盛岡駅近くで郷土料理を存分に楽しみたい方に、おすすめのお店をご紹介します!夕食、朝食でそれぞれおすすめのスポット(盛岡駅から徒歩圏内)があります。筆者が実際に訪問し食事を堪能してきましたので、お料理の様子も写真たっぷりに解説しています。
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盛岡の旅の拠点は「アートホテル」
まずは旅の拠点となる「アートホテル盛岡」をご紹介します。普通のビジネスホテルでは物足りないけどズバ抜けて高価なホテルを求めている訳ではない、という方にぴったりのホテルです。盛岡駅から徒歩約9分でアクセス可能です。
ホテルの様子を少しご紹介します。1階ラウンジには洒落たソファや椅子が用意されていて、団らんにはぴったりの雰囲気となっています。
お部屋は、ダブルルーム、クイーンルーム、ツインルーム、デラックスツインルーム、トリプルルームから選べます。非常に清潔感があり、木のぬくもりが感じられる居心地抜群の空間。薄型テレビ、空気清浄機などの設備も整っています。
旅のプランとしては、アートホテル盛岡に宿泊し、夜は以下でご紹介する「南部藩長屋酒場」で夕食を楽しみ、翌朝はホテルの郷土料理バイキングを頂くと、夜も朝も郷土料理づくしとなります!
夕食におすすめな「南部藩長屋酒場」
盛岡さんさ踊りの実演がある
南部藩長屋酒場は、「ここ一軒で岩手県」をコンセプトに掲げる飲食店です。盛岡駅から徒歩約12分でアクセス可能で、レストランやホテルなどが充実したとても賑やかなエリアである大通商店街の一角に位置しています。アートホテル盛岡からも徒歩約3分と近いです。
人気店のため、あらかじめ訪問日が決まっている場合は、事前予約がおすめ。毎日19時~と21時~「盛岡さんさ踊り」の実演を行っていますので、見学されたい方は予約時間の参考になさってみて下さい。間近で見ると大迫力で胸が熱くなるのでおすすめです!
店内・座席の様子
お店は、店外店内共に非常にユニークな造りです。入口は非常に小さく、頭を下げて入店する仕組みで、まるで秘密基地にやってきたような気持ちになります。
店内は居酒屋らしく、照明は暗めの雰囲気。和の空間になっていて、座席は、炉端席、お座敷席、ボックス席があります。なかでも「炉端席」はお店の中心を囲むように配置された席で、居心地が良いです。
食事のレビュー
まずはその日のお通しが出されました。「カワハギとイカ焼き」は、自分で火加減を見ながらお好みの硬さに焼いて食べます。「豚肉の味噌煮込み」は、味噌ダレが美味な一品です。お通しから豪華な印象です。
お酒でおすすめなのは、「南部鉄器酒」。岩手の伝統工芸品・南部鉄器に、地酒・あさ開が注がれています。実際に鉄器を温めながら地元の日本酒を頂けるという、貴重な体験ができます。
サラダには海鮮とワカメがふんだんにのっていて、三陸海岸の新鮮な魚介類を堪能できます。また、岩手県はワカメの生産高全国一位の規模ですので、ワカメはぜひとも試したいところです。「ワカメしゃぶしゃぶ」などの珍しいメニューもあります。
温かいものが食べたくなったら鍋もおすすめ。「岩手南部の鍋」は、4種類(せんべい鍋、ひっつみ鍋、まんじゅう麩鍋、はっと鍋)の用意があります。筆者は南部せんべいがのった「せんべい鍋」を頂きました。ジューシーでたまらない食感です。
盛岡は名水どころでもありますので、お豆腐も魅力的です。「湯豆腐」や「豆腐田楽」などが頂けます。大豆の産地としての歴史も長いので、田楽にかけられた味噌も絶品です。
麺類では、盛岡三大麵(わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺)を注文できます。「わんこそば」は歯切れがよく食べやすいです。5杯でもボリュームがあり、お腹もある程度満足できるでしょう。
デザートでは、「小豆ばっとう」が圧倒的におすすめです。小豆ばっとうとは、甘さ控えめに煮た小豆のなかに短めの手打ちうどんを入れた、伝統的な郷土料理です。柔らかな食感で、おしるこよりもさっぱりと食べられます。
その他にも地元ならではのメニューが多数ありますので、ぜひ直接店舗へ足を運んでみて下さい!一部のメニューは公式ホームページでも確認できます。