パリで絶対訪れたい主要観光スポットと、日帰りで行けるベルサイユ宮殿、モンサンミッシェルを訪れるモデルプラン。初めてのパリ旅行者に楽しめるように、王道スポットをしっかり抑えています。教科書で見た歴史的な建造物の数々や絵画を見学したり、あのルイ14世やマリー・アントワネットの軌跡に触れたり、どきどきわくわくな旅が待っていますよ。ぜひ旅計画の参考にして下さいね。
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1日目:パリへ出発
[10:00~12:00]日本出発
ANA、JAL共にパリのシャルル・ド・ゴール空港行の直行便が出ています。どちらも10時~12時に出発し、約12時間半のフライトです。エールフランスだと1日3便出ているので好きな時間を選べます。
[16:00~17:00]シャルル・ド・ゴール空港着
ANA、JALを利用した場合、同日の16時~17時頃に到着します。空港からパリ市内までは様々なアクセス方法があり、鉄道だとパリ市内にある北駅まで約25分、バスの場合パリ市内まで約40~70分です。この日はホテル付近で夕食をとり、夜はゆっくり休んで明日からの観光に備えましょう。
2日目:パリの王道観光スポット巡り
それでは待ちに待った観光初日!2日目はたっぷり1日かけて、パリの主要観光スポットを周ります。
[9:00]エッフェル塔へ
言わずと知れたパリのシンボルであり、優雅に佇むエッフェル塔。鉄の貴婦人とも言われるエッフェル塔はどこから見ても美しい姿をしていますが、ぜひ近くで見てみたいですよね。
エッフェル塔下にある広大な庭園、シャン・ド・マルス公園からがベストショットになります。高さ324m、空高く伸びるエッフェル塔には3つの展望台があります。チケット売り場はいつも長蛇の列なので、事前にチケットを購入しておくのがおすすめです。こちらのエッフェル塔公式サイトから購入できます。
RER最寄り駅:Champ de Mars Tour Eiffel
- シャン・ド・マルス公園
- パリ / 公園・動植物園 / 公園
- 住所:2 Allée Adrienne Lecouvreur, 75007 Paris, フランス地図で見る
[10:00]凱旋門に登る
エッフェル塔と並ぶ人気観光スポットの凱旋門。「凱旋門」とは、戦勝を記念して建設された門のことを指し、パリの凱旋門は正式にはエトワール凱旋門と呼びます。1806年ナポレオンの命で建設が始まり、約30年かけて建てられました。
実際近くで見ると予想以上の大きさと、繊細な彫刻に圧倒されます。
そしてあまり知られていませんが、実はこの凱旋門に上ることができます。エッフェル塔と違い、凱旋門は空いているので穴場です。長い螺旋階段を登り終えると屋上へ辿り着き、そこからパリ市内を一望できます。
エッフェル塔を眺めることができたり、凱旋門から放射線状に12本の通りが伸びているのがよくわかりますよ。
[11:00]シャンゼリゼ大通りを歩く
凱旋門から伸びている通りの一つが、有名なシャンゼリゼ大通りになります。凱旋門を観光した後は、ぜひシャンゼリゼ大通りを歩いてみましょう。パリ一の繁華街の雰囲気を楽しめます。
[13:30]パレ・ガルニエ(オペラ座)見学
あの有名な小説『オペラ座の怪人』の舞台ともなったパレ・ガルニエ。こちらもナポレオンの命で建設され、1875年に完成しました。
オペラ座は内部を見学することができます。館内はまるで宮殿のような華やかな空間が広がります。「夢の花束」と言われる有名なシャガールの天井画も必見です。
もちろんバレエやオペラが開催されており、オペラ座公式サイトから事前に購入するか、当日席が空いていたら窓口でも購入できます。
- オペラ座
- パリ / エンターテイメント
- 住所:Opera Garnier,Pl. de l Opera 75009 Paris地図で見る
- Web:https://www.operadeparis.fr/en
[15:00]ルーブル美術館見学
それでは次の目的地に移動します。パリにはたくさんの美術館・博物館がありますが、絶対に訪れたいのがこちらの世界最大級の広さと来客数を誇る「ルーヴル美術館」です。
約3万5,000点の絵画、工芸品、彫刻などが展示されています。中はフラッシュをたかなければ写真撮影OK。誰もが教科書で見た『モナリザ』や『ミロのヴィーナス』といった有名な作品を目の前に感動します。
全部見て周るには1日かかってしまうので、見たいものを抑えて周ることをおすすめします。ルーヴル美術館も大変混んでいますので、あらかじめルーヴル美術館公式サイトからチケットを購入しておくとスムーズです。
- ルーブル美術館
- パリ / 博物館・美術館 / 美術館
- 住所:Palais Royal, Musée du Louvre, 75001 Paris, France地図で見る
- Web:http://www.louvre.fr/jp
3日目:ベルサイユ宮殿日帰りとセーヌ川クルーズ
[8:30]ベルサイユ宮殿へ出発
3日目はベルサイユ宮殿に足を運びましょう。パリ市内から列車で約30分~40分、個人で行くことも可能ですが、パリから日帰りオプショナルツアーがたくさん出ています。今回は海外現地ツアー専門「VELTRA」のベルサイユ宮殿半日観光ツアー・日本語ガイド 75€(約8,800円)を例に紹介します。
[9:30]ベルサイユ宮殿到着・見学
門から宮殿に辿り着くまでの長い道のりに、ベルサイユ宮殿の壮大さをまず実感。宮殿の敷地は千ヘクタール、なんと東京ド―ム200個以上となります。元々はルイ13世が狩猟用に建てた小さな館でしたが、太陽王ルイ14世が増築を繰り返し、この壮大で豪華絢爛な宮殿となりました。
17~8世紀のフランスのバロック建築・美術の集大成と言われ、世界遺産に登録されています。
内部も目がくらむような豪華さです。写真左下は「ヘラクレスの間」の巨大天井画で、ルイ14世時代の最高傑作と言われています。そして最大の見所は「鏡の回廊」。中は壁一面に357枚もの鏡が張り込まれた回廊になっており、煌びやかな世界に圧倒されます。
ルイ16世に嫁いだマリーアントワネットもこのヴェルサイユ宮殿に暮らしていたことで有名です。マリーアントワネットと子供達を描いた肖像画が飾られています。そして写真右下、歴代王妃が使った寝室では、マリーアントワネットが使用していた時の装飾が再現されています。
ルイ14世が最も力を入れたと言われる庭園もとても美しいです。
半日ツアーの場合11時半頃にベルサイユ宮殿を出発し、12時半頃ににパリに戻ります。
- ヴェルサイユ宮殿
- フランス / 建造物 / 観光名所 / 城・宮殿
- 住所:Place d'Armes, 78000 Versailles, フランス地図で見る
- Web:http://www.chateauversailles.fr/
[14:30]セーヌ川クルーズ
パリに戻ってランチを終えたら、優雅なセーヌ川クルーズはいかがでしょうか。遊覧クルーズであれば現地で当日チケットを購入できます。いくつかクルーズの会社がありますが、1時間のクルーズで約15€(約1,700円)です。
クルーズでは、たくさんの歴史的建造物を見ることができます。セーヌ川から眺めるエッフェル塔も特別です。
そしてこちらが必見の名橋「アレキサンドル三世橋」。アールヌーヴォーの街灯や黄金の女神像などが、優美でパリらしい雰囲気を醸し出しています。ツアー予約サイトのVELTRAでは、様々なクルーズ会社のプランが紹介されています。ランチやディナークルーズもあり、こちらは予約しておくと確実です。
- アレキサンドル三世橋
- パリ / 建造物
- 住所:Pont Alexandre III | Quai d'Orsay, 75008 Paris, France地図で見る
[16:00]モノプリでお土産探し
クルーズの後の時間は、自由に気ままにパリを散策してみて下さい。ちなみにお土産選びに必ず訪れてほしいのが、通称モノプリで親しまれているフランスの有名スーパー「Monoprix」。
こちらの可愛いエコバックは日本でもファンが多いです。なんと一つ約1.5€(約170円)という価格なので、ばらまき土産にオススメです。パリの至る所に店舗がありますが、凱旋門近くにある「Monoprix TERNES」は大きい店舗の一つです。
- モノプリックス テルヌ店
- パリ / スーパー・コンビニ
- 住所:25 AVENUE DES TERNES, 75017 PARIS地図で見る
- Web:https://www.facebook.com/Monoprix/