遠方の地に早く向かうのに大変便利な移動手段、飛行機。地上を何時間もかけて移動していた時代が嘘のように、目的地まであっという間に連れていってくれますよね。その便利さは重重理解していても、飛行機特有の揺れに恐怖心を抱き、「極力、飛行機は避けたい」と思れている方も多いのではないでしょうか?その恐怖を完璧に克服するのはかなり難しいですが、ちょっとした対処法で軽減させることはできるかもしれません。今回は、飛行機の揺れが怖い・苦手な方に試してほしい、簡単にできる6つの対処法についてご紹介します。
この記事の目次表示
対処法その①:揺れるタイミングや理由を知る
揺れるタイミングや理由について知るといっても、専門的なことではありません。飛行機が苦手で避けてきた方に多いのですが、ちょっとした揺れで大変怖がってしまうことがあります。
そもそも一切揺れないフライトはありません。乱気流に巻き込まれていなくても、危険に晒されていなくても、飛行機には揺れるタイミングがあります。
例えば、離着陸時です。シートベルト着用サインが必ず点灯するこの間は、必ず揺れます。
それ以外にも、飛行機が苦手な方が驚かれるタイミングとしては、シートベルト着用サイン点灯前後の上昇時や下降時です。高度を変える際は機体が煽られやすく揺れることが多いですが、至って普通のことなので心配ありません。
他には雲の中や、車輪が出るタイミングなども揺れるので、こういった揺れは当然のことと予め思っておくと少し気が楽になります。
対処法その②:飛行機が墜落する確率を知る
アメリカの国家運輸安全委員会 (NTSB) の行った調査で、飛行機で死亡事故に遭遇する確率は10万分の1未満との結果が発表されています。
ちなみに日本では、1985年の日航機墜落事故以来、飛行機の墜落事故は1度も起きていません。
国土交通省が発表した2016年のデータによると、1日の間だけでも2,700機もの旅客機が国内を飛び回っているそうです。それだけ飛んでいても墜落事故は、1985年以降起きていないことを考えると、飛行機がいかに安全か判ることかと思います。
よく言われる例えではありますが、地上で交通事故に巻き込まれる可能性の方が圧倒的に高いと考え、気分を落ち着かせて飛行機に乗りましょう。
対処法その③:寝る
飛行機に乗ってからの対処法として一番オススメなのが「寝る」ことです。
緊張してしまってなかなか寝付けないという方も多いかと思いますが、機内で眠れるように前日の睡眠時間を調整したり、朝早い便を選んでみたり、少しでもリラックスして眠れるようにアイマスクなどを用意してみるのも1つの手です。
機内で眠ることさえできれば、起きた時には目的地といった具合に、恐怖を大幅に軽減することができます。
対処法その④:趣味に没頭する
趣味に没頭して、揺れから意識をそらす作戦です。
熱中しているゲームを持っていったり、旅先のガイドブックを読んだり、気になっていた雑誌や好きな漫画などの新巻を読まずにこの時のためにとっておくのもオススメです。
他にも好きな音楽に聞き入るのもオススメです。
揺れを感じた際には、周囲の人に迷惑にならない程度にボリュームを上げ、曲に合わせて全身でリズムにのってみると、機体の軋む音や、少しですが揺れをごまかせます。