【長野】1泊2日で善光寺・鏡池・戸隠神社を巡る観光モデルコース

この記事の目次表示

• 1日目ランチ：長野駅周辺でご当地ランチ
• 1日目午後：「善光寺」参拝と仲見世通り散策
•    欠かせない「お戒壇巡り」
•    「山門」からの絶景も見逃せない
•    仲見世通りを散策
•    おまけ：長野県信濃美術館 東山魁夷館や長野市城山動物園もほど近く
• 1日目夜：長野市内に宿泊
• 2日目午前：鏡池＆戸隠神社の「奥社」と「九頭竜社」を参拝
•    まずは「鏡池」へ
•    続いて杉並木で有名な戸隠神社の「奥社」へ
•    「奥社」と並ぶ「九頭竜社」も参拝
• 2日目ランチ：戸隠名物「戸隠そば」を堪能
• 2日目午後：戸隠神社の「中社」「火之御子社」「宝光社」を参拝
•    学業成就・商売繁盛にご利益がある「中社」
•    芸能上達の神さま「火之御子社」
•    女性と子どもの守り神である「宝光社」
•    五社めぐりの移動手段について
• 長野のお土産はこちらでチェック！

2日目午前：鏡池＆戸隠神社の「奥社」と「九頭竜社」を参拝

2日目は戸隠方面へ。絶景スポットとして人気の「鏡池」と、奥社・九頭龍社・中社・宝光社・火之御子社の全部で五社からなる「戸隠神社」を訪れましょう。

まずは「鏡池」へ

• 

戸隠地区には美しい池が多数ありますが、中でも周辺の山々を鏡のように映すスポットとして、多くの写真家を虜にしているのが鏡池です。どの季節も素晴らしい景色が楽しめますが、人気はやはり秋。空気も水も澄み切った水面に、青空と艶やかな紅葉と迫力のある戸隠山が映し出されます。

続いて杉並木で有名な戸隠神社の「奥社」へ

• 

鏡池のあとは、まず戸隠神社の「奥社」へ。戸隠神社は霊山・戸隠山の麓を中心に創建された神社で、二千年余りに及ぶ歴史を刻む名社です。奥社・九頭龍社は隣接していますが、あとの三社はそれぞれ離れた場所に位置しています。奥社や中社のみを参拝して帰る方も多いのですが、せっかくなら五社すべてを訪れたいもの。1日あれば五社を巡ることは十分可能ですので、午前と午後に分けて五社を参拝しましょう。

最初に向かう奥社は、戸隠神社のシンボルとも言える、樹齢400年を超える杉並木が並ぶ参道が特に有名な社です。奥社の祭神は、天手力雄命（あめのたぢからおのみこと）。昔、天照大神（あまてらすおおみかみ）が、弟の素戔鳴尊（すさのおのみこと）の乱暴を怒って天の岩屋へお隠れになったとき、閉じられていた岩戸を開けたと言われている神様です。

• 

参道入り口から奥社までは、徒歩で片道30分〜40分ほど。最後は登りになっており、特に日頃あまり歩く習慣がない方にはなかなかハードな道のりではありますが、圧巻の杉並木や、杉並木の周囲を囲む森の景観を楽しみながらゆったり歩きましょう。

「奥社」と並ぶ「九頭竜社」も参拝

• 出典：tripnote.jp

九頭竜社は奥社のすぐ近くにあり、九頭龍大神（くずりゅうのおおかみ）がお祀りされています。生命の源、水を司る雨乞いの神として尊信されています。

2日目ランチ：戸隠名物「戸隠そば」を堪能

• 出典：tripnote.jp戸隠そば

奥社と九頭竜社を参拝したあとは、休憩がてらランチがおすすめ。戸隠名物である「戸隠そば」を食べられる名店が多数あるので、気になるお店を選んでみてください。特に人気のお店は「そばの実」や「うずら家」、「二葉屋 葉隠」に「奥社前なおすけ」など。なお休日は行列ができるお店も多いので、並ぶ時間がもったいないという方は候補のお店をいくつか決めておくことをおすすめします。

2日目午後：戸隠神社の「中社」「火之御子社」「宝光社」を参拝

戸隠そばでお腹を満たしたあとは、「中社」「火之御子社」「宝光社」を訪れましょう。奥社・九頭竜社を含め、周る順番には特に決まりはないので、ランチをとったお店に近い場所から参拝してみてください。

学業成就・商売繁盛にご利益がある「中社」

• 出典：tripnote.jp

多くの蕎麦屋や観光案内所などがある、戸隠のほぼ真ん中に鎮座するお社で、御祭神として天八意思兼命（あめのやごころおもいかねのみこと）がお祀りされています。学業成就、試験合格、商売繁盛にご利益があるとされ、また家内安全の守り神として尊信されている神社です。

芸能上達の神さま「火之御子社」

• 出典：tripnote.jp

御祭神として、天鈿女命（あめのうずめのみこと）がお祀りされているお社です。五社の中では一番こじんまりとしており、訪れる人もあまり多くありません。舞楽芸能上達、開運、縁結びの他、火防の守り神として尊信されています。

女性と子どもの守り神である「宝光社」

• 出典：tripnote.jp

長い階段を登った先にある、天表春命（あめのうわはるのみこと）を御祭神として祀られているお社。女性と子どもの守り神として尊信されています。戸隠五社のなかでは、長野市街地にもっとも近い神社です。

五社めぐりの移動手段について

最後に、戸隠神社の五社をめぐる移動手段についてご紹介しておきます。

車で戸隠を訪れる場合、いずれの神社にも駐車場が併設されているので、神社間をすべて車で移動することは可能です。ただし、駐車可能台数は以下の通り異なります。

• 奥社・九頭竜社付近：奥社入口駐車場約120台（3時間まで1回600円）、奥社参拝駐車場約45台（1回600円）
• 中社付近：中社参道入口駐車場20台（無料）、中社参拝西駐車場100台（無料）
• 火之御子社付近：火之御子社駐車場3台（無料）
• 宝光社付近：宝光社駐車場駐車場20台（無料）

奥社・九頭竜社付近の駐車場がもっとも混雑する可能性が高いため、満車の場合は中社近くの駐車場に停めて、バスで神社間を移動するのがおすすめ。もし徒歩で移動する場合は、奥社と中社は2.5kmほど離れているため、移動時間は40分ほど見ておく必要があります。

なお駐車場が最も少ない火之御子社から宝光社までは約600mほどなので、この間は徒歩で移動するのも良いでしょう。

車ではなく公共交通機関を使って戸隠へ向かう場合は、長野駅前から出ているアルピコ交通の「ループ橋経由戸隠高原行き」を利用しましょう。戸隠神社近辺では、「戸隠宝光社」「戸隠中社」「戸隠奥社入口」などに停車します。なお同じバスが「鏡池入口バス停」にも停車しますが、そこから鏡池までは約2km、徒歩で30分ほどかかります。

長野のお土産はこちらでチェック！

• 

りんごや栗を使ったスイーツに、地元で長年愛されているロングセラーのお菓子、名物であるワインや野沢菜、信州そばに定番人気の八幡屋礒五郎の唐辛子など、長野でおすすめのお土産は以下の記事でチェックできます。