気の観光スポットからも近いので合わせて立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
カフェ ザッハー ‐Café Sacher Wien【★★★★☆】
店内にはエレベーターがあり、ベビーカーで2階席を利用する場合でも安心して使用できます。筆者が伺った時間帯は、オープン直後ということもあり、比較的空いていて店内でもベビーカーを折りたたまず利用できましたが、座席によっては隣との距離が近い席もあるので、時間帯や混み具合によっては指示されることもあるかもしれません。
- カフェ ザッハーウィーン
- オーストリア / カフェ・喫茶店 / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:Philharmoniker Str. 4, 1010 Wien地図で見る
- Web:https://www.sacher.com/en/
ユリウス マインル‐Julius Meinl am Graben【★★★★☆】
高級食材店としても有名な「ユリウス マインル」は、日本の成城石井的存在で、野菜やフルーツといった品からお土産にもうってつけのオリジナル商品など扱っています。販売店舗は1階と2階があり、店内にはエレベーターもあります。大型店舗というわけではありませんが、ベビーカーでも普通に買い物はでき利用しやすいお店です。
- ユリウス マインル
- オーストリア / スーパー・コンビニ
- 住所:Graben 19, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:https://www.meinlamgraben.eu/
デメル‐Café Demel【★☆☆☆☆】
「デメル」といえば、日本でもザッハトルテや猫のマークのチョコレートが有名なお店ですが、本店では、ここでしかいただけない品などあり、たくさんの観光客で賑わっています。
混雑時、入口付近では、店内利用のお客様とテラス席利用の方、テイクアウトの方が混ざっていて、ベビーカーの利用は難しいです。また、店内のお土産品など置いているエリアも、あまり広くはないのでテイクアウトのみであれば、ベビーカーは外で同行者などと交代し利用するのがいいかもしれません。実際、筆者もそのようにしテイクアウトをしました。
今回筆者はカフェの利用をしませんでしたが、座席(店内・テラス)を見る限り、ベビーカーを横付けできそうなシートもあり、混雑していない時間でしたらそのまま利用できるかもしれません。詳しくはお店に問い合わせてみてください。
- デメル
- オーストリア / カフェ・喫茶店
- 住所:Kohlmarkt 14, 1010 Wien地図で見る
- Web:http://www.demel.at/frames/index_wien_kaffeehaus.h...
マンナー ‐Manner【★☆☆☆☆】
オーストリアのお菓子といえば「マンナー」ですが、こちらのシュテファン大聖堂前の店舗は、直営店とあって種類も豊富です!店内は常に多くの方で賑わっています。お店自体コンパクトで、大人がすれ違うのがギリギリ!!ベビーカーで入るのは厳しいかとおもいます。
- マンナー
- オーストリア / スイーツ
- 住所:Stephansplatz 7, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:https://www.manner.com/de-AT
ブリオッシュ・ウント・ブルーゼル‐Brioche und Brösel【★★★★★】
上記でも少し紹介していますが、ウィーン風カツレツ(シュニッツェル)の名店「フィグルミュラー」が手掛ける、バーガーショップ「ブリオッシュ・ウント・ブルーゼル」は、シュニッツェルを気軽に味わえるおすすめのお店です。スタンドスタイルなのでベビーカーでも利用しやすく、お店の近くにはベンチもあり腰かけていただくことができます。
フィグルミュラーといえば、大きいサイズのシュニッツェルを出すことでも有名ですが、こちらの「シュニッツェルバーガー 9.80ユーロ(2024年6月現在1,667円)」に挟んでいるシュニッツェルは、ちょうどいいサイズ感で、女性でも食べきれる品となっていますよ。
- ブリオッシュ・ウント・ブルーゼル
- オーストリア / ご当地グルメ・名物料理
- 住所:Rotenturmstraße 21, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:https://www.instagram.com/briocheundbroesel/
ウッフェール ‐Öfferl【★★★★★】
「ウッフェール」は、ウィーン市内に7店舗あるパン屋さんです。今回筆者は「ヴォルツァイレ通り(Wollzeile)店」でテイクアウトを利用しました。入口も比較的広く利用しやすいお店です。店内席をはじめテラス席もあり、筆者が実際伺った際もお子さん連れがいて、とてもいい雰囲気でしたよ。
また、すべてのパンがオーガニックなのもポイントです!パンの種類は、テーブルパンとしても定番のカイザー・ゼンメルや、クロワッサン、チーズパンや菓子パンまであります。また、サンドイッチも人気で、見た目がお洒落なだけでなく具がぎっしり入っていて、食べ応えもありそうな品が揃っていますよ。
- ウッフェール (ヴォルツァイレ通り店)
- オーストリア / パン・サンドイッチ
- 住所:Wollzeile 31, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:https://www.oefferl.bio/
アイス・グライスラー ‐ Eis Greissler【★☆☆☆☆】
「アイス・グライスラー」は、人気のアイス店で、ウィーン市内には5店舗あります。上記写真は「ローテントゥルム通り(Rotenturmstraße)店」で、斜め向かいには上記でも紹介した「ブリオッシュ・ウント・ブルーゼル」があり、食後に立ち寄るにもおすすめ。
オーガニックアイスを提供していて、季節の果物やヴィーガン、低糖アイスクリームをいただくことができます。ちなみに、店員さんおすすめはパンプキンシードオイルです!店内にイートインスペースはなく、テイクアウトが基本です。店内までベビーカーで入れますが、あまりスペースはなく、他のお客様がいらっしゃる時はベビーカーでの使用は難しそうです。
- アイス・グライスラー(ローテントゥルム通り店)
- オーストリア / アイス・ジェラート
- 住所:Rotenturmstraße 14, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:https://www.eis-greissler.at/
ビラ‐BILLA【★★★☆☆】
「ビラ」は、オーストリアの一般的なスーパーで気軽に入ることができます。普通のスーパーなので、そこまで広々していませんが、ベビーカーでも問題なく買い物はできます。離乳食や子供用のスムージーなども手に入るので、子連れにもおすすめスポットです。
上記写真ベルヴェデーレ宮殿近くにあるビラの店舗ですが、オペラ座前にあるビラは、「ビラ・コルソ(Billa Corso)」という店舗で、ワンランク上の品も扱っています。店内も綺麗で広々しているので買い物もしやすいですよ◎この他、「ビラ・プラス(BILLA PLUS)」という店舗もあり、こちらは大型店舗になっています。
- ビラ(レン通り店)
- オーストリア / スーパー・コンビニ
- 住所:Rennweg 9, 1030 Wien, オーストリア地図で見る
- 電話:+435991500388
- Web:https://www.billa.at/
- ビラ・コルソ
- オーストリア / スーパー・コンビニ
- 住所:Opernring 3, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- 電話:+435991500145
- Web:https://www.billa.at/
デーエム‐dm【★★★☆☆】
ドイツ発のドラックストア「dm(drogerie markt:ドロゲリエ・マルクト)」は、ウィーン市内にも店舗があり、化粧品や日用品などを購入することができます。オリジナルの商品もあり、ハンドクリームや化粧品はお土産として人気です。店内は、ベビーカーの利用もでき、スーパーなどと同様に気軽に買い物をすることができます。
子供用品も充実していて、ミルクやオムツがあるのはもちろんのこと、離乳食や子供用のお菓子やドリンクなども販売しています。 また、こちらも、子供用品のコーナーにお水(子供用の)が置かれている場合があるのでチェックしてみてください。
- デーエム(ローテントゥルム通り店)
- オーストリア / コスメ・ボディケア用品
- 住所:Rotenturmstraße 12, 1010 Wien, オーストリア地図で見る
- Web:https://www.dm.at/
フィアカー‐FIAKER【★★★★★】
観光馬車「FIAKER(フィアカー)」は、ウィーン観光でおすすめの体験の一つです。20分・40分コースがあり、ガイドしていただきながらゆっくりと観光を楽しむことができます。景色はもちろん、お馬さんの匂いや蹄(ひづめ)の音、心地よい揺れなど、実際に現地に行かないとわからない経験をお子さんと一緒に味わうことができますよ◎
今回筆者は、アルベルティーナ広場から乗車しましたが、乗せてくれた方は、「ベビーカーが、折りたためれば乗れるよ」っと声をかけてくれました。もしかしたら、乗せる方や馬車の仕様によっては断られることもあるかもしれませんが、街中には乗れるスポットも馬車もたくさんあるので、是非声をかけて体験してみてください。
オムツ替え情報
トイレは比較的綺麗な場所が多いウィーンですが、有料の場合がほとんどです。ですが、多目的トイレに関しては、無料で借りられることも多くあり、オムツ替えも気軽にすることができます。(※多目的トイレは、鍵付きの場所もあるので、その際は近くにいるスタッフに声をかけてみてくださいね。)
ちなみに筆者が利用したスポットの1つ、オーストリア国立図書館では、インフォメーションセンターに行き、パスポートを預けて鍵を受け取るスタイルでしたよ。
普段貸し出しをしていないお店では、「子供のオムツ替えならいいよ」っと、従業員用のトイレを貸してくれることも‼その場合おむつ替え台がなかったりするので、立って替えられる月例の子なら床などに使い捨てのオムツ替えシートなど敷いて交換できますが、赤ちゃんなどは、難しいので、しっかり台のある場所を探すしかありません。
また、上記でもふれていますが、日曜日がお休みの場所が多いので、利用できる場所が限られます。有料の観光スポットでしたら施設内などで替えることができると思うので、そちらを使うといいと思います。今回、筆者は使用しませんでしたが、駅や公園にも多目的トイレがあるので、緊急時はそちらでもいいかもしれません。
ちなみに、オムツ替えシートは、dmや大型のスーパーなどでも購入することができます。上記写真はビラ・プラスで購入したオムツ替えシートで、クッション性もわずかにあり、ソフトな肌触りで赤ちゃんにもよさそうな素材でした。また、可愛い動物も書かれているのもポイントです。一袋10枚入りで3.55ユーロ(2024年6月現在604円)と日本よりちょっぴりお高めですが、日本から行く際もおむつ替えシート分荷物も減らせるので、よかったら現地で調達してみてください。
最後に
いかがだったでしょうか?「【ウィーン】ベビーカー情報あり!!子連れ旅で楽しむためのポイント♪」は?
お子さんの月齢が幼いほど旅行での心配も多いかと思います。筆者も、ベビーカーの使用状況やお水について出発前にかなりリサーチしましたが、実際現地に訪れてみないとわからないことが多くありました。
現地では、ほとんどの子供用品が手に入りますし、英語の堪能な方が多く、ホテルやレストラン以外でも英語が普通に通じるので、困ったことがあれば気軽に周りに聞くことができます。また、子供好きの方が多く、お店はもちろん、電車内やエレベーターで、声をかけていただくことも‼とても温かい方が多いので子連れ旅にもおすすめの街です。是非、子連れ旅をされる際は、参考にしてみてください。