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見どころ③:大聖堂周辺の歴史地区を散策
市内の中心部である大聖堂周辺地区は、お店やカフェ、レストランが多く、お土産屋を見たり買い物が楽しい地区です。この地区には木組み建築はもちろん、木組みではない建物も立ち並び、様々な種類の建物が入り混じっているのが印象的です。
見どころ④:クルーズ観光
ストラスブールに来て、多くの人が絶賛するクルーズ観光。ストラスブール中心を囲むようにイル川が流れていて、そこをクルーズ船が定期的に周遊しています。クルーズの途中に停船する水門では、水位を調整して船が進むという驚きの体験ができるのも人気の理由の一つになっています。
ストラスブール中心地を1時間15分程かけて船で一周するので、ストラスブールの景色を存分に楽しむことができます。
乗り場はLe Palais Rohanのすぐ横あたり。大聖堂からそのままイル川に向かって歩いて行けば、川沿いに”Tickets"と看板が出ているので、それを辿っていき、赤いボートでチケットを買うことができます。
- イル川クルーズ(ボートラマ社)
- フランス / 乗り物
- 住所:Terrasse Rohan, 67000 Strasbourg, France地図で見る
- Web:https://www.batoramashop.com/accueil/accueil.jsp?p...
アルザス料理を堪能
アルザス料理を食べずしてストラスブールは語れない!と言えるほど、ストラスブールはフランスとドイツ両国の文化が融合したグルメの宝庫でもあります。
アルザス料理が堪能できるレストランはいくつかありますが、シーズンによっては満席で入れないこともあるので、事前に調べ予約して行くのが確実でしょう。筆者が訪れたのは、「Le Tire-bouchon」というお店です。
中に入ってみると、ノスタルジックな雰囲気。大きな古時計や、壁紙や木の梁の現し具合がどこか大正・昭和を感じるような懐かしさがあります。
メニューにはドイツの代表料理でもあるソーセージやアイスバインなどがありますが、味わいはドイツ料理というよりも、フランスっぽく洗練された味に仕上がっていました。
メイン料理と一緒に添えられるシュークルート(ザワークラウト)は、白ワインやクミン、ジュニパーベリー、 ローリエなどの香辛料で調理された発酵キャベツです。酢などの酸味料は加えない漬物なので意外と食べやすく、箸休めのような存在にもなります。オーブンで焼かれたジャガイモも一緒に提供されます。
最後にデザート。アイスやケーキやクレームブリュレなどが選べます。サイズは大きすぎず、日本人にとっては食べやすいです。
クリスマスシーズン以外であれば、ランチのコースで一人当たり15€(約1,940円)。前菜のスープから始まり、ボリュームいっぱいのメイン料理にデザートがついてこの値段なので、大満足のコースです。
- Le Tire-bouchon
- フランス / 洋食・西洋料理
- 住所:5 Rue des Tailleurs de Pierre, 67000 Strasbourg, France地図で見る
- Web:http://www.letirebouchon.fr/
おわりに
いかがでしたでしょうか。歴史あるストラスブールでは、人・建物・料理など、いたるところにアルザスの魅力を感じます。それをドイツとフランスの"融合"と取るのか、それともドイツでもフランスでもなく"これがアルザス"と取るのかは、人それぞれでしょう。
ストラスブールは、2007年からTGV(高速線)が開通したことで、アクセスが非常に良くなり、今では多くの観光客が訪れるようになりました。パリ東駅からTGVで2時間程!ストラスブール駅前から出ているトラムを利用して、中心地まで1.6€(約205円、1時間トラム・バスに何度でも乗換え可能)で行くことができ、初めての旅人にも観光しやすい街です。
フランスに来た際は是非、ストラスブールを訪れてアルザスの魅力に触れてみてください。