この記事の目次表示
多くの文学作品の舞台になった「円覚寺」
- 出典:tripnote.jp
明月院の次に訪れる「円覚寺」は、鎌倉五山第二位に列せられるお寺。鎌倉幕府八代執権の北条時宗が弘安5年(1282年)に創建した臨済宗・円覚寺派総本山です。
円覚寺の象徴ともいえる荘厳な雰囲気の山門は、夏目漱石の『門』に描かれ、川端康成の『千羽鶴』では円覚寺の茶会が舞台となるなど、多くの文学作品の舞台になっています。
また仏殿後方に広がる、方丈の庭園も見応えがあります。妙香池(みょうこうち)という心字池を中心につくられており、周囲の自然林を含めて国の名勝に指定されています。
- 円覚寺
- 鎌倉 / 寺
- 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409地図で見る
- 電話:0467-22-0478
- Web:http://www.engakuji.or.jp/
金運アップのパワースポット「銭洗弁財天 宇賀福神社」
- 出典:tripnote.jp
円覚寺の参拝を終えたら、続いて向かうのはお金を洗って金運アップを願うパワースポット「銭洗弁財天」。北条時頼が奥宮の霊水で銭を洗い、一族繁栄の祈願をしたのが始まりだと言われています。
- 出典:tripnote.jp銭洗い
ザルにお金をいれて、柄杓で3杯ほど水をかけてお金を清めますが、洗ったお金が何倍にもなると言われているので、小銭だけでなくお札を洗うのもおすすめ。洗ったお金を有意義に使うことで金運がアップするのだそう。
さて、「銭洗い」には、いくつかの方法あります。無料のざるにお金を乗せ、水を掛けて銭を洗う簡単なものから、「100円の参拝キット(ロウソク、線香、ざる)」を使ってお参りするもの、さらには「100円の参拝キット」に加えて神様に卵をお供えするものまでありますよ。
- 銭洗弁財天 宇賀福神社
- 鎌倉 / パワースポット / 神社
- 住所:神奈川県鎌倉市佐助2-25-16地図で見る
- 電話:0467-25-1081
国宝に指定されている「鎌倉の大仏」
- 出典:tripnote.jp
銭洗弁財天で金運アップを願った後は「高徳院」へ。鎌倉のシンボルと言える「鎌倉の大仏」が鎮座するお寺です。鎌倉の大仏は高さ11.3m、重さ12tの大きな青銅製の阿弥陀如来様で、国宝に指定されています。
- 出典:tripnote.jp
大仏の後方の脇に入り口があり、20円の拝観料を支払えば、「胎内拝観」といって大仏のなかに入ることも可能。胎内に照明はなく、背中にある窓から自然の光を取り入れています。
- 鎌倉の大仏
- 鎌倉 / 寺
- 住所:神奈川県鎌倉市長谷4丁目2番28号地図で見る
- 電話:0467-22-0703
- Web:http://www.kotoku-in.jp/
日本最大級の観音菩薩が祀られている「長谷寺」
- 出典:tripnote.jp
鎌倉の大仏が鎮座する高徳院から、徒歩8分ほどの場所にある「長谷寺」。観音堂に安置されているご本尊の十一面観音菩薩は、高さ9.18mをほこる日本最大級の木彫仏で、そのスケールに感動を覚えることでしょう。
また鎌倉でも有数の景勝地で、境内の「見晴台」からは長谷の街並みや相模湾を見渡せます。見晴台のそばには海を眺めながら食事が楽しめる食事処「海光庵」も。
そして長谷寺といえば、アジサイも忘れてはいけません。観音山の傾斜を利用した「眺望散策路」の周辺には40種類以上、約2,500株ものアジサイが群生しています。6月〜7月にかけてさまざまな色のアジサイが咲き誇り、この時期は入場制限がかかるほど多くの参拝客が訪れます。
- 長谷寺
- 鎌倉 / 寺 / パワースポット / あじさい名所
- 住所:神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2地図で見る
- 電話:0467-22-6300
- Web:http://www.hasedera.jp/
おまけ:天気の良い日には「由比ヶ浜」で夕日を眺めよう
長谷寺の参拝を終えた後、天気が良い日であればぜひ立ち寄りたいスポットが「由比ヶ浜」。江ノ島方面に沈む夕日が眺められる、人気の夕日スポットです。穏やかな海を眺めながら、砂浜でのんびりと日の入りを待つ時間は最高ですよ。