紅葉とお花畑の名所として人気の「赤岳」についてご紹介します!例年9月中旬から9月下旬には、日本一早い紅葉を楽しめるので、この機会にぜひチェックしてみて下さいね♪
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赤岳って、どんな山?
赤岳は北海道上川郡上川町にある標高2,078mの山で、大雪山連峰の一座です。
銀泉台の登山口から3時間かからずで登ることができ、高山植物や雪渓、素晴らしい展望を楽しめます。
また日本一早く紅葉の見頃を迎えることでも知られていて、シーズンには登山者に限らず、家族連れやカメラマンなど多くの人々で賑わいます。
例年の見ごろは9月中旬~9月下旬。絵に描いたような美しい紅葉は必見です!
紅葉とお花畑の名所!赤岳を登ろう
では、さっそく赤岳登山について詳しくご紹介していきたいと思います!
登山道の様子はもちろんのこと、お花畑や展望スポットなどの見どころについてもご紹介していくので、ぜひチェックしてみて下さいね♪
①銀泉台(登山口)
今回のスタート地点は、表大雪で最もメジャーな登山口の一つである銀泉台から!
標高1,500mまで車で入れる銀泉台には広い駐車場があり、トイレや森林パトロール事務所などがあります。
事務所前にある登山届を記入し、準備を整えたらいよいよ出発!歩き始めはつづら折りの林道を進みます。
林道の終点が赤岳登山口なので、ここから登山道の始まりです!
- 銀泉台
- 上川町(上川郡) / 展望・景観 / 紅葉
- 住所:上川町層雲峡赤岳銀泉台地図で見る
- Web:http://www.sounkyo.net/category/detail.php?id=40
②見晴台
石がごろごろとした道を登っていくと、まず見えてくるのは見晴台です。
歩き始めから既に標高1,500mをこえているので、すぐに素晴らしい眺望を楽しめます。
秋には見事な紅葉の斜面となり、登山者はもちろんのこと、観光客にも人気のスポットです。
③第一花園
見晴台から見えた斜面の中ほどまで登っていくと、第一花園に到着です。
シーズンにはチングルマやエゾコザクラをはじめ、多くの花が咲き誇ります。
ただし、7月中はまだ急で大きな雪渓が残り、その上をトラバースするので注意が必要です!
④第二花園
第一花園を過ぎると、ダケカンバの道へ。歩きやすい道のりで、周囲の自然を観察しながらゆったりと歩けます。
林道を抜けると大きな岩が目立ち始める道に。
傾斜はそれほどきつくなく、緩やかな斜面を登っていき第二花園へ。振り返ると石狩岳や二ペソツ山などの山々が見渡せ、気持ち良く歩いて行けます。
斜面と平坦地を繰り返しながら、高度をあげていきましょう!
⑤奥の平
緩やかに登っていった先に見えてくるのが奥の平。
休憩にちょうどいいベンチがあり、その先には再びお花と絶景のコラボレーション!
飽きさせない景色が続く登山道も赤岳の魅力です♪
⑥コマクサ平
奥の平から岩のゴロゴロとした道を登っていくと、次はコマクサ平に到着です。標高1,842m地点で、こちらにもベンチがあるので一休憩にピッタリ♪
更に歩き進めていくと、携帯トイレブースが設置されています。
トイレブースを過ぎて平坦な道をいくと、いよいよ急な登りの登場です!
⑦第三雪渓の登山道
これまでの道のりのなかで一番の急登の第三雪渓の登山道!
下から見るとかなり急に見えますが、標高差は100mあまり。登り始めると、疲れは感じるものの意外とすいすい登れることに驚かれるかもしれません♪
この急登を登り終えて再び平坦な道を行くと、最後の登りに突入です!
⑧第四雪渓の登山道
第四雪渓まで来れば、赤岳頂上はもうすぐそこです!
岩や石がゴロゴロとしていて歩きづらいですが、標高差は第三雪渓より小さいです。
黄色くペイントされた岩を追って登っていくと、岩が積み重なった赤岳の頂上が見えてきます。
カムイミンタラの素晴らしい景色も目前なので、最後のひと頑張りです!
⑨赤岳頂上
標高2,078mの赤岳頂上に到着です!
広い山頂で休憩にピッタリで、旭岳や白雲岳、北鎮岳や黒岳などの表大雪の山々がずらりと見渡せます!
神々の遊ぶ庭・カムイミンタラにふさわしい景色を堪能できるので、ぜひ赤岳に登ってみて下さいね♪
おわりに
紅葉とお花畑の名所として知られる「赤岳」のご紹介はいかがだったでしょうか?
お花や展望など、次から次へと目に飛び込んでくる景色はもちろんのこと、道も平坦と斜面とを適度に繰り返すので飽きずに登っていくことができます。
2024年の銀泉台・赤岳の紅葉は順調に進んでいていて、既に紅葉シーズン入りしています!絵に描いたような素晴らしい紅葉を楽しめるので、ぜひこの機会に赤岳を訪れてみて下さいね♪