小便小僧やグランプラスなど、ベルギー・ブリュッセルの観光スポットの中で、トリップノートの3万8千人を超える旅行好きのトラベラー会員(2019年6月現在)が実際に行っているブリュッセルの人気観光地ランキングをご紹介します!
この記事の目次表示
1位:小便小僧(Manneken Pis)
「ジュリアン坊や」との愛称でも親しまれている、1619年建造の像。世界的に有名なので期待して見に行くと、あまりの小ささに驚いてしまうかもしれません。「世界三大がっかり」と言われてしまっていますが、この可愛らしい像の周りは、常にカメラをかまえた観光客で人だかりができています。
かつて、反政府軍によって仕掛けられた爆弾の導火線に小便をかけて消し、ブリュッセルを救ったという伝説の少年が由来だそう。
世界中から贈られた衣装は760着を超え、大変な衣装持ちとしても有名。その衣装の数々は、グランプラスの市立博物館に展示されています。
- 小便小僧
- ブリュッセル / 観光名所
- 住所:Lievevrouwbroersstraat 31, 1000 Brussels, Belgium地図で見る
- Web:http://www.brussel.be/4328
2位:グランプラス(Grand Place)
ブリュッセル観光のメインとなるのが、ヴィクトル・ユゴーに世界で最も美しい広場と称された、ベルギーが誇る世界遺産「グランプラス」です。
11〜12世紀は市場が開かれる場所として栄えていた場所。15〜16世紀には市庁舎や王の家、ギルドハウスなどの石造りの建造物が続々と建てられ、1695年にフランスによる攻撃で市庁舎の塔以外のほとんどを破壊されましたが、その後すぐに再建。現在のような美しい広場に生まれ変わりました。
昼間ももちろん美しいですが、夜のライトアップは目を見張る美しさ。ぜひ、夕暮れ後にも訪れてほしい広場です。
一周するのに5分ほどの小さな広場ですが、ゴシック様式の豪華な建造物や、同業者組合のギルドハウスなど、見どころがいっぱい。ギルドハウスを見上げてみると、当時の職業を表す紋章や彫像などが飾られており、1つ1つじっくり見て回りながら歴史を感じてみるのもいいですね。お土産屋さんやレストランも軒をつらね、ショッピングやグルメも楽しめます。
ブリュッセル市庁舎(Hôtel de Ville de Bruxelles)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By Ben2 CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
グランプラスで最も目立つのが、15世紀にフランボワイヤン(後期フランス・ゴシック)様式で建てられた、ブリュッセル市庁舎です。尖塔の高さは96メートルもあり、先端にはブリュッセルの守護聖人である、大天使ミカエルの像が飾られています。
ガイドツアーに参加すれば、内部の見学が可能です。日本語のガイドはないのですが、詳細はこちらをご確認ください。
- ブリュッセル市庁舎
- ブリュッセル / 建造物
- 住所:Grand-Place, 1000 Brussel地図で見る
- 電話:+32 2 279 22 11
- Web:http://www.bruxelles.be/4440
王の家(ブリュッセル市立博物館)(Maison du Roi( Musée de la Ville de Bruxelles))
同じくグランプラスにある王の家は、1536年にスペイン王カール15世の命令で建てられました。スペイン・ハプスブルク家の支配時にはスペイン政庁として使用され、また、新教徒を監禁する牢獄としても使用されていましたが、実際に王が住んだことはないそうです。
フランス軍の攻撃による火災に合った後、1872年に再建され、現在のネオ・ゴシック様式の美しい石造りの建物に生まれ変わりました。
内部にはタペストリーや、陶器、彫刻などの豪華な展示物や、政治的な歴史資料、そして小便小僧の衣装まで多彩な展示物が飾られており、見ごたえがあります。
- 王の家
- ブリュッセル / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所:Grand Place,, 1000 Bruxelles地図で見る
- 電話:+32 2 279 43 50
- Web:https://www.brusselscitymuseum.brussels/en/masterp...
エヴラード・セルクラースの像(La Statue d'Éverard t'Serclaes)
グランプラスの一角に、多くの観光客が集まって来るブロンズ像があります。それは、中世の時代にブリュッセルの街を救ったという英雄、エヴラード・セルクラースの像。
なんと、この像の左手にさわると幸運が訪れるという言い伝えがあり、観光客が続々と集まってくるのです。多くの人にさわられてピカピカになった像のまわりには、常に人だかりができており、すぐに見つけることができますよ。
- エヴラード・セルクラースの像
- ブリュッセル / 建造物
- 住所:Grand-Place, 1000 Bruxelles地図で見る
ベルギービール醸造博物館(Musée des Brasseurs Belges)
- 出典:commons.wikimedia.orgphoto By EmDee CC BY-SA 3.0 from Wikimedia Commons
グランプラスの南側に建つベルギービール醸造博物館は、元はビール製造者のギルドハウスでした。内部は、18世紀のビール醸造器具が展示されているコーナーと、最新のハイテク醸造法を紹介するコーナーの2つに分かれています。
小さな博物館で入場料は5ユーロ。見学の最後に生ビール1杯を無料で飲めるので、ビールを飲みに立ち寄ってみるつもりでどうぞ。
- ベルギービール醸造博物館
- ブリュッセル / 博物館・美術館 / 博物館
- 住所:Grand Place 10, 1000 Bruxelles地図で見る
- 電話:+32 2 513 64 79
- Web:http://www.belgianbrewers.be/en/
3位:ジャンネケ ピス(小便少女)
- 出典:tripnote.jpJeanneke-Pis
1位にランクインした小便小僧だけでなく、実はブリュッセルにはさまざまな小便OOが存在します。グランプラスの北東方向、レストランが密集しているイロ・サクレ地区(Ilôt Sacré)のほぼ真ん中に位置する小便少女(Jeanneke Pis)の像もその一つ。
なかなか分かりにくい位置にありますが、まず世界的に有名な老舗ベルギーレストラン、シェ・レオン(Chez Léon)を目印にして、その隣にあるフィデリテ袋小路(Impasse de la Fidélité)を奥に進む方法が見つけやすいですよ。
- ジャンネケ ピス(小便少女)
- ブリュッセル / その他スポット
- 住所:Impasse de la Fidélité 10-12, 1000 Bruxelles地図で見る
4位:サンミッシェル大聖堂 (Cathédrale Sts. Michel et Gudule)
13世紀から15世紀の間、約400年の歳月をかけて建てられた、ゴシック様式の壮麗な大聖堂です。ベルギーで最も格式の高い教会で、王室の冠婚葬祭にも使われています。美しいステンドグラスを見学したり、一日2回のミサの時には、パイプオルガンの美しい音色を聴くことができます。
- サンミッシェル大聖堂
- ブリュッセル / 社寺・教会 / 教会
- 住所:Parvis Sainte-Gudule, 1000 Bruxelles地図で見る
- 電話:+32 2 217 83 45
- Web:http://www.cathedralestmichel.be/
5位:モン・デ・ザールの庭(芸術の丘)(Mont des Arts)
グランプラスからベルギー王立美術館に向かう途中にある、丁寧に整備された美しい公園。この綺麗な公園の周りには、ベルギー王立美術館、マグリット美術館、楽器博物館などがあり、「芸術の丘」と呼ばれ親しまれています。高台にあるため眺めは最高。美術館めぐりで疲れたら、ここでほっと一息つくのもいいですね。
- モン・デ・ザールの庭
- ブリュッセル / 公園・動植物園
- 住所:Mont des Arts,Bruxelles地図で見る
- Web:http://www.montdesarts.com/